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アルパカスのベーシスト・コッピーさんと愛機であるエドワーズのプレシジョンタイプのベース。
コッピーさんにとって4本目となるこのベースは、アルパカス加入後にOpus本店で購入したものらしい。加入当初はドラマーのセキさんからムーンのベースを借りて弾いていたのだが、いつまでも借りっ放しになるのはイヤだと思い、このベースの購入に踏み切ったそうである。
だが、アルパカスに加入する前からコッピーさんはベーシストのはず。なぜ所有するバッカスのジャズベタイプの5弦ベースを使用しなかったのだろう。
彼を知る誰もが抱くそんな疑問を本人にぶつけてみた。
「ジャズベは自分に似合わないと思って…」
彼はそう答えた。
買う前に気づかなかったようである。
では、なぜアルパカスで使用するベースとして、プレベを選んだのだろうか。
驚いた事に彼は、「スティングレイは当たり前すぎて面白くない…」とか、「ワーウィックはフニャフニャした形が嫌い…」等、色々考えて消去法を用いた末にやっとたどり着いたはずのプレベなのに、「プレベはロックだから…」とカッコつけたのである。
なぜエドワーズだったかについては「ダンカンが乗ってるから…」らしい。
それが決め手となって、ようやく入手したエドワーズのプレベだったが「音があまり好きじゃない…」そうである。
どうやらアルパカスで使用するには音圧が足りなかったようだ。
ピックアップを元々付いていたものから現在のものに交換したら、ちょっとは音圧が上がったらしいのだが…。
更にこのベースにはデュアルモードスイッチが付いていて、ピックアップの接続をシリーズとパラレルに切り替えできるようになっているのだが、その回路をカットしてるので実質的にはボリュームのみ機能してる状態だ。コントロールノブはいつの間にか無くなったそうである。
またピックガードは元々白だったが、ギターのサトミさんのストラトが黒ボディに白ピックガードであるため、カラーリングが被るのを嫌って黒に交換したそうだ。
ライブ中によくヘッドを打つけるせいか、1弦のペグは何度も壊れてるらしい。その度にパーツ交換してるから、よく見ると1弦のペグのみ純正品とは微妙に形状が異なるのが判るが写真ではよく判らない。
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そして、ボディの裏にはベリンガーのステッカーを貼ってあり、ペグが壊れる度にOpus本店のMさんに「そんなステッカー貼るきよ!」と、ペグが壊れる理由をオカルトな方向に導かれてしまうのである。