この高級感漂うギターケースに収められているのは、トリノレッドが美しいフェンダーカスタムショップ製のストラトキャスター・エリッククラプトンモデル。
KS委員会のしゅうじさんがこのギターを入手したのはいつ頃だったのだろうか。
聞くのを忘れたから分からない。
だがその時、しゅうじさんは一生もののギターを買おうと決意して大阪の地に降り立ったのだ。向かった先は三木楽器アメリカ村店だった。
お目当てのギターは決まっていて、フェスタレッドのストラトキャスター。
だが、店内に展示されていたそれはレリック仕様で、現物を見たしゅうじさんは「なんか汚らしい」と感じたそうである。
「なんか汚らしい」物に大金をつぎ込み一生大事に使い続けられるだろうか…
そんな迷いが生じたしゅうじさんの目に、にわかに別の赤いストラトが飛び込んできた。
あっぶ…
マークケンドリックの仕業である。
希望していたフェスタレッドでは無かったが、とりあえず試奏させてもらうことに。三角シェイプのネックはこれまでにも握った事があったが、そのどれよりも作りが良く握り込みやすい。しかも、極上のバリトラという見た目も手伝って、しゅうじさんの心は激しく掻き乱されたのだ。
狙い続けてきたフェスタレッドか、一目惚れのトリノレッドか。
悩めるしゅうじさんは三木楽器の店内から、何度も何度もバンドメンバーの竜一さんに写真を送ったり電話をかけたりしたそうである。
その時、竜一さんは「写真じゃわからん」と伝えたという。
こうして、三木楽器アメリカ村店が売りに出したばかりのストラトキャスターは、わずか2日程で高知のバンドマンに売れてしまったのだ。
なんのきっかけだったか忘れたが、ちょっと前に、嫁さんに「俺はどうも緑色が好きながやにゃー」と話しかけたら、「そうやおね」ととっくの昔から知ってます的な態度で返された。
色の好みは人それぞれだが、僕の印象では物の色として緑色の人気は低いのではないかと感じてきた。実際はどうなのだろうか。こんなミドリやこんなミドリはなぜミドリであるのか。
さて昨夜の事。
ある日、市販のギターでは見かけない「黄緑色」のギターが欲しいと思ったアルパカスのサトミさん。
Yahoo!知恵袋でも黄緑色のギターについて質問をしてみたのだが、希望する探し物には辿り着かなかった。
諦めきれないサトミさんは、無いならば手持ちのギターを黄緑色に塗装するしかないと思い、オーパスのMさんに相談をしてみた。すると、ストラトのボディのリフィニッシュ費用として4~5万円という見積もりが出された。
だが、サトミさんは費用を抑えるために自分で再塗装することにしたのだ。
まずは希望する黄緑色を探すためにネットの画像検索で世界のあらゆる黄緑の物を見比べてみたそうだ。
そして、サトミさんの目に留まったのが、どこかの誰かが作ったバイクのプラモデルの画像だったのだ。
カワサキグリーン。
である。
なぜ実車ではなくプラモデルだったのかという謎のカワサキグリーンである。
ついに希望の塗料を見つけ出したサトミさんは、ネットを通じてバイク店から塗料を取り寄せ、その他必要な物を揃えていよいよ作業が始まった。
まずは分厚い塗装を剥がす作業から始まった。ドライヤーで熱を当てながら、庭に落ちていたヘラのようなもので剥がしていった。
剥がし終えれば、続いて砥の粉→プライマー→シーラーで下地処理をし、サーフェイサーを吹いたら、いよいよカワサキグリーンだ。やっほー!
嬉しそうな笑顔でギターを紹介してくれたサトミさん。
画像では分かりづらいが塗装の仕上がりは決して綺麗ではない。
前の塗装の剥離が不完全でボコボコだったのだ。ある程度は均し作業をおこなったのだが、それでも塗装職人の仕事のようにはいかなかった。
ギター内部の配線等については自分ではできないので、オーパスに依頼する事に。
黄緑色に塗り替えられたストラトキャスターを見たオーパスのMさんは「ダッサ…」と心の声を吐露した後、プロに任せれば綺麗に仕上がったのに~と楽器店としては当然の見解を述べたそうである。
このギターは誰に見せても「ダサい」と言われるらしい。
だがそんな中、高知のバンドマンでただ一人、「サトミくん、オシャレやね~、ギターも私服もオシャレやね~」と褒めてくれる人がいた。ロックバンド「Z○○○○○」のベーシスト、Mーさんである。
今回はサトミさんの方から是非見てほしいとのことで、このギターを紹介させてもらったが、実は最近僕も自分でギターを塗り替えたばかりだった。色も緑系だ。だが、やはり仕上がりは雑である。
ついでだからそのギターの画像ものせておこう。きっと多くの人がダサいと思うのだろうな…。
色の好みは人それぞれだが、僕の印象では物の色として緑色の人気は低いのではないかと感じてきた。実際はどうなのだろうか。こんなミドリやこんなミドリはなぜミドリであるのか。
さて昨夜の事。
ある日、市販のギターでは見かけない「黄緑色」のギターが欲しいと思ったアルパカスのサトミさん。
Yahoo!知恵袋でも黄緑色のギターについて質問をしてみたのだが、希望する探し物には辿り着かなかった。
諦めきれないサトミさんは、無いならば手持ちのギターを黄緑色に塗装するしかないと思い、オーパスのMさんに相談をしてみた。すると、ストラトのボディのリフィニッシュ費用として4~5万円という見積もりが出された。
だが、サトミさんは費用を抑えるために自分で再塗装することにしたのだ。
まずは希望する黄緑色を探すためにネットの画像検索で世界のあらゆる黄緑の物を見比べてみたそうだ。
そして、サトミさんの目に留まったのが、どこかの誰かが作ったバイクのプラモデルの画像だったのだ。
カワサキグリーン。
である。
なぜ実車ではなくプラモデルだったのかという謎のカワサキグリーンである。
ついに希望の塗料を見つけ出したサトミさんは、ネットを通じてバイク店から塗料を取り寄せ、その他必要な物を揃えていよいよ作業が始まった。
まずは分厚い塗装を剥がす作業から始まった。ドライヤーで熱を当てながら、庭に落ちていたヘラのようなもので剥がしていった。
剥がし終えれば、続いて砥の粉→プライマー→シーラーで下地処理をし、サーフェイサーを吹いたら、いよいよカワサキグリーンだ。やっほー!
嬉しそうな笑顔でギターを紹介してくれたサトミさん。
画像では分かりづらいが塗装の仕上がりは決して綺麗ではない。
前の塗装の剥離が不完全でボコボコだったのだ。ある程度は均し作業をおこなったのだが、それでも塗装職人の仕事のようにはいかなかった。
ギター内部の配線等については自分ではできないので、オーパスに依頼する事に。
黄緑色に塗り替えられたストラトキャスターを見たオーパスのMさんは「ダッサ…」と心の声を吐露した後、プロに任せれば綺麗に仕上がったのに~と楽器店としては当然の見解を述べたそうである。
このギターは誰に見せても「ダサい」と言われるらしい。
だがそんな中、高知のバンドマンでただ一人、「サトミくん、オシャレやね~、ギターも私服もオシャレやね~」と褒めてくれる人がいた。ロックバンド「Z○○○○○」のベーシスト、Mーさんである。
今回はサトミさんの方から是非見てほしいとのことで、このギターを紹介させてもらったが、実は最近僕も自分でギターを塗り替えたばかりだった。色も緑系だ。だが、やはり仕上がりは雑である。
ついでだからそのギターの画像ものせておこう。きっと多くの人がダサいと思うのだろうな…。