想い出のモスグリーン

高知のリハーサルスタジオ【プレイヤーズラボ】の店主のブログです。

BOSS SP-1 Spectrum

2016-05-30 13:15:17 | 売りたし

BOSS SP-1 Spectrum


1981年以降に新品で購入した物。
シリアルナンバーを調べたら1977年製らしい。
スケルトンスイッチ。
黒ネジ(SP-1より先に買ったDS-1は1981年製だが銀ネジがついていて、スイッチは黒。もしかしたら、使ってるうちにネジが入れ替わったのか…?)
ネジのガイドブッシュは劣化してボロボロだったので剥がしました。
ガイドブッシュは新品が160円程で売ってるみたいです。
動作確認済み。


今年『野村義男の“足の踏み場もない”エフェクター・コレクション』という本を出した野村義男によると、「これこそ持ってることが誇りの1台」とのことですが、僕はコレクターではないし、もう何年も使ってないので誰か買ってくれませんか?

30,000円でいかが。

売れました。

BOSS ボス / ペダル・ガイド・ブッシュ【純正】 1ヶ BOSSエフェクターの電池ボックス・サムスクリュー留め部分のゴム(ガスケット)
BOSS
BOSS


野村義男の“足の踏み場もない"エフェクター・コレクション (ヨッちゃん考案・電気を使わない“エコフェクター"ペーパークラフト付き) (GUITAR MAGAZINE YOSHIO NOMURA EFFECTOR COLLECTION)
ギター・マガジン編集部
リットーミュージック

薄力小麦子

2016-05-29 15:43:45 | ズバババ盤

薄力小麦子の10曲入りCDが届いた。
アルバムジャケットを見ると大きく『薄力小麦子』とある。
セルフタイトルというやつか。
薄力小麦子といえば、4月10日付けの当ブログ記事で“Cody”さんの使用エフェクターを紹介させてもらってるので興味がある方はそちらも読んでください。


実は今朝このCDを聴きながら、ふと1つの疑問が湧いた。
大概の場合、こういう音源を制作したなら、レコ発ライブとかやりそうなものだが、そのことについては何も聞かなかったということだ。
変だな…まさか、宣伝用のフライヤーを持ってくるのを忘れたのだろうか…
うーん…どう考えても忘れたのだ…としか思えない。

【ライブ情報】
んー…きっとそのうちライブがあるにちがいない。

1℃(イチド)

2016-05-26 13:23:32 | ズバババ盤
FUZZY CONTROLの2006年発売の7th シングル『1℃(イチド)』
久しぶりにPVを観ようと思ってYouTubeで検索したけど無くなってた。
なんでやろ…

『1℃(イチド)』のPVはシングルの初回限定盤にCDエクストラとして収録されている。
シングルを持っているので観る事はできるのだが、現在の僕のMacは2013年製のMacBook Pro。これにはCDドライブが内蔵されてないため、滅多に使わない外付けのドライブを引っ張りだしてこなくてはならない。たったそれだけのことだが、面倒くさいことには違いない。



まぁでも久しぶりに観たかったから繋げたさ。
CDをセットしてファイルをダブルクリック。
そしたらMacがのたまうのよ。
「PowerPC アプリケーションはサポートされなくなったため、アプリケーション“Fuzzy_control(oxX)”を開けません。」

ああ…そか。
インテルか。

ムービーファイルをMacにコピーしてからでないと観れないのだった。


「1℃(イチド)」合唱!


1℃(初回限定盤)
FUZZY CONTROL
ビクターエンタテインメント


忘れ物の傘

2016-05-24 16:56:44 | お知らせ
いい天気が続いてましたけど、ボチボチ雨が降りそうな感じに。


傘立てには忘れ物の傘10本。
もう2本が入りきらずに側にたてかけてあります。
全部、お客さんの忘れ物で、かなり長期間置きっぱなしになっています。
こんな状態ですから、雨の日のお客さんの傘は、傘立ての周りや店の入り口のドアの外側にたてかけられたりします。

仕方なく、これまでに何回かは処分させて頂きました。
それでも、いつの間にか溜まってしまいます。
また近々、処分するかもしれません。
ご了承ください。

ドラムのカタログ

2016-05-20 12:37:44 | 日記

先日、高知楽器のSさんがパールとラディックのドラムカタログを届けてくれました。有り難い事です。



パーツの型番の確認等で年に何度も目を通す機会がありますが、手元にあったパールのカタログは1番新しいものでも2009/2010年のもの。古くて困るという事は、そんなにはないですが、新しいの貰えると単純に嬉しいです。


ただ、ラディックのカタログもあるという事は、何かしら暗示されてるのかもしれない…こわい~

フェンダーベースマン風

2016-05-19 11:16:35 | 持ち込みアンプの世界

6月4日のX-pt.でのライブが迫るロカビリーバンド、ブローセルクリーパーズのギター&ヴォーカル・カズさんの持ち込みアンプ。


カズさんの友人がヤマハのトランジスタベースアンプ・JX25Bを、フェンダーベースマン風の真空管ギターアンプへと改造したもの。プリ管は楽器堂で見つけたビンテージ(デッドストック)のグルーブチューブを使用。スピーカーはセレッション製に交換されていたそうだ。

そして、このアンプを友人から譲り受けたカズさんが外回りに手を加えた。
元々のカラーが茶色だったのを、熊本県のアンプ改造業者から取り寄せたホワイトトーレックスに張替えるのには、12時間かかったそうだ。
グリルネットも張替えられ、そこにはヤフオクで入手したというフェンダー風の“Yamaha”ロゴが付けられている。

サウンド面では、以前所有していたという1960年製のビンテージのフェンダーベースマンと同じ音が出るので気に入ってるとのこと。使用するグレッチギターとの相性も良いそうだ。


材料が余ったため、エフェクターケースも同様に張り替えられた。

渋谷ルシファー

2016-05-16 17:34:50 | ズバババ盤
滅多に読書などしない。そのくせ図書館の静寂な空気感や人が本を読む姿には好感を抱いたりする。自分にはない性質に単純に憧れているのだと思う。
だが、滅多に読書をしないということは、極たまには読書をするということだ。
欲求は不意に湧いてくる。で、困る。何を読めばいいのか分からないのだ。普段読書をしないから、特別好きな作家がいるわけでもないし、どの本が評判が良いとかそういう事も知らない。
そんな時に頼りにするのが本を紹介してくれる本だ。
又吉直樹の『第2図書係補佐』という本を買ったのは去年の2月、『火花』を読むちょっと前だった。

お笑い芸人で誰が好きかと考えると又吉直樹が浮かぶ。冒頭で述べたように、本を読む人だというところから好感を持っているのかもしれない。ただ、石段から転げ落ちてお笑い芸人の誰かと入れ替わらなければならないという場合には、もう中学生になってみようと思う。
何にしろ『第2図書係補佐』は面白かったし役に立った。内容は又吉直樹の過去や現在の暮らしぶりが語られ、それに関連づける形で本の存在が紹介されていく。
僕はこの本を読んだ後、紹介されている中から4冊を選んだ。その中の1冊が花村萬月の『渋谷ルシファー』だった。
渋谷・道玄坂でルシファーというブルース・バーを経営する男が主人公の物語。
音楽小説であり成長小説であり、優れた恋愛小説だと巻末で池上冬樹が解説している。

購入直後に1度読んだきりだったが、最近また読み返してみた。映画やゲームといった映像のある作品や、漫画や雑誌といった絵や写真の多い物は何度も楽しむ事があるが、文章だけの本を読み返すことは僕にしては珍しい。気分で今回はロバートジョンソンも添えてみた。

聴きながら
「ブルースってさ、なにを聴いてもおんなしね」
「ブルースは、俳句なんだ」
出会った日の映子と桜町の会話が妙に可笑しかった。

コンプリート・レコーディングス~センテニアル・コレクション
SMJ
SMJ


渋谷ルシファー (集英社文庫)
花村萬月
集英社


第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)
又吉 直樹
幻冬舎