シリウス日記

そうだ、本当のことを言おう。

参考資料の20-2(令和3年3月 定例会)

2020-12-20 14:42:17 | 日記

飯山市 令和 3年  3月 定例会(第376回) 03月05日-03号

◆11番(佐藤正夫) 
 国としてはそういう答えになるんですか。以下、幾つか質問しますが、同じ部分は省いてもらって、同じと言ってもらえばいいです。

 このしゅんせつではなくて、河道を掘削するということなんですが、河道掘削するということは、今の硬い地盤を削るということなんだよね。
そういうことをしたときにあの沢が長い間に両側から山が押し出してくるというようなことはないんですか。

◎建設水道部長(村上透) 
 河道掘削の方法につきましては、段階的に掘削範囲などを検討して進めていく予定としており、現地の地形状況などを踏まえて進めていくとのことでございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 この辺に住んでいる皆さんというか、しょっちゅう見ている皆さんは、湯滝橋の上流、下流のあの堆積した土砂を取り除かなければまず恐らく効果がないだろうなと思っているんです。みんな素人なんですけれども、素人でも毎日見ていれば水増えたときに見ているので分かるんです。

 それで、これ国がいろいろ言ってもその下はやはり県の管理区間なので、その次のみんな一緒になりますが、あの土砂取り除くと下流にうんと影響があるというふうに前から言われてはいるんです。
でもどのくらいの影響あるかとかそういうことは一切出てこないので、県の管理部門、国の直轄に編入していくに市長も努力しているのは分かるんですが、こういう機会を捉えてもう一押ししてもらいたいと思いますが、その辺についてお聞きします。

◎建設水道部長(村上透) 
 この件につきましても、国としては先ほどお答えしたとおりの回答になっておりますけれども、また河道掘削の方法については、段階的に掘削範囲などを検討して進めていく予定としており、現地地形状況などを踏まえて進めていくとのことでございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 今回の治水プロジェクト、先ほど申し上げましたように立ヶ花狭窄部の掘削、それから遊水池の設置、それから戸狩狭窄部の河道掘削でこの間みたいなおととしの台風19号のときのような被害が出ないようにということだとは思うんですが、本当に素人の考えとはいえ、現に流れてくるここに堰があって、その上流わずか二、三百メートル幾ら掘り下げてみたってそこには土砂がたまって役に立たないと、これは素人誰が考えたってそうなんです。

これAIで考えるやら技術者が考えるのやら分かりませんけれども、本当にしっかり現地見てやっているのかなというふうに思うんですが、下流に影響あると言われればそれ以上僕らは何も言えませんけれども、下流のほうの堤防だってきっと今以上に造れと非常に難しいのかと思いますが、そうかと言ってこのままでいけばやはり飯山盆地に大きな危険が迫ると、そういうふうにどうしても思うんです。

いろいろな面で先ほどから言っています直轄編入もそうだし、このままでいいのか、もう少し下流部の対策立てたほうがいいかとそういうことに対して市長、どういうふうに考えるかお聞きしたい。

◎市長(足立正則) 
 現在千曲川緊急治水対策プロジェクトがスタートしたわけでございまして、国のほうでは先ほど部長が答弁しましたとおり、プロジェクト前今回の要するに災害のときそれよりも150センチ水位を下げる対策の事業をするんだという説明をされているわけです。

ただ、私も前々から国のほうへ要望しているんだけれども、県管理区間のほうへ結局今佐藤議員さんもおっしゃるとおり、水が流れていくんだけれども、県管理区間についても150センチ水位が下がるのかどうかということについては、なかなか我々のそれについて正しいというか、正確な国のほうの回答というのはまだもらってないです。

上からどんどん水を流す、仮に流下能力を高めるとしますと、それはいいんだけれども、今度県管理区間当然ながら飯山市の地域がございますので、そこで大丈夫なのかと、まさに議員さんの疑問のとおりでございます。

したがって、国による一元化ということを求めておるわけでございまして、今回の緊急プロジェクトの整備と併せまして、ぜひ国のほうにもこの県管理区間の水は途中でどこか行きませんから、必ずそれは流れていきますので、その必然性というか、必要性ということをまた引き続き強く訴えてまいりたいなというふうに考えておるところでございます。

 現在の国のほうの説明では、現在の緊急プロジェクトによりまして、この前の台風のときよりもプロジェクト前よりも150センチ水位を下げる事業をするんだという説明でございます。
国のほうとしてもそこで整備をして併せまして水の流下等についても上下流のバランスをどのようにしていくということでの説明を我々は伺っておるわけでございます。
 以上です。。

コメント:確か湯滝橋が境界でそれより下流域が県の管轄地域。そこをどうするのか、毎秒9000トン流れてきて大丈夫なのか、前回でも氾濫した場所があるが、そこはどうなるのか、今回の質疑応答を聞いても全く不明であります。

◆11番(佐藤正夫) 
 国も県も一生懸命やっているのは分かるので、令和9年度までに完成させて危険のないようにということなので、それまでに大災害がないように願うばかりでございますが、よろしくお願いします。

コメント:佐藤さん、「神頼み」では水害はなくなりませんよ。

(佐藤正夫)では次の大きな2番の農業関係にまいります。・・・

 (1)の協働のいじしゅうぜん事業、これ農業関係とは言わなくて、建設水道部の管轄かもしれませんが、一昨年、昨年私どもいろいろ提案や提言してきた問題について、前年度について大分予算措置されていることに対して、非常に評価しているわけでありますが、1番の協働のいじしゅうぜん事業について改めてお聞きします。
 この事業はどのように運用されるつもりなのかお願いします。

◎建設水道部長(村上透) 
 協働のいじしゅうぜん事業につきましては、市道または準用河川の草刈り、泥上げなどを区の共同作業で行った際に区で借り上げた機械の借上料や燃料費に対して支援を行うものでございます。


◆11番(佐藤正夫) 
 そうすると借り上げた機械ということは、例えばビーバーとかそういうことも入るのか、共同で出ておてんまで出て市道に面するところの草刈りしたことに対しては、機械ということはそれも入るということですか。

◎建設水道部長(村上透) 
 今議員さんがおっしゃったとおり、ビーバーなども当然含まれます。

◆11番(佐藤正夫) 
 これ一応市道ということになっているんです。市道ということになっておるんですが、林道、農道だって市道並みの価値のあるところあるわけです。市の草刈り機がなかなか林道、農道のほうは行ってこれないんだけれども、そういうところには全然対象にならないのかその辺お聞きします。


◎建設水道部長(村上透) 
 今回の制度の対象施設は、あくまでも市道または準用河川としており、この新規事業については林道、農道については対象外ということでございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 準用河川の泥上げも対象というふうになっておるんですが、準用河川ということは、一級河川でなければということですか。それとも市道に面する側溝も含まれるのか、その辺についてお聞きします。

◎建設水道部長(村上透) 
 飯山市が管理している川でございまして、市内に準用河川が9河川ございます。こうした準用河川の草刈り、泥上げを支援の対象とするということでございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 地元と打ち合わせした上で実施すると思うんですが、中山間地の直接支払事業や多面的機能支払交付事業あたりで少しでもお金出ているところはきっと対象外と思うんですが、そうでなくて今まで地元が日頃から実施しているところも対象にするということでいいんですか。

◎建設水道部長(村上透) 
 区が例年共同作業を実施している場所や、あるいは新たに実施を考えている場所についても、市道または準用河川であれば支援の対象とさせていただく予定でございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 場所によっては草刈機で刈り払っていくと草が散るだけでというのがあるんですが、そういうところに一緒に出て除草後の草の除去が一番効率いいわけでありますが、そのようなことも補助の対象になるのかお聞きします。

◎建設水道部長(村上透) 
 市の草刈車に市道の草刈り作業に合わせて、機械が届かない範囲などの草の除去作業を区の共同作業で実施していただくことについては、これもまた支援の対象と考えますので、区からそのようなご要望がありましたら協議の上、対応させていただきたいと考えております。

飯山市 令和 3年  3月 定例会(第376回) 03月08日-04号

◆8番(石田克男) 
 発言を許されましたので、通告に基づき順次質問をさせていただきます。
 今回は5項目通告いたしました。
 1つ目として、千曲川の治水対策について、2つ目として、ケーブルテレビの今後について、3つ目として、道の駅「花の駅・千曲川」の施設拡張について、4つ目として、飯山市北部の雪捨て場について、5つ目として、飯山市役所の消防設備関係についてです。
 今回、私は後ろから2番目という遅い順番ですので、さきに質問された同僚議員と重なる質問がありますが、私なりに質問しますので、答弁よろしくお願いいたします。

 それでは、1つ目の千曲川の治水対策について質問をさせていただきます。
 2月23日の信濃毎日新聞に、信濃川水系緊急治水対策プロジェクト・千曲川立ヶ花・戸狩地区狭窄部河道掘削を開始しましたという記事が載っていました。
 まず、最初にこのことについての足立市長の感想をお聞きしたいと思います。

◎市長(足立正則) 
 千曲川の治水対策でございますが、緊急治水対策プロジェクトの一環としまして、国土交通省が行います戸狩狭窄部の河道掘削が2月22日に着手をされたということでございまして、これにつきましては感謝をしているところでございます。
 また、同時に立ヶ花狭窄部も河道掘削に着手をされているということでございますので、国には上下流のバランスに十分配慮していただいて、慎重に整備を進めていただきたいと考えておるところでございます。
 以上です。

◆8番(石田克男) 
 ありがとうございました。
 国土交通省では、令和元年東日本台風、台風19号において甚大な被害を受けたことにより、信濃川水系緊急治水対策プロジェクトを立ち上げて進めていることに対しては感謝申し上げたいと思います。
 しかし、昭和57年、58年と2年続けて甚大な被害を受けた住民としましては、湯滝橋上下流をもう少ししゅんせつ、あるいは掘削してほしいとの声が強くあります。
 そのあたりの市のお考えをお聞かせください。

◎建設水道部長(村上透) 
 今回、国が計画しています戸狩狭窄部の河道掘削範囲は、湯滝橋上流500メートルほどのところということでございます。
 議員がご指摘の場所は、それよりも下流に当たる湯滝橋上下流付近の河道掘削ということでございます。

 国では、シミュレーション計算に基づいて河道掘削箇所を決めているということでありまして、ご指摘の箇所については、現時点では河道掘削の必要性はないとの見解であります。

 しかしながら、湯滝橋上下流付近の河道掘削を求めるご意見も各所からうかがっておりますので、国や県に対しまして、十分な調査検討を行うとともに、必要な河道掘削については実施していただくよう要望してまいりたいと考えております。
 以上です。

コメント:その国のシミュレーション、本当に大丈夫かい??

◆8番(石田克男) 
 昨年12月議会の一般質問において、同僚議員から千曲川国一元管理について質問がありました。
 足立市長は、昨年の10月13日、千曲川・信濃川直轄編入連絡協議会の会長として、沿川市町村長と国土交通省へ要望活動に行き、そのときの感触などを答弁されております。あまりよい返事がもらえなかったみたいですが、市長の答弁にもありましたように、根気よく要望活動を続けることと、住民の声を大きくしていくことだとおっしゃっておられました。私もそう思っております。

 そこで、提案ですが、戸狩狭窄部の流下能力の増大及び千曲川国一元化について住民の声を区長会などを通して市へ上げた場合、市としてそこに肉づけをし、県・国への要望として上げることは可能でしょうか。

◎建設水道部長(村上透) 
 千曲川の県管理区間の国直轄管理区間への編入につきましては、10月13日に千曲川、信濃川(飯山・中里間)の直轄河川編入連絡協議会として赤羽国土交通大臣に直接お会いして要望を行い、また、その後10月28日には、長野県阿部知事と新潟県花角知事がそろって麻生財務大臣並びに赤羽国土交通大臣に要望をしていただきました。

 このような経過もございまして、ことしの1月に入りまして北陸地方整備局の新井田河川部長さんが市に来訪されまして、直轄河川編入に係る課題について説明を受ける機会がございました。

 市からは、今後も粘り強く要望を継続していくことを伝えさせていただいたところでございます。

 議員の、直轄河川編入を求める住民の声を市から国へ上げていくことは可能かとのご質問でございますけれども、これまでも住民を代表する関係地区の区長会長さんや市議会議員さんなどで構成します飯山市千曲川等災害対策連絡協議会と連携を図りながら、住民の声として国土交通省へ直轄河川編入の要望をしてきているところでございます。

 今後も引き続き、当協議会並びに長野県、新潟県、関係市町村、そして関係市町村議会も含めて連携をさらなる密にしまして、引き続き粘り強く国へ要望してまいりたいと考えております。
 以上です。

◆8番(石田克男) 
 これからも要望活動を続けていくということでございますけれども、改めて57年、58年に被災された方々の声を届けていただければいいなと思っておりますので、また要望書も上げていただきますけれども、よろしくお願いいたします。

 それでは、まず最初の質問として千曲川のことを取り上げました。

 昔から千曲川沿川で暮らす人たちは、洪水のおかげで肥沃な土地を耕したり、年中絶えることのない湧水を使って物資を舟で運んだり、上水道の水源や田んぼの用水として受水したり、また、昭和の終わり頃までは広い河川敷に繁茂しているヨシを使いかやぶきの屋根をふいたり、長い歴史を振り返ると、千曲川抜きでは語れないほど恩恵を受けてまいりました。

 しかし、その反面、度重なる洪水に悩まされてもきました。そこに住む住民は、洪水による災害がなくなり、一日も早く安心して暮らせる日が来ることを望んでいます。堤防の高さも災害が起こるたびにかさ上げされ、今の高さになりました。ここ数年の雨量を見ると、1回に降る雨の量は増えていると言われております。その原因は温暖化にもあると言われておりますが、この温暖化を食い止めない限り、災害と対策はいたちごっこになってしまします。

 そこで、この質問の最後ですが、足立市長は温暖化を食い止めるため、私たちにできることは何だとお考えですか。
 また、関係がありますが、昼前の同僚の議員が通告してありながら時間の関係で質問できなかった気候非常事態宣言についても、私も足立市長に宣言をしてほしいなと思っておりましたので、その考えもお聞かせ願えればと思いますが、よろしくお願いいたします。

◎民生部長兼福祉事務所長(湯本與志一) 
 近年、地球温暖化が起因すると考えられる災害が各地で頻発しております。また、温暖化の原因となる人為的な二酸化炭素排出量も増加を続けてきているところでございます。

 現在では、地球温暖化は地球規模の課題とされていることから、この解決に向けては、環境、経済及び社会の3つの側面に配慮しつつ、行政、事業者及び住民が協働して、またエネルギー消費や消費行動、ごみの排出などに対しまして、事業活動や日常生活におけるさまざまな場面におきまして、それぞれの立場で取り組む必要があると考えております。

 議員おっしゃるように、県では、令和2年4月に制定しました「長野県脱炭素社会づくり条例」におきまして、2050年度までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目標としております。この目標の達成のための施策としまして、エネルギー自立地域の確立、プラスチックの資源循環の推進、持続可能産業イノベーションの創出支援及びエシカル消費等の推進の4項目を掲げております。

 本市におきましても、現在、パブリックコメントを実施しております、令和3年度からの「一般廃棄物処理基本計画」で示しておりますプラスチックの資源循環の推進、エシカル消費等の推進を消費生活展や広報などを用いまして、啓発を図ってまいりたいと考えております。
 この趣旨をご理解いただきまして、2050ゼロカーボンに向けまして、市民及び事業者の方々の取り組みをお願いしたいと考えております。
 また、市での宣言につきましては、環境基本計画を令和3年度策定する準備を計画しております。それらの取り組みの中でまた言及していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

・・・


◆8番(石田克男) 
 ありがとうございました。
 一年でも早く使えるようにしていただきたいと思います。
 それでは、5つ目の庁舎の消防設備関係について質問をいたします。
 新年度予算に庁舎の非常用発電機の更新が予算化されていますが、その説明をお願いします。

◎総務部長(北爪英紀) 
 非常用発電機につきましては、現在1基設置されており、停電時には正常に稼働するよう日々整備点検を行っております。
 しかしながら、この庁舎建設以来更新を行っておらず、メーカーからは交換部品の供給が難しいものも出てきたという報告を受けておりますので、来年度において更新を計画しております。

◆8番(石田克男) 
 この庁舎は、昭和59年に建設されました。ことしで36年経過していると思いますが、消防設備は老朽化し、毎年消防設備点検のたびに少しずつ更新を余儀なくされていることと思います。ここのところ5年くらいの間に何を更新しましたか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 過去5年間の市役所庁舎消防設備の更新でございますが、大きなものとしますと、平成28年度の2階機械室にありますハロゲン化物消火設備、それから火災報知器の更新。次に、令和元年度の台風19号災害の被害による屋内消火栓及び非常用放送設備の更新が挙げられます。
 そのほかでは、非常灯、誘導灯の電球、バッテリーの交換や消火器の更新を数多く行っております。
 以上です。

◆8番(石田克男) 
 岳北消防署の立入検査があると思うんですが、直近の立入検査はいつだったでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 消防署の立入検査ですが、直近では、平成11年8月に受けております。
 それ以降は、立入検査ではなくて、先ほどの大型設備の取り替えの際に完成検査に来ていただいております。
 以上です。

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追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html

参考資料・一覧

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧

 


参考資料の20-1(令和3年3月 定例会)

2020-12-20 14:17:52 | 日記

飯山市 令和 3年  3月 定例会(第376回) 03月04日-02号

◆4番(松本淳一) 
 会派、明日の飯山の松本です。
 発言が許されましたので、通告に基づいてコロナワクチンの接種、コロナ禍の市内の宿泊業について、駅前整備について、自然エネルギーと木材の利用、この4点について質問をしていきます。
 最初に、ワクチンの接種については十分な説明が必要ということで、その観点から質問をしていきます。
 まず、ワクチンの接種について、基本的なことをうかがいたいと思います。
 接種されようとしているワクチンは、どのような特徴を持っているものなのかうかがいます。

コメント:松本君、水害対策はもう終わりかね?

君の熱意と言うものは、危機感と言うものはその程度だったんだねえ。

飯山市 令和 3年  3月 定例会(第376回) 03月05日-03号

◆5番(飯田健一) 
 津南町のある生徒ですけれども、この春から農林高校へ朝5時半の飯山線で家から通うというようなことを聞いております。これからもできる限り交通手段の確保、安定した交通手段の確保をお願いしたいと思います。
 5番目の質問であります。
 団員確保のため待遇改善が必要ではということで、近年消防団員確保が難しくなってきていると聞きます。そんな折、消防庁は先頃団員確保のため待遇改善が必要と判断し、消防団員が消火活動や災害救助に従事した際に支払われる出動手当について1回当たり7,000円程度、訓練については1回2,000円程度を標準とする案を同庁有識者会議で示したと新聞に掲載されていました。
 そこでお聞きします。
 飯山市の場合、消防団員の出動手当などの報酬はどのように支払われるのでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 現在当市の消防団員に対する防災出動手当につきましては、1件につき1,500円、訓練出動につきましては、1件1,000円となっております。

◆5番(飯田健一) 
 そのほかに各分団へ支払われるのはあるのでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 ちょっと手元に資料がございませんで答弁することできません。

コメント:逃げたね、北爪君。

◆5番(飯田健一) 
 報酬の支給についてですけれども、現在は団員直接に支払えているわけではないと思いますが、消防庁は個人支給を推奨しています。その辺についてはいかがでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 現在当市におきましては、消防団の部長以下の団員につきまして、委任状をいただく中で各分団に一括交付する形としておりますが、団員に確実に支給されるよう、支給状況を把握できよう書類の整備を求めるなど取り組んでおります。今後個人支給に向けて検討してまいりたいと思います。

◆5番(飯田健一) 
 そのようにお願いします。
 次にですけれども、活動服、防寒着については、既に市の配慮で支給されて団員の皆さんも活動しやすいということだと思います。長靴については、現在市からの支給ではなくて、各部の住民負担の消防活動費で賄っているようですけれども、これも市からの支給は考えられないでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 長靴につきましては、踏み抜き防止対策もあり、安全対応品を市で用意して支給してございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 緑新会の佐藤正夫です。
 発言を許されましたので、通告に基づき順次質問してまいります。

 私は大きく3点でありますが、1点目の緊急治水対策プロジェクト(千曲川)です。これについて大きく2点質問します。

 まず1点目は、蓮沖の遊水地計画についてであります。
 一昨年の台風19号の災害の後、大きな計画が持ち上がりまして、地元ではきっと大変戸惑っているんではないかなと思うわけであります。そうかといって大変必要な施設であると私どもは思うわけでありますが、災害を未然に防ぐために前に進めていただきたいとこう思うわけであります。

 ①として、千曲川緊急治水対策出張所が地元に対し、計画の説明に入っているとお聞きしますが、市はその説明会に常に同席しているのかお聞きします。

◎建設水道部長(村上透) 
 令和2年度に入りまして千曲川緊急治水対策出張所によります蓮地区への遊水地に関する説明会が行われております。

6月には蓮区と関係する3区、上組、中山根、伍位野の役員の皆さんに向けて行われ、12月には上組、中山根、伍位野区の区民の皆様に向けて区ごとに説明会が行われております。

説明会の際には、常に市の道路河川課職員が出席しております。
 以上です。

◆11番(佐藤正夫) 
 回数は分かりましたが、どの程度進んでいるかとか、地元での話合いの反応というか、内容はどうだったとかは分かりますか。

◎建設水道部長(村上透) 
 12月に開催されました関係する3区への説明会では、遊水地の必要性や効果を問う意見や土地買収の有無、洪水が入った場合の泥の撤去対応などを心配される意見などが出されております。

千曲川緊急治水対策出張所では、今後も引き続き説明会を開催するなどしまして、関係者の理解を求めていきたいとしております。

 また、現在は、地元の対策委員会の立ち上げに向けまして、地元区で委員の選出など取組を進めていただいているところでございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 これは飯山市にとっても大変大きな事業であると思います。

市も一緒になって地元の要望を聞いたり、調整したりすることが大切だと思うんですが、その辺についてお聞きします。

◎建設水道部長(村上透) 
 議員ご指摘のとおり、蓮地区で計画されています遊水地は、千曲川の洪水から飯山盆地を守る上で重要な役割を担う施設となります。

遊水地の早期完成に向けまして、市も地元と国の調整役として事業推進に当たってまいりたいと考えております。

◆11番(佐藤正夫) 
 これ本当に地元としては大きな問題だと思うんです。それで、いろいろ話を聞きますれば、先ほど部長が答弁したことのほかにもやはり堤防がすぐ目の前にできるというようなことで、景観が悪い等いろいろあるようでありますが、私が思うにはやはりこれ市として本当に重要な事業であるということで、市長、あるいは副市長が常にとは申しませんが、参加して先頭に立って皆さんの意見を聞いたりして調整していくことが必要だと思うんですが、それについての市長の考えをお聞きします。

◎市長(足立正則) 
 蓮沖の遊水地ということでございますが、この事業は飯山市の治水にとって非常に重要な事業であります。

現在国からの説明によりまして、地元での対策組織を作っていただいておるところでございますけれども、私も国と密接に連絡をとりながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 分かりました。
 2番目の戸狩狭窄部の河道掘削について質問させていただきますが、先日千曲川緊急治水対策出張所の説明では、湯滝橋上流で右岸側、左岸側の河道を掘削するとのことでありましたが、どのくらいの効果があるのか、狭窄部上流での堰上がりを防げるのかお聞きします。

◎建設水道部長(村上透) 
 戸狩狭窄部の河道掘削につきましては、信濃川水系緊急治水対策プロジェクトとしまして、令和9年度までに令和元年東日本台風洪水における千曲川本川からの越水等による家屋部の浸水を防止することを目標としまして、堤防整備強化、そして遊水池の整備等とともに、狭窄部の流下能力向上を目的に河道の掘削を行うこととしております。

 遊水池整備や河道掘削を実施することによりまして、千曲川と樽川合流点付近におきまして、プロジェクト完了年度になります令和9年度末で河道での水位をプロジェクト前の水位から約150センチの低減を図るとのことでございます。
 以上です。

コメント:現状では毎秒9000トンの流量、これは台風19号での千曲川に流れ込んだ流量だが、これがそのまま飯山地区に来ると堤防高さが1.5mたりない。

つまり「水面は堤防天端まで達する」ということであって、どこかで越水し堤防決壊という状況がおこる可能性は大きいと見ることが出来る。非常にあやうい状況に飯山はあるのだよ、村上君。

それでだ、R9年までどうやって飯山の安全を確保していくのかね足立さん?

 
◆11番(佐藤正夫) 
 これ飯山市に聞いてもなかなか工事事務所というか、そっちのほうに聞かないと恐らく答弁できないと思うんですが、現在工事進めているんですが、右岸、以前あそこの湯滝橋の上流はたしか拡幅したはずです。
それでこれで行ってみたところによると重機確かに動いているんですが、前にやったところをただ土砂すくっているだけ、あれではもうちょっと前へ出るなりしないとこの事業にはなっていかないと思うんですが、その辺についてちょっとお聞きします。

◎建設水道部長(村上透) 
 国による戸狩狭窄部の河道掘削につきましては、上下流のバランスを総合的に勘案して、過去に実施した箇所を引き続き掘削を行うとのことでございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 私が考えますと素人ですからあれですが、流下量が増えるのかというちょっと拡幅で初めて増えるので、下掘り下げたからといって流下量増えるとは思えないんです。

その辺はどういうことになると思いますか。お願いします。

◎建設水道部長(村上透) 
 戸狩地区の河道掘削につきましては、2月22日から掘削が開始されました。

国にも確認しましたけれども、この緊急治水対策プロジェクトでは、国、長野県、新潟県、流域市町村が連携し、事業を進めることとしておりまして、河道区間の整備につきましては、長野県、新潟県が整備を進めます区間との上下流のバランス等総合的に勘案し、事業調整を行い進めているとのことでございます。

コメント:村上君、きみの勉強不足がよく表れている答弁だな。

◆11番(佐藤正夫) 
 あそこ現場へ行けばよく分かるんですが、湯滝橋上流の左岸のほうに運上川から流れ出しているんです。
あそこの土砂が真ん中なんていうものでなくて、向こう岸まで行っているので、あれが自然の堰の役目しているので、あそこを除去しなければ幾ら手前上流掘ったって価値ないと思うんですが、その辺についてお聞きします。

◎建設水道部長(村上透) 
 ご質問のこの件につきましても国としましては、緊急治水対策プロジェクトでは、国、長野県、新潟県、流域市町村が連携し、事業を進めることとしており、河道区間の整備につきましては、長野県、新潟県が整備を進めます区間との上下流のバランスを総合的に勘案し、事業調整を行い、進めているとのことでございます。

現地の河道掘削の形状などの計画につきましては、現地測量等の調査の上、必要な流下能力の向上に向けて段階的に進めていくとのことでございます。

◆11番(佐藤正夫) 
 今段階的に進める、現場を測量したりしてということですが、今までの説明の中で余りその話は聞こえてこなかったかなというふうに思うんですが、令和9年までに上下流みんな工事完成させていくということなんですが、だからその間にやると言わないと今のままで今の計画のままでいくのかなと思うんですが、その河道掘削しても運上川絡みの自然水の影響で幾ら上流掘っても、上流のほうの立ヶ花の狭窄部のほうは拡幅なり、あるいは河道を一部掘削するようですが、自然堰がないんですね。

そうするとみんな流れてしまうけれども、ここは運上川の堰で掘ったところにみんなまた土砂たまれば同じことなんです。
その辺についてはどういうふうになるかお聞きします。

◎建設水道部長(村上透) 
 この件につきましても、国としては緊急治水対策プロジェクトで国、長野県、新潟県、流域市町村が連携し、事業を進めることとしており、河道区間の整備については、長野県、新潟県が整備を進めます区間との上下流のバランスなどを総合的に勘案し、事業調整を行い、進めているということでございます。

コメント:まるで壊れたレコードだな、君の答えは。

 

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追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html

参考資料・一覧

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧

 

 

 

 


参考資料の19(令和2年12月 定例会)

2020-12-19 02:48:59 | 日記

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月09日-03号

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月10日-04号

◆7番(高山恒夫) 
 それでは、最後に、戻りますが、防災体制についておうかがいします。

 新防災行政無線についてなんですが、今、更新が行われて、それぞれ戸別受信機が各家庭に配付されておりますが、以前より雑音が少なくて、非常に前より聞きやすいという声も多く聞いています。

中にはやはり受信しづらいという箇所もあるようでありますが、そういったお宅については、現状をしっかり確認して対応を行っていただきたいというふうに思います。

 また、屋外に設置されている屋外スピーカーについてなんですが、これも話ありましたが、これは数が少なくて聞こえないという声もやはり聞こえるんですね。

いろいろ今までの過去の議会の中の説明でも、やはり目的というのが、設置する目的ですね、いろいろあると思うんですが、その説明が足りないような気がするんですが、もう一度、屋外スピーカーについての機能をどのように考えておられるのかおうかがいしたいというふうに思います。


◎総務部長(北爪英紀) 
 まず、受信しづらい箇所への対応ですけれども、デジタル化された新防災行政無線につきましては、デジタルの性質上雑音はかなり軽減されておりますけれども、物陰などで受信できない状況は考えられるため、そのような場合には個々の状況を確認させていただき、屋外アンテナの設置など対応を取らせていただきたいと思います。

 次に、屋外スピーカーについてです。
市では、災害時の避難勧告などの情報発信は、各戸に設置している戸別受信機において行うこととしており、屋外スピーカーで全ての方に情報を伝達するものとはなっておりません。

本来、防災行政無線は、屋外スピーカーか各戸の戸別受信機のどちらかを設置するもので、飯山市の場合は、冬期の降雪時には屋外スピーカーの音がかき消されてしまうこと、また、洪水が想定される場合には、雨のために屋内にいる方が多いことなどから、アナログの時代から戸別受信機を選択して設置してまいりました。

 デジタル化に当たってもこの基本は継承しておりますが、通信手段が不可能になった際に、屋外スピーカーに設置された通信設備で市の対策本部との連絡が取れるという機能があるために、地域の防災の拠点となる各活性化センターに最小限の設備として屋外スピーカーを設置したものでございます。

 参考としまして、屋外スピーカーの設置には、1基当たり約500万円ほど経費がかかっております。

市内の住宅を網羅するためには、試算ではさらに約40基ほどのスピーカーが必要になるということでございまして、およそまだ2億円、そうすると費用がかかるということになります。

◆13番(小林喜美治) 
 ・・・
 9月の議会でも質問したんですが、洪水時の指定避難所と避難のあり方についてということで質問したいと思います。

 9月議会の折、障がい者や介助が必要となる方々の避難の在り方について、やったんですが、どうも答弁した内容とその後の実態を見た場合、そういうことではなかなかうまくいかないんじゃないかということがあって、

ただ、今回、昨年の台風19号の被害から、飯山市として洪水時の指定避難所について大幅な見直しが行われました。

市内7か所に集約されると。
これが8月の市報に掲載されたわけですが、市報を見た市民の皆さんからさまざまな意見を私聞くことがありました。

 その内容は、1つは、避難所が遠いということ。
避難先の施設に駐車場は確保されているのか。

独り暮らしで自力では避難できないと思うがどうしたらいいのか。
歩ける場所でもっと近くで避難場所が確保できないのか。

例えば、なちゅらや公民館はだめなのか、こういう声がありました。

 7か所に集約されたことは、私は承知はしているんですが、改めてこうやって言われてみると、こういう声にどういうふうに答えていくのか、態勢的にどうするのかというものについて質問したいと思います。

◎総務部長(北爪英紀) 
 幾つか内容がございました。

 まず、駐車場についてですけれども、7か所に集約した避難所について、避難に当たっての距離が遠くなるということがあるために、駐車場が確保できる場所を選んで指定しております。

 次に、独り暮らしなどで支援が必要な方につきましては、自主防災組織の中で日ごろから送迎等の支援対応できる方を選出しておいていただくなどの取り組みをお願いしているところでございます。

コメント:要するに「それぞれの地区、隣組でなんとかしろ。市役所は知らん」ということだよねえ、北爪くん。

(北爪英紀)また、タイムラインにつきましては、市報8月号に掲載させていただいたんですが、市民の皆さんがそれぞれ得た情報に基づき、どの段階でどのような動きをするのかを事前に考えておいていただきたいというものでございます。

 「何をすればいいか分からない」という状況をなるべく減らして、次に何をするのかを知ることで逃げ遅れを防ぐことにつながると考えております。

コメント:だからね、北爪くん、その判断する水位基準を事前に市民に十分に周知せよ、と言ってるのだよ。

そうして又、市役所もその判断基準によって動くから、お互いシンクロして、混乱の無い様にせよ、とも言っている。

だが市長は「基準はあくまで参考で、避難準備や避難勧告は俺様が好きなように出す」と言うから、「それじゃ話にならん」とづうっと言ってるのだよ。

そんな「訳の分からん、市長のたわごと」につきあっていたら、それこそ「逃げ遅れ」になっちゃう。


(北爪英紀)また、公民館、なちゅらにつきましては、1000年確率の降雨があった場合に浸水する区域に含まれるということでございまして、新しい避難所からは外させていただいております。

コメント:そうかい、そりゃ残念だねえ。

◆13番(小林喜美治) 
 今のマイタイムラインということが、備えるべき方向として何をやればいいのかということなんですが、意味がよく分からないという、そういうことがあるんですよ。

 実際、8月の市報で載せられたきり、マイタイムラインって何なんだということが出ていないという問題や、

それから私、質問する過程で、いろいろ危機管理防災課の皆さんと話をしていたら、さっき答弁であったように、飯山市の場合、1000年確率で飯山市役所も5メーター水が入ると、もし本当に切れた場合。

去年、長沼のような状況になった場合に。
そういう浸水地域の上に私たちのまちがあるわけですよね。

特に去年の場合は、まさかここまで水が入ると思わなかったという人たちのほうが多かったと。

その辺も含めて、やはり再度周知徹底していくということが大事だと。

1000年に1回だからいいんだという、そういうんじゃなくて、たまたま1000年に1回が去年は内水氾濫で市街地まで水が入ったと。
だから、あり得ることなんですよね、気象変動の中で。

その辺についての対策はどう考えているか、これも通告してありますので。

◎市長(足立正則) 
 小林議員さんのおっしゃることはよく分かるんです。

まず、一般の市民の人たち、マイタイムラインをつくると言われても、そもそもそれが何だろうかということがよく分からないというふうに思います。
 それから、1000年洪水におけるエリアの話も、これもしっかり周知をしなければいけない。

 本来でしたら、地区の説明会等で住民の皆さん方にお集まりいただいて、そういう話を説明していくべきところなんですが、ちょっと現在はこうしたコロナ感染の問題がありますが、これについては改めてもっと詳しく具体的に周知をしていく必要があるというふうに思います。

例えば市報とか、それからまたケーブルテレビ等を活用しまして、住民の皆さま方に分かりやすい説明をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

コメント:ぷぷっ、足立さん。市民がマイタイムラインを準備する前に 市役所が、 危機管理課が 樋門・樋管の操作担当者が ポンプ場の操作担当者が 対策本部のお前らが、まずは「マイタイムラインを作るのが先」だろうが、、、。

そうしてまずなりよりも先に市長のあんたが「マイタイムライン」を作って市民に公開する事が必要だ。

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月11日-05号

◎教育長(長瀬哲) 
 基本的に飯山小学校の場所というのは、飯山藩の藩校のあったそういう場所とも関係があります。

それから、今、議員さんが一番心配されている自然災害、その水害については、あと10年先、国が中心になって千曲川河川の水系全体への、いわゆる水防政策というのを的確に確実に今進んでおります。

 それから、皿川の堤防についても、県がいわゆる本堤と同じ高さで堤防を構える、あるいは城山の排水ポンプの強力アップ、水が入らない、

いろんな形で、今までに考えられなかったような水害にも対応するという大きな施策が次から次へと出されて、実行にもう入っております。

コメント:ウソはいけないよなあ、長瀬くん。

「皿川の堤防についても、県がいわゆる本堤と同じ高さで堤防を構える」と市役所は言うが実際には県の計画では同じ高さにはならない。注1

そうしてまた「城山の排水ポンプの強力アップ」、こんな事は予定されていない。やっている事は「あくまで現状回復」でしかない。

そんな事も知らないでよく教育長などやっていられるねえ、長瀬くん。

(長瀬哲)それから、一番は、私は飯山市のいわゆる市民への避難勧告の水位の基準を、中央橋から立ヶ花に移したということですね。

この間の2時間から3時間の差というのは、小学校が今の場所にあったとしても十分対応できる、そういう時間帯だというふうに理解をしております。

コメント:ほほう、避難勧告の発出には飯山観測所の水位はもう使わない、という事かね、長瀬くん。知らなかったなあ。

そのこと、市民に十分に周知できているのかい、足立さん。

それでね長瀬くん。君は「立ヶ花から飯山まで、洪水の時に水が到達する時間を『2時間から3時間』と言っているがそれは本当かね?

当方が認識している「洪水の時の水の速さ」と随分違う様だが、ちゃんとデータをとってあるのかい、長瀬くん

教育長たるもの、ウソを公言してはいけないよなあ、長瀬くん。

(長瀬哲)私は、やはり飯山小学校のある場所というのは、歴史的、伝統的、文化的に、飯山市の小学校の南のほうの学校の場所としては一番ふさわしい場所であるというふうに、水防等も考慮して、現在判断しています。

コメント:だからねえ、長瀬くん。「水防等も考慮して、現在判断しています。」と君は言うが、立ヶ花からの水の到達時間、「2時間から3時間かかる」という君の認識は間違っている、と言っているのだよ、長瀬くん。

注1:・長野県による皿川堤防改修計画:https://www.pref.nagano.lg.jp/hokuken/documents/5.pdf

およびそれに関して内容詳細を検討した記事 : 

・その30-2・皿川堤防改修計画詳細(長野県提示)

長野県が提示してきた詳細計画でも皿川堤防は90センチ持ち上げるだけとなっており、それでは足立市長が言う「フルバック方式の堤防」とはならず、相変わらずの「セミバック方式の堤防」という事になります。

追伸:2021/6/6:いやいや驚きました。・長野県による皿川堤防改修計画:https://www.pref.nagano.lg.jp/hokuken/documents/5.pdf にアクセスしたら北信建設事務所曰く「申し訳ありませんが、お探しのページは存在しません。」とつれない返事です。

どうやらこの情報は期間限定だったようです。とはいえ、随分と早く店じまいをしたものですねえ、建設事務所さんは。

そうして、実際にその情報は公開されていた、という証拠はこれです。 : https://archive.fo/IJ9eE : 検索結果の一番目のpdfがお目当てのものでしたが、何故か「令和2年度北信建設事務所重点事業 - 長野県」というページごと「削除された模様」です。

・・・でもねえ、建設事務所さん、すでにダウンロードが終わっていましたよ。

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追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html

参考資料・一覧

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧

 


参考資料の18(令和2年9月 定例会)

2020-12-18 05:45:58 | 日記

飯山市 令和 2年  9月 定例会(第374回) 09月10日-03号

◆11番(佐藤正夫) 
 時間ないので、最後の市の職員体制についてお願いしたいんですが、

(1)の職員体制の強化。
 職員の削減が進んできた結果、通常業務に影響が出ているように、私らから見れば見えるんです。

 特に、技術系職員の不足、これは大変なことで、去年からことしずっと災害続きでありまして、緊急を要しないことを相談に行くのもちょっとはばかれるという、こんなような状態なので、増強する必要あると思いますが。

 次も一緒に質問しますので、建設会社--民間ですね--あるいは人材派遣会社から技術者派遣してもらうようなことも考えながら、増強についてお願いします。

◎総務部長(北爪英紀) 
 職員体制の増強についてのご質問でございます。

 毎年度、土木職を含め採用試験を行っておりまして、平成31年度採用からは、受験年齢を40歳まで広げた社会人枠という区分を新たに設けまして、幅広く職員の採用を行っておりますけれども、土木職につきましては、ここ数年申込み自体が少ないという状況でございます。

 今年度においては、土木職の採用がなく、事務等も含めた全体の採用者数も計画に達しない状況でありまして、不足の人数は、会計年度任用職員で補う等の対応を行っております。

 また、今年度は来年度採用に向けまして、採用試験を上級職は4回、上級土木職については5回、上級保健師を2回、中級保育士、初級事務、初級土木をそれぞれ1回ずつ行う予定でありまして、従来より回数を増やして人材確保に取り組んでおります。

 それから、派遣の関係でございますが、建設業においても技術者の人材不足は進んでいるとうかがいます。
条件にもよると思いますが、コストをかけて獲得して育成した技術者を派遣していただくのは難しいのではないかなというふうに考えております。

 それから、人材派遣会社からの技術者の派遣につきましては、他市に例があるのかなどを調べまして、メリット・デメリット等を研究していきたいというふうに考えております。

◆11番(佐藤正夫) 
 今、会計年度任用職員の話が出ましたが、フルタイムとパートタイムそれぞれ何人いるのか、教えてください。

◎総務部長(北爪英紀) 
 本年度4月1日現在で、フルタイムが97人、パートタイムが242人、合計339人でございます。
 
◆11番(佐藤正夫) 
 災害時、フルタイム職員に活動してもらうことになっているんですが、この97人のうちに恐らく保育士さん大勢いると思うんですね。

そうすると今、正職員は約230人くらいですか、そこにこの97人の半分としても280人くらいですか。

今までどんどん職員減らしてということで減らしてきたんですが、これ総合的に考えると、この定数減に歯止めをかける、あるいは少し増やす、そういうことも、今募集しても応募がないと言いますけれども、やっぱり増やすということを考えていくことが必要だと思いますが、お願いします。

◎市長(足立正則) 
 職員の定数がずっと減らしてきておるわけでございます。

これにつきましては、第5次行財政改革大綱に基づきまして平成30年度までに232人ということで取り組んできたわけでございますが、1年早い29年4月達成しておりまして、現在は昨年は行っていないという状況でございます。

 議員ご指摘のとおり、こうした通常業務をやるのにぎりぎりの人数で回していますと、今回のように非常に災害等が増えてきたときに対応できなくなるという状況になるんです。

 したがって、定数削減につきましては、ここで一つ、今は削減はしていませんけれども、そういう面でしっかり行政課題が解決できるような対応での職員確保をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

コメント:足立さん。災害発生時、みんなバタバタしていて対応にミスがでた。あなたはそれを素直に認めて「その様であった」と報告し、それを問題点として市民には公開しない。

そうしてまた、そのことで、対応の至らなさについて市民に対して謝罪もしない。それらは全てあんたのくだらないプライドの為なのかい、足立さん。

◎総務部長(北爪英紀) 
 市役所の駐輪場に設置されている太陽光発電は、冬季の発電がほぼできないということもありまして、令和元年度においては、本庁舎全体の年間の電気使用量の6.6%という状況となっております。

 公共の建物自体でいいますと、設置や維持管理にも費用がかかりまして、今言ったように、冬季の発電が期待できないという状況であります。
あまり導入の効果が期待できないことから、本庁以外の他の公共施設への設置については、考えておらないというところでございます。

 災害時につきましては、避難所については発電機を買いそろえたり、あとまた中部電力と協定を結ぶなどして、対応するということを考えているところでございます。

コメント:飯山では太陽光発電はペイしないかい、北爪くん。残念だが仕方がないか。しかし、災害時の自家発電能力はどうしても必要だぜ。

◆4番(飯田健一) 
 ・・・
 もし、昨年の台風19号のような、あるいはそれを上回るような豪雨で千曲川が増水した場合、現在、市はどのような事態を想定されておられるでしょうか。

 例えば、皿川などの支流や千曲川本流の越水はあり得るか、内水による浸水はどうかなど考えられますが、その点おうかがいします。

◎総務部長(北爪英紀) 
 越水等があり得るかというご質問に対しましては、ちょっとお答えできませんけれども、皿川につきましては、本年度策定しました水防計画にもあるとおり、新たに重要水防区域に指定されまして、重点的に警戒と対策に当たることとしています。

昨年の教訓も生かしまして、災害対応に当たってまいりたいと思います。

コメント:上流で決壊等がなければ大量の水が飯山に到達する。そうであれば「越水の可能性は十分にある」のだよ、北爪くん。

そうしてまた「本年度策定しました水防計画にもあるとおり、新たに重要水防区域に指定されまして、重点的に警戒と対策に当たる・・・」と白状している様に今までは「皿川は警戒巡視箇所になっていなかった」のだよ、北爪くん。

だからね、問題は「どーして今まで弱点のある皿川右岸堤防のあの箇所が見過ごされてきたのか??」という所にあるのだよ、北爪くん。

そこを事前に見つけ出して警戒箇所に指定するのが市役所の仕事であるにもかかわらず、それがやれていないという所が飯山市の弱点なんだよ、分かるかい、足立さん??

◆4番(飯田健一) 
 そのようにお願いします。
 次の質問ですが、私が特に気になっている箇所は、日光川樋管から北、柏尾橋戸狩側の付け根部分まで堤防がかなり低くなっています。

越水しないよう大型土のうを準備するなど警戒が必要かと思われますが、いかがか、おうかがいします。

コメント:妥当な指摘だねえ、飯田君。俺もそう思うよ、あの場所についてはさ。(注1

◎建設水道部長(村上透) 
 議員ご指摘の箇所の状況は認識しておりますが、同様に想定される場所も含めまして、千曲川の増水により越水が予想される際は、「災害時における応急対策業務に関する基本協定書」を締結しています飯山市建設業協会を通じまして、迅速に大型土のうを設置し、越水防止対策を講じていくということを建設業協会の会長とも確認させていただいているところでございます。

コメント:戸狩に暮らしている住民にはその説明では不十分、「ああ安心だ」とはとてもおもえないなあ、村上くん。

◎経済部長(出澤俊明) 
 まず、国庫補助でも市単独でも災害対応となるためには条件がありまして、

豪雨では24時間雨量が80ミリ以上、または1時間雨量が20ミリ以上であること、

また河川においては、河川水位が氾濫注意水位、警戒水位以上になることといった異常な天然現象が起こった災害であることが条件です。

こちらが災害対応になる1つ目の条件であります。

 そして、被災報告をいただきました箇所につきましては、現地調査を行いまして、復旧に関わる工事費が40万円以上と見込まれる場合といった採択基準を満たしていれば、国庫補助を活用して災害復旧工事ができるように、そういった申請事務を進めてまいります。

被害があっても採択基準を満たさなければ、国庫補助として申請できませんので、市単独事業となります。

コメント:なるほど、わからん。「河川水位が氾濫注意水位、警戒水位以上」ではわからんから、数値を上げてくれないかね、出澤くん。

◆4番(飯田健一) 
 今、条件というのがありまして、それを満たしていればということでありましたが、そういうことで、条件を満たしていれば、おおむねこのようなことでよろしいかということでございます。
 それでは、次の質問ですけれども、それは河川敷であっても同じことでしょうか。

◎経済部長(出澤俊明) 
 河川敷であっても、堤外民有耕作地、または河川法の許可を得た耕作地については、対象となります。

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月01日-02号

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月09日-03号

◆5番(飯田健一) 
 ・・・
 SNS発信はツイッターで。

 台風19号の際の情報発信について、他市町村はツイッターで大きな成果を上げていると聞きます。

長野市の場合も、今はツイッターを活用しています。

防災無線は聞き取りづらいので、スマホで音声と文字を知ることができるアプリを検討中とのことです。

佐久市の場合は、SNSを検討中。
それから防災無線が聞き取りづらいとき、その内容を無料の電話で聞くことができる。
また、ほかにケーブルテレビでも発信しているとのことです。

 お尋ねします。飯山市では、災害時の情報発信はどのような方法で行いますでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 まず、ご質問にありました長野市と佐久市につきましては、戸別受信機を各戸に配付しておらず、地域の役員以外の市民の皆さまに対しましては屋外スピーカーのみとなっているということでございますので、当市とは状況が異なるようでございます。

 当市におきましては、各世帯に配付している防災行政無線での情報発信を基本としておりますが、SNSやエリアメールなどの緊急速報メールの活用等も行いながら、迅速に広く市民の皆さんに情報が行き届くことを目指しております。

 なお、現在整備を行っております新防災行政無線の事業におきまして、

年度内に緊急情報の携帯端末へのメール配信やiネットの自主放送の画面にお知らせを表示するL字放送、

市ホームページへの防災無線情報の即時掲載を行うこととしております。
 
コメント:HPへの即時掲載、よろしく。

◎総務部長(北爪英紀) 
 避難者の人数ということでございますが、避難所については既に閉鎖しておりますので、現在は避難者はいないということになります。

それとは別に、被災者で公営住宅に一時入居している方は、

12月1日現在で県営住宅に3名、

県の負担により2年間無償で入居できる借り上げ型仮設住宅に4名の方が入っております。

◆5番(飯田健一) 
 次に、水害により飯山を転出された方は何人おられますか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 水害により転出されたかにつきましては、把握しておりません。

コメント:自分達に都合の悪い数字は調べない、、、と。まあそういう事だね、北爪くん。

◆5番(飯田健一) 
 把握されていないということで、それでは住宅家屋は何棟取り壊されましたでしょうか。

コメント:まあ次はそれを聞く事になるよねえ、どうしたってさ。

◎建設水道部長(村上透) 
 公費解体制度を活用した市費解体した件数でお答えさせていただきます。

 公費解体制度には、市が所有者に代わって解体撤去する公費解体と、既に所有者が解体撤去された場合、解体撤去費用を償還する自費解体償還があります。

双方合わせまして、物置なども含めて全体としますと46件、

棟数では56棟の申請がございまして、現在までに40件、49棟の解体工事が完了しております。

このうち住宅は、空き家も含め37件、38棟の申請がございまして、現在33件、33棟の解体工事が完了しているところです。

コメント:37件かける2~3人が飯山から出て行ったと、そうなるのかねえ、村上くん。

◆5番(飯田健一) 
 ただいまの発信の方法という中の一つにSNSとございましたが、SNSはフェイスブックでしょうか、ツイッターでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 フェイスブックを活用しております。

◆5番(飯田健一) 
 その理由をお聞きしたいのですが、なぜツイッターを選ばなかったのでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 ツイッターにつきましては、かつて当市でも発信していた時期がありましたけれども、平常時の使用頻度が低くなっていたことから、現在は利用しておりません。

ツイッターは、情報を送ったり受け取ったりの相互のやり取りが早い分、さまざまな情報が逐次入ってくることが考えられまして、情報の選別が難しいことから、SNSについては発信型のフェイスブックを活用しております。

◆5番(飯田健一) 
 フェイスブックは、友人、グループの連絡・情報交換に最適というふうに聞いております。

それからツイッターは、フェイスブックと比べて利用数はツイッターが圧倒的に多いということで、拡散性も高いということで、長野市あたりはツイッターを使用していると思いますが、その辺はいかがでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 自治体によってどのようなSNSを使っているかというのはさまざまなようでございます。

SNSでフェイスブックを使っているという理由につきましては、先ほどご説明させていただいたとおりでございます。

ーーーーーーーーーーーー

注1:左岸堤防と柏尾橋からの道路との接続部分が一段低くなっている事について

道沿いに見ていくとすると、、、

野沢側から戸狩へ橋を渡り切ったところで右を見ると今井川樋管と水位観測の設備が設置されているポール(ぼやけてますが、、、)が確認できる。

前を向くと左側に日光川樋管が見え、道が下り坂になっており、それに合わせるかのように堤防も高さが低くなっているのが分かる。

橋からの戸狩エリアに入っていく道路が下り坂になっていて、それに合わせて堤防の道との接続部分が低くなっている。そうであれば飯田君がいう様に「その部分から戸狩側に千曲川の水が越水する」と考えるのは自然な事であり、そうしてまたその部分の対策が必要となるのである。

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追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html

参考資料・一覧

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧

 


参考資料の17(令和2年9月 定例会)

2020-12-17 06:40:44 | 日記

飯山市 令和 2年  9月 定例会(第374回) 09月10日-03号

◆1番(吉越利明) 
 ・・・
 7月に発生した豪雨災害のように、今まで想定もしていなかった災害がどこにいても発生してしまう時代となっております。今後も行政として、市民が安心して安全な生活が送れ、子どもからお年寄りまで、いつまでも住み続けられる地域を目指し、しっかりとした取り組みを行っていただきたいと感じております。

 7月豪雨において被害が出た箇所も多くあり、また、ゲリラ豪雨と言われる集中豪雨により河川の氾濫など、水路の改修もこれから必要になってくる箇所など多くあります。

 そこで、今回の7月集中豪雨による市道や農道などにおける災害の概要についてお尋ねをいたします。

◆1番(吉越利明) 
 かなりの災害の数だというふうに感じておりますが、私の地元、瑞穂でも、今まで想定していなかったところが被害に遭ったということもございました。

 そこで、この豪雨による復旧必要箇所、危険箇所の把握と対応はどのように行われてきたのか、またお尋ねをしたいと思います。
・・・

◆1番(吉越利明) 
 ・・・今後も集中豪雨により災害が想定される箇所があると思います。

特に構造的に災害が起きやすい箇所については、復旧だけでなく抜本的な修繕整備が必要に感じます。

復旧だけでは、また同じ箇所で災害が発生してしまうおそれがあると感じますが、そういった箇所への対応は今後どのように進めていくのかお尋ねをいたします。

コメント:25m道路の下のアンダーパス、栄川と仲町通りが交差するあたり、ゲリラ豪雨と言われる集中豪雨で浸水被害がすぐに出るぞ、村上くん。

◎建設水道部長(村上透) 
 災害復旧事業は原状回復が原則となっておりまして、被災箇所の増強工事等はできないこととなっております。

 集中豪雨等による災害の予防保全対策としては、道路については、路肩崩落などにつながる側溝等の閉塞箇所の解消、河川については、準用河川等において溢水の原因につながる支障木等の撤去や堆積土除去を図っていきたいと考えております。

 また、土砂災害等が想定される箇所の予防保全対策につきましては、砂防堰堤設置等について県と協議を行っていきたいと考えているところでございます。

コメント:上町のアンダーパス付近の浸水と仲町通りと交差している栄川の橋のあたりの浸水、どーすんだよ、村上君。(注1

・・・・
◆13番(小林喜美治) 
 ・・・
 7月の集中豪雨について、ちょっと何点かうかがいます。

 1つは、7月15日、夕方から夜半にかけて集中豪雨がありまして、約3時間ぐらいで約80ミリを超える、こういう豪雨があったということが後日発表されました。

これによって市街地に流れ込む中小河川が増水したと。

それによって氾濫や家屋の被害、農業施設の被害など起きております。

これ集約については発表されていますが、過日、議会で被災地の樋門、樋管、内水排除について視察をしたときに、水の流れや、どういうふうに市街地の水を千曲川へ排出するのかというそういう流れについても、排水状況についても説明を受けました。

道路の側溝、流雪溝も含め、市街地は網の目のようになっているんじゃないかと思うんです。

これは完成してからかなり時間も経過していると。

中には流雪溝というものがあって、一体この中がどうなっているかという問題も今大変だと思うんですよ。

これについて、点検や修理をどういうふうに進めているのか、そこをちょっとおうかがいしたいと思います。

◎建設水道部長(村上透) 
 今、議員さんがおっしゃられた、特に上町区の浸水被害の関係ということでちょっとお答えしたいと思いますけれども、7月末に区の皆さんと懇談会を開催させていただきまして、今後の浸水対策の方針について説明させていただいて、理解とご協力が得られたということで、まずは応急対策として、当該地区への雨水の集中を避ける対策、上流部のますの改良工事だとか、あと排水ポンプを改良するだとか、そういったものを早急に実施して今後の豪雨に備えると。これがまず1点。

 2点目として、それと併せて、現状における市街地全体の排水能力を検証させていただいた上で、恒久的な対策がどんなものが取れるか、そういったものを今後検討していきたいというふうに考えております。

コメント7月の短時間豪雨の時、雨水排水ポンプ場のポンプ、動かさなかっただろうが、、、。それが原因で上町のアンダーパスのあたり、浸水したんだよ、村上君。これは君たちの「ポンプ場操作の手抜き」が原因だな。(注1

◆13番(小林喜美治) 
 これ今、市街地だけじゃなくて、今回被害に遭った場所というのは、かつてはそこに水田があったり、それから水路も地元の皆さんで整備されたりしたところに、一気に水が流入してくるというのがあったんですよ。

だから、そういう30年前、40年前には考えられないことが今、市民の生きているここで起きているということがあるんですよ。

 だから、そういうものも含めて、水の流れというのはどういうふうにするか、やっぱり考えていっていただくことが大事じゃないかと思うんですが、その辺についてうかがって、ちょっと時間がまいりましたので、質問を終わりたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

飯山市 令和 2年  9月 定例会(第374回) 09月11日-04号

◆7番(市川久芳) 
 戸狩狭窄部の本格的な掘削ということなんですけれども、プロジェクトのパンフレットを見る限り、柏尾橋の下流で河道掘削を行うような仕様になっているんですけれども、いずれにしろ今まで以上の洪水がこの飯山盆地へ流れ込んでくるわけで、プラスアルファの改修をしないと飯山盆地の水位は下がらないどころか、このプロジェクトが、上流の改修工事のリスクを全部この飯山盆地で背負っていくような根拠になってくると思うんです。

 ぜひ、湯滝橋上流の本当の狭窄部と歴史にあるそのしゅんせつ工事をしっかりとプロジェクトの事務所を通じて、千曲川河川事務所のほうへ裏づけ根拠をもって要望していただきたいんですけれども、その点よろしくお願いします。ご回答お願いします。

◎建設水道部長(村上透) 
 現在の国における信濃川水系河川整備計画においては、湯滝から中央橋下流約1.5キロまでの区間、それと綱切橋上流約800メートル地点から上流へ500メートルの区間につきまして河道掘削が位置づけられております。

 事業の推進に当たりましては、上下流のバランスを十分に考慮した整備が必要であると認識しております。
これまでも機会あるごとに国に同盟会等を通じまして、河道掘削について要望してきているところでございますが、引き続き強く要望してまいりたいと思います。

◆7番(市川久芳) 
 今の関連なんですけれども、飯山市誌も常盤村誌にも詳しく、湯滝のしゅんせつは江戸時代から実施されてきた経緯があり、20年ぐらい前に千曲川河川事務所の中野出張所に保管された資料を入手することができたんですけれども、

昭和29年度まで機械掘削として行われてきたわけですけれども、

江戸時代に松平の時代には二、三年ごとに二、三万人の人間を投入して、川ざらいをしてきているんですけれども、

いずれにしろ飯山盆地へ流れ込んだ洪水が水位を上げていくのは、間違いなく下流の狭窄部もあって、

滞留してその水が行き場を失って、樽川を上流へ流れて、今までの水害は全部そういう経過で起きてきているわけでございますけれども、

江戸時代からずっと引き継いで、湯滝のしゅんせつが飯山市の歴史の中で行われてきたことはご存じですか、おうかがいします。

◎建設水道部長(村上透) 
 文献等を拝見して承知はしております。

◆7番(市川久芳) 
 質問を移しますけれども、昨年の台風19号で越水して、長野市の長沼地区の穂保堤防が決壊して大きな水害、新幹線も水没する水害が発生しているんですけれども、その堤防の決壊箇所560メートルについては、耐越水堤防というか、堤防を洪水が乗り越えても破堤しない、民家側ののり面もブロックで固めた耐越水堤防が完成しているわけです。

コメント:これは、ここでの決壊が起きた後の新しい堤防、耐越水堤防はそうなっている、と言う話だな。

(市川久芳) それで、プロジェクトの計画を見ると、そこのみならず村山橋から立ヶ花の左岸7.5キロ、左岸というのは長野側です。

右岸須坂側8.5キロの堤防を強化される計画になっているわけでございますけれども、

私お願いしたいのは、この地球温暖化でどれだけの洪水が発生するのか分からない時代に入った中で、堤防の高さで水害を防ぐという今までの一辺倒の方法では、なかなか住民の被害を軽減して、完全に防ぐことができないという考えでおるわけですけれども、

ぜひ長野で16キロぐらい決壊しにくい耐越水堤防というか、洪水が堤防を乗り越えてもそのまま破堤につながらなくて、水位が下がれば、それ以上道側に洪水が流入しない堤防を(引用注:計画しているが、同様の構造の堤防を)

ぜひこの飯山盆地で、支川も含めて、皿川も含めて、水位が堤防の高さまで下がれば、そこでもう浸水が止まるわけですね。

それをしっかり国に要望してほしいし、今回のプロジェクトの中で要望されたのか、おうかがいします。

◎建設水道部長(村上透) 
 堤防強化も河川における必要な対策とは考えますが、まずは緊急治水対策プロジェクトの目標に掲げられた対策を進めていくことが重要と考えております。

 プロジェクトの推進につきましては、6月9日にテレビ会議を通じまして、直接、国土交通省水管理・国土保全局長に要望を行い、7月10日には北陸地方整備局に要望してきたところです。

 そのほかにも関係する同盟会を通じて国に要望してきているところですが、引き続き強く要望してまいりたいと考えております。

◆7番(市川久芳) 
 次に、現在の飯山盆地の千曲川の本堤の機能ということで、この質問は何回も今までやってきているんですけれども、新潟県と長野県の県境から上流に向かって30キロメートルの地点が、常盤の堤防にある野菜の売っている道の駅千曲川のところでございます。

 現在の計画高水流量が9,000トン流れると、本来の完成堤防ということは9,000トン流れても1.5メートルの余裕がなければならないということで河川法で定められておりますけれども、実際9,000トンの流量が流れると約1メートル40センチ不足しているわけでございます。(引用注:9000トン流れると10センチ堤防より水位が高くなる、つまり越水する、という主張かな)(注2

コメント:ここは疑問が残る主張だな。あそこの場所は川幅がひろくなっていて、従ってそれに伴い水位は下がるのだがねえ、市川さん。

あなたの話はそこの所が考慮されてはいない様に見えるのだが、さて実際はどうなるか。

◆7番(市川久芳)これを解消するためには、水位を1メートル50下げる対策をしなければならないのですが、
今後のこのプロジェクトにおいて、飯山盆地へ多量の洪水が入ってくるわけで、これはやがて国土交通省で上下流のバランスの収支のその計算書は当然出てくると思うんですけれども、

この1メートル50下げるといっても、この30キロ地点に小沼側と木島側の堤防間が900メートルぐらいあるわけです。

 これを河道掘削をして、その土を、堤外の畑の土も含めてです。
全幅これだけの河床というか高水敷も含めて下げなければ、この河川法に基づいた1.5メートルは確保できないわけですけれども、この改修はそう簡単なものではないと思うんです。

その点どのように考えておられるか、おうかがいします。

◎建設水道部長(村上透) 
 今回の緊急治水対策プロジェクトは、令和元年東日本台風洪水と同規模の洪水に対して越水を防止するための対策を令和6年度、令和9年度と段階的な目標に向けて行われるものです。注2

 その後の河川整備につきましては、今後、河川整備計画の見直しが行われ、河川整備基本方針に基づいて、河道掘削や洪水調節施設の整備について検討の上、整備が進められていくものだと認識しております。
 以上です。

コメント:台風19号並みの降水量には耐える様に、、、と。豊野での決壊が無くても飯山、大丈夫なんだよね? 村上君。

◆7番(市川久芳) 
 いずれにしろ9,000トン流れても、堤防からオーバーしない改修をするということだけれども、この河床掘削に手をつけていかないと、堤防天端から乗り越えるような形になるのと、

私が心配しているのは、いくら戸狩狭窄部の上流にお金をかけて、河道掘削、河床掘削をしても、水の流れる勾配がないから、(引用注:水の流れが遅くなるから、そこで泥水の中の泥が沈降、堆積してしまって、そうやって)

昨年の堤外地に堆積した土砂が、厚いところは40センチも50センチもあるわけで、(引用注:河道掘削、河床掘削をしても)何年かたてば(引用注:その効果はなくなり)元へ戻ってしまうわけです。

 その中で、私が一番効果があるのは、湯滝橋のところには相当な落差があるので、(引用注:そこを広げる事でそこより上流部の流速を上げる事で上流部の土砂の堆積を減らすことが出来る。したがって、)

今の回答に対して再度お聞きしますけれども、早く洪水を下流に流す対策は、そのプロジェクトの中にある項目で、何がそういう効果があると思いますか、お答え願います。

◎建設水道部長(村上透) 
 何が効果があるかということは、そういった物質収支的な検討は、私ちょっと存じ上げていませんので、お答えできません。
 以上です。

コメント:残念な回答だねえ、村上くん。お勉強が足りない様だな。

◆7番(市川久芳) 
 次の質問に入っていくんですけれども、2016年に岩手県の老人ホームと言えば失礼だけれども、福祉施設で9人、ことしの夏も熊本の千寿園で14人の方が自力で避難できない入居者が亡くなっているわけですけれども、

その中で、有事の要配慮者利用施設に関する取り組みということで、飯山市政について質問していきますけれども、

この内容というものは、平成25年に水防法と土砂災害防止法の改正があった中で、飯山市の対応を確認していきたいんですけれども、

これによると、水防法等の一部を改正する法律の施行により、要配慮者利用施設の避難体制の強化を図るため、水防法及び土砂災害防止法が改正され、

浸水想定区域や土砂災害警戒区域の要配慮者利用施設の管理者は、避難確保計画の作成、避難訓練の実施が義務づけとなりましたということで、

順次質問していきますけれども、

それでは、飯山市において、要配慮者利用施設の数について、まずお聞きします。

 浸水想定区域かつ地域防災計画に定められた避難計画の作成、避難訓練の実施が義務づけられている施設は、飯山市内にどれだけあるのか教えてください。

◎総務部長(北爪英紀) 
 浸水想定区域内の施設で地域防災計画に定められた要配慮者関連施設は35施設でございます。

◆7番(市川久芳) 
 次に、その35施設があるという答弁であったんですけれども、避難確保計画の確認についてということで、

施設管理者は、避難所確保計画を作成し、変更したときは遅滞なくその計画を市町村長に報告する必要があるとなっていますが、

市長さんに報告されている施設はどのぐらいあるか、教えてください。

◎総務部長(北爪英紀) 
 先ほどの浸水想定区域内の施設で申し上げますと、本年8月現在で7施設が避難確保計画を作成し、報告を受けております。
 
◆7番(市川久芳) 
 次に、市町村長は、避難確保計画の作成を促進するため、

避難確保計画を作成していない施設管理者に対して、期限を定めて作成することを求めるなどの指示を行うとあるが、

作成を指示された施設はどのぐらいありますか、教えてください。

◎総務部長(北爪英紀) 
 法改正のありました平成29年度に対象施設に制度周知の通知を出しており、

今年度は改めて作成を求める通知を行う予定としております。
 
コメント:4年間はほかりっぱなしで何もしなかった、ということだな、北爪くん。

◆7番(市川久芳) 
 次に、避難訓練の実施の支援ということで、

施設管理者等は、作成した避難確保計画に基づいて避難訓練を実施する必要がありますとあるが、

避難訓練を実施した施設の数と実施していない施設の数を教えてください。

◎総務部長(北爪英紀) 
 本年度につきまして、8月現在で実施の報告を受けている施設はございません。

 避難確保計画の策定とともに、避難訓練の実施についても行うように指導してまいりたいと思います。

◆7番(市川久芳) 
 いずれにしろ法改正の中で、(引用注:市役所は)確認して指導するということになっているので、ぜひ自力で避難できない人を救うために、よろしくお願いします。

・・・

注1:ゲリラ豪雨対策が飯山市街地では出来ていない件についての記事は以下を参照願います。

「その26-2・飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討」 :記事でも言及していますが短時間集中豪雨時に市内に浸水被害が発生するのは、城山雨水排水ポンプ場のポンプが素早く対応して稼働できていないのが大きな原因であると思われます。

注2:今回の台風19号で飯山に到達した最大水量は毎秒8100トン+アルファだった模様。: https://archive.fo/zxAZZ :+アルファ分は立ヶ花以降飯山に到着するまでに千曲川に流れ込む支流分。まあしかしほぼ8100トンの水が流れてきて、飯山観測所で11.1m、その場所の天端まで90センチとせまった訳だ。

これが豊野あたりでの堤防決壊が無くなると実は毎秒9000トンの水が流れていた、と言うのがこの記事になる。 : https://archive.fo/uuxdf : つまりだ、あと900トン余分に実は流れてきていたかもしれなかった、という事だよ、足立クン。その場合はどうやら堤防から水があふれ出していた、本堤防を越えて越水していた可能性が大きく、そうしてまたその越水によって(豊野で起きたように飯山でも)堤防が決壊していた可能性すらあったのだよ。

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追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html

参考資料・一覧

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧