アルパカスのギタリスト兼ボーカリスト・サトミさんのペダルボードを見せてもらうのは、これで2度目になる。ちょっと前にサトミさんから、手放してもいいスイッチャーを持っていないか尋ねられたことがあり、その流れでペダルボードを見せてもらったのが1度目だった。その時は使ってないスイッチャーとしてJOYOのPXL8があったので見てもらったのだが、それにはピンと来てないようだった。
それから少しばかり日が経って、僕はこのブログを始めた。記事のネタとしてお客さんのペダルボードを見せてもらおうかと考えてたところへ、アルパカスの練習で来店したサトミさんが、「スイッチャーを買いました」と言ってきた。タイミングがいい。第1号としてサトミさんのペダルボードを紹介させてもらうことにした。
サトミさんの愛機フェンダーメキシコのストラトキャスターから、まず最近導入したという5ループのスイッチャーへ。機種はOne ControlのIguana Tail Loop2。6つのエフェクターへ電源供給できるDCアウトとチューナーアウト、スリムなボディサイズが購入の決め手だったようだ。
ループ1にはクランチ用にMaxon ST-9がつながっているのだが、このペダルこそがサトミさんがスイッチャーを導入しようと思った最大の理由だった。かなり古い機種のようでフットスイッチの状態があまり良くないため、スイッチのON/OFFを繰り返すのを避けるために常にONの状態にしておけるスイッチャーを導入することにしたのだ。
ループ2にはEMMAのReezaFRATzitz II。楽器堂Opusイオン店のKさんに薦められたディストーションで、ネット上の口コミでも評判が良かったので、値段は高かったが購入したそうだ。Biasコントロールが使いやすく、ヌケの良い音を作る時に重宝しているとのこと。
ループ3には何も繋がっていない。
ループ4にはBOSSのデジタルディレイDD-2。セッティングは浅め。
ループ5には同じくBOSSのデジタルディレイDD-5。こちらは深めのセッティングで海の底のようなメチャクチャな感じにしてあるとのこと。
チューナーアウトに繋がているのはKORGのpitchblack。
上記5台のペダルが繋がったIguana Tail Loop2のスイッチ部には踏み間違えないよう、目印として歪み系には赤、空間系には黄色のテープが貼ってある。また、歪み系以外のペダルはツマミをテープで固定してセッティングが変わらないようにしている。
スイッチャーを導入した感想としては、導入前に気になっていた直列に繋いだ2台のBOSSのディレイの音痩せが、ディレイを使わないときは信号がディレイを通らないため多少改善された…と思ってないとやってられないそうだ。
ちなみにIguana Tail Loop2のアウトから繋がるサトミさんのアンプはFender Twin Reverbである。
ところでペダルボード上にはまだ3つのエフェクターが並んでいる。
ボードの左側にまとめられたそれらはギター用エフェクターだが、ボーカル用として使っているらしい。
まず誰かの手によって改造されたARIONのコーラスペダルSCH-Zは、Opus本店のMさんに薦められて購入したもの。そこからBOSSのデジタルディレイDD-3へ繋がり、シャウトする時にENVYぽくなるようにセッティングしている。
最後に繋がるのがGuyatoneのアコースティックギター用プリアンプPA2。ライブ環境の変化に対応するため組み込んでいるそうで、PA側であまり音量が上がらないような場合に、PA2で無理矢理音量を上げるような荒い感じで使っているそうだ。
ということで、3台のBOSSデジタルディレイを並べたかった等、色んな思惑がちりばめられたサトミさんのペダルボードを見せてもらったが、これら全てのペダル類が収められるのがCNB製エフェクターケース。(※サイズ的におそらくPDC-9000)。サトミさん曰く「ポストロック感」を出すために、底に木の板を敷きバンド兼建築家を演出しているのだそうだ。
「落ち着いた感じを見せながらも、音は落ち着かせないぜ、今夜は寝かせないぜ的な…」
だそうである!
それから少しばかり日が経って、僕はこのブログを始めた。記事のネタとしてお客さんのペダルボードを見せてもらおうかと考えてたところへ、アルパカスの練習で来店したサトミさんが、「スイッチャーを買いました」と言ってきた。タイミングがいい。第1号としてサトミさんのペダルボードを紹介させてもらうことにした。
サトミさんの愛機フェンダーメキシコのストラトキャスターから、まず最近導入したという5ループのスイッチャーへ。機種はOne ControlのIguana Tail Loop2。6つのエフェクターへ電源供給できるDCアウトとチューナーアウト、スリムなボディサイズが購入の決め手だったようだ。
ループ1にはクランチ用にMaxon ST-9がつながっているのだが、このペダルこそがサトミさんがスイッチャーを導入しようと思った最大の理由だった。かなり古い機種のようでフットスイッチの状態があまり良くないため、スイッチのON/OFFを繰り返すのを避けるために常にONの状態にしておけるスイッチャーを導入することにしたのだ。
ループ2にはEMMAのReezaFRATzitz II。楽器堂Opusイオン店のKさんに薦められたディストーションで、ネット上の口コミでも評判が良かったので、値段は高かったが購入したそうだ。Biasコントロールが使いやすく、ヌケの良い音を作る時に重宝しているとのこと。
ループ3には何も繋がっていない。
ループ4にはBOSSのデジタルディレイDD-2。セッティングは浅め。
ループ5には同じくBOSSのデジタルディレイDD-5。こちらは深めのセッティングで海の底のようなメチャクチャな感じにしてあるとのこと。
チューナーアウトに繋がているのはKORGのpitchblack。
上記5台のペダルが繋がったIguana Tail Loop2のスイッチ部には踏み間違えないよう、目印として歪み系には赤、空間系には黄色のテープが貼ってある。また、歪み系以外のペダルはツマミをテープで固定してセッティングが変わらないようにしている。
スイッチャーを導入した感想としては、導入前に気になっていた直列に繋いだ2台のBOSSのディレイの音痩せが、ディレイを使わないときは信号がディレイを通らないため多少改善された…と思ってないとやってられないそうだ。
ちなみにIguana Tail Loop2のアウトから繋がるサトミさんのアンプはFender Twin Reverbである。
ところでペダルボード上にはまだ3つのエフェクターが並んでいる。
ボードの左側にまとめられたそれらはギター用エフェクターだが、ボーカル用として使っているらしい。
まず誰かの手によって改造されたARIONのコーラスペダルSCH-Zは、Opus本店のMさんに薦められて購入したもの。そこからBOSSのデジタルディレイDD-3へ繋がり、シャウトする時にENVYぽくなるようにセッティングしている。
最後に繋がるのがGuyatoneのアコースティックギター用プリアンプPA2。ライブ環境の変化に対応するため組み込んでいるそうで、PA側であまり音量が上がらないような場合に、PA2で無理矢理音量を上げるような荒い感じで使っているそうだ。
ということで、3台のBOSSデジタルディレイを並べたかった等、色んな思惑がちりばめられたサトミさんのペダルボードを見せてもらったが、これら全てのペダル類が収められるのがCNB製エフェクターケース。(※サイズ的におそらくPDC-9000)。サトミさん曰く「ポストロック感」を出すために、底に木の板を敷きバンド兼建築家を演出しているのだそうだ。
「落ち着いた感じを見せながらも、音は落ち着かせないぜ、今夜は寝かせないぜ的な…」
だそうである!
One Control ワンコントロール エフェクター 5ループスイッチャー Iguana Tail Loop 2 | |
One Control | |
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【中古】MAXON マクソン / ST-9 Super Tube Screamer 【梅田店】 | |
MAXON | |
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Emma エマ ディストーション ReezaFRATzitz 2 【国内正規輸入品】 | |
EMMA | |
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【中古】BOSS ボス / DD-5 【神戸三宮店】 | |
BOSS | |
BOSS |
KORG ペダル式チューナー pitchblack ピッチブラック ギター/ベース用 PB-01 | |
KORG | |
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ARION アリオン Chorus コーラス SCH-Z | |
ARION | |
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BOSS Digital Delay DD-3 | |
BOSS(ボス) | |
BOSS(ボス) |
CNB コンパクトエフェクター・マルチエフェクター用ケース PDC-9000 Black | |
CNB | |
CNB |
あんなよく分からない話を面白く書いて頂きありがとうございます。笑