シリウス日記

そうだ、本当のことを言おう。

参考資料 補足・市長は何と言ったか

2021-06-21 09:50:19 | 日記

足立市長の発言

・11月25日飯山市長が記者会見で発表した内容について、11月29日付「北信ローカル紙」の報道 : https://archive.fo/DdTXX

千曲川の氾濫については「避難勧告を出す指示体制は確立している」、と。

それに対して「支流である皿川等については不十分である」、と。

 

・飯山市 令和 1年 12月 定例会(第370回) 12月11日-02号 : https://archive.fo/gzfZi

◆13番(小林喜美治) 
 じゃ、その辺はまた今後も注意して見ながら進めていきたいと思います。
 次に、台風19号の災害対策について質問をしたいと思います。今回の19号台風で飯山市は市街地を中心にして大変な水害に見舞われました。
57年、58年の木島、常盤以来約36年ぶりの大規模水害になりました。

この災害を受けて、市民の皆さんから寄せられた声の中に、避難勧告や避難指示の遅れを指摘する声がありました。・・・

◎市長(足立正則) 
 今回の台風19号の災害の関係のご質問でございますけれども、今回の台風でございますが、千曲川の上流地域、そしてまた市内におきましても山間地域を中心に記録的な豪雨をもたらしたわけでございます。
その結果、千曲川の水位は今までの最高水位を1メートル以上上回るものとなりました。

そしてまた、同じ時期に同時刻帯に市内の中小河川も水位が上昇し、市内の至る所で河川で浸水が同時多発的に発生したというのが今回の19号台風災害の特徴と言えるというふうに思います。・・・

今回のように、全市的にまた広範囲に、そして同時に溢水とか浸水、また土砂崩れ等が発生するような状況でございました。
こういう状況でございますと、全てのところについて十分な警戒態勢とか水防作業を行うということが、市では人為的に困難となります、現実的にですね。

したがって、避難命令につきましても、現場の状況を全て確認して、そして出すということが非常に難しくなるということがございます。・・・

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◆8番(渡辺美智子) 
 それでは、避難勧告についていろいろ市民の皆さんから声を聞く中で、避難勧告に不信を抱いていらっしゃる方が結構いらっしゃるという点で、ここで市長の見解をおうかがいしたいと思いますが、いかがでしょうか。

◎市長(足立正則) 
 今回、非常に千曲川の水が上昇したということでありまして、千曲川本川の堤防が決壊するかどうか、越水するかどうか、これが最大の警戒の関心事ではあったわけなんですね。 それで、上流地域でかなり雨が降ったということであります。

それで、まず、やはり以前、浸水といいますか、決壊の被害がありました常盤地区、木島地区につきましては、ちょうどこれから夜に入るというところでありましたから、この2地区、非常に大勢の人たちがいますし、また遠方への避難ということも木島地区等はございます。 

したがって、9メートルとか待たずに、実際には千曲川の水位は恐らく4メートルぐらいなのかな。4メートルか5メートルまでいっていなかったと思います。今手元に正確なものはないんですが、早い段階で避難勧告は出したんですね。

それで、今、いわゆる防災計画の中では9メートルになると避難準備をしなさいよということで、その次は避難勧告ということなんですが、実際に真夜中で9メートルになってすぐ避難準備で、すぐまた避難勧告ということについては、現実的にはなかなか、しかも夜間ですよね。厳しい状況になるということであるというふうに思います。

 この辺については、今までの従来の千曲川の浸水被害の経過から見て、そういう基準になっているわけなんですけれども、上流地域の、特に今回のような非常に大きな台風での被害の場合については、もっと総合的に見て判断をしなければいけないというのが今回の大きな教訓でもあります。

それから、もう1点は、上流地域で水が増えたときに、飯山市の中で堤防が決壊するのかどうかという、その見きわめが非常に大事なんですけれども、これについては、ある一定の水位が長野エリアまで、要は長野、立ヶ花まで3時間ぐらい時間がかかるんですが、そこでの水位が非常に大事なんですよね。

それで、そこでの水位のときに飯山での水位が大体どのくらいになるのかということについては、河川事務所さんのほうからも、情報を教えていただきました。
 その中では、大体、天端から1メートルぐらいまで上昇するんじゃないかというような、そういう河川事務所さんのほうの判断でございましたので、1メートルぐらいあれば越水ということは、これは免れそうだというのは、本当に深夜といいますか、2時ぐらいですか、そのくらいのころの情報だったというふうに思うわけでございますが、したがって、ほかの地区の所までは、立ヶ花の状況を見る中で判断すると、越水はしなくていいんではないかというふうに考えたということでございます。

非常にその辺は難しいところなんですね。非常に難しい。
特に今回の場合は、飯山市全地域に避難勧告を出すかどうかというような、そういう判断があったわけでございますが、上流地域の状況を見ながら、総合的に判断をしていったということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。

 

飯山市議会議事録より:令和元年12月12日(木曜日) : https://archive.fo/ATf6m

◎市長(足立正則) 
 今回の台風19号でございますけれども、大変大きな超大型台風でございました。
千曲川の上流部で大量の雨が降りましたし、また、同時に市内でも非常に多くの雨が降ったということで、やはり同時に降ったということ、しかも大量の雨が降ったということが非常に今回の台風災害の一番の大きな特徴であるというふうに思うわけでございます。

 飯山市で57年、58年の水害の被害を受けて、千曲川の本堤もかさ上げされたわけでございますが、それ以来の千曲川の最大の出水ということでございます。

 これによりまして、今回は、市内各所で千曲川増水による被害、それから支流の内水氾濫、とりわけ市街地の浸水被害が大きな被害があったわけでございます。
市街地の浸水被害につきましては、市街地で山間部から流入します河川、皿川、栄川等が、これが大きく影響しておるわけでございます。

コメント: 栄川の名前がここで初めて出てきて、そうしてそれ以降は出てくることはなかった。だが市役所は「栄川氾濫」という事実もつかんでいた事が足立さんの答弁から良く分かる。

(足立正則): ただいま山崎議員さんからは、皿川の堤防が切れたということについて、今後、「まさか」そういうことは無いだろうということではあってはいけないということで、今後何をしっかり学ぶべきかというご質問であるというふうに思うわけでございます。

 まず、これにつきましては、しっかり県と連携をして、今回の皿川の堤防が決壊したことのメカニズムをしっかり解明をしていきたいというふうに思うわけでございます。

コメント:どれだけ待っても「今回の皿川の堤防が決壊したことのメカニズムをしっかり解明した、、、」と言う報告が、発表がないのは何故ですか、足立さん。

(足立正則):そして、皿川の堤防が切れたことによりまして、城山のポンプ場が浸水をして機能停止をしたと。
したがって、栄川、また都市下水路等の市内の雨水の排水ができなくなったということが、今回大きな被害になったというふうに考えているところでございまして、この辺についての解明をしっかりしてまいりたいというふうに思います。

コメント:この件についても未だ十分な報告はなし。

(足立正則)
それから、今回は静間バイパスの千曲川の無堤地区でも越水があったわけでございますが、それに対する国への対応、また、皿川の抜本対策を求めるなど、ハード対策はもちろんでございますけれども、今回のような、災害が迫っているときの警戒体制ですね、それから情報伝達体制等、ソフト対策に重点を置く必要があるということについて、非常に今回は痛感したわけでございます。

コメント:静間バイパスの無堤防部、戸狩左岸の川面地区で千曲川が氾濫したが、それらのエリアについては一切の警告、避難勧告が出されなかった。

これは本当に対策本部の失態であるよねえ、足立さん。

 

 ・飯山市  令和 1年 12月 定例会(第370回)  12月13日-04号 : https://archive.fo/z1jCi

◆7番(市川久芳) 
 市長さん。6時40分まで旧市街地に避難勧告が実際出せなかったわけですよね。それが週刊誌にも大きく載っているわけです。これはやっぱり行政に大きな落ち度があると思います。そういう中で、この間の記者会見だと、マニュアルが無かったというのはとても理由にはならない。どうして出さなかったか、詳しく説明してください。

◎市長(足立正則) 
 避難勧告につきまして、時系列に経過を含めて説明をしていきたいというふうに思いますので、お願いします。

それで、3時5分に越流を確認したということでございます。
それで3時20分には、越流をした近くの北町につきましては、避難勧告を発令しておるところでございます。 

それで、河川からの越流ということでございますけれども、千曲川本堤からの越流と、それから、いわゆる内水の支流の河川からの越流というのは、これはやっぱり基本的に違うと思うんです。
それで、千曲川本流の、いわゆる本堤の越流、これは一刻を争う緊急事態ということでございます。

したがって、もし千曲川本堤から越流があれば、これはもう、即刻、避難勧告を出すということであるわけでございます。

 皿川につきましては、まず越流を確認しましたので、その影響が及ぶと思われる、まず近くの北町区のほうへ避難勧告を出したということでございます。

 そして、こうした支流の河川の越流ということにつきましては、まず何をするのかということでございますが、これはまず、水防活動をやらなければなりません。水防活動と救助活動をするということでございます。

 水防活動については、堤防に対して、いわゆる土のうを積めと、そういう指示。
それから3時30分には、千曲川河川事務所へ排水ポンプの要請をしております。
そして3時台の後半から4時20分ころは、岳北消防本部が、この近くの浸水家屋2軒について救助を行っているということでございます。

そして時間帯が真っ暗の深夜なんです。そして越流が始まった。

そして、このときには、城山の雨水排水ポンプも3台フルで動いておりました。
当時の状況では、それぞれ1分間に110トンの能力のあるポンプが動いていたわけでございますけれども、このうち市街地の部分の内水は2台で足りるというような状況でございます。
したがって、皿川からあふれた水につきましても、城山の雨水排水ポンプが排出をしていたということでございます。

これは推測でございますが、皿川の越流が流入してきたと思われるのは、午前3時ごろでございます。
そして、皿川の水がさらに増えてきまして、城山の排水ポンプ場が停止となって動かなくなってしまったのが7時ということでございまして、この間約4時間ちょっとでございますが、この間に約7万6,000トンの水を排出したということでございます。

 それから、もう一つなんですが、こうしたいわゆる水防の活動をしながら避難につきましても考えたわけでございますけれども、まず、近くの集落の人たち、これはすぐ避難しなければならない。
しかし深夜で真っ暗だったわけです。
それで飯山市街地の人口というのは、避難勧告をしました北町等を除いて、およそなんですが、6,000人ぐらいの方々がいらっしゃるわけなんです。
この中には高齢者の方もいますし、それから子どもさんもいますし、赤ちゃんもいらっしゃるということで、これは安全に避難させることが何よりも重要であるというふうに私は考えたわけでございます。

 それで、既に排水ポンプ等も動いていまして、北町に避難勧告を出したのが3時20分ですので、あと数時間で明るくなるわけです。
城山のポンプは動いている。
それから排水ポンプ車は5時半に始動しました。
そして県のほうにも対応をお願いしたわけでございますが、建設事務所のほうでは、現地に行ってみて、越水が激しいので応急工事はできないという連絡が入りましたのが6時です。

それで実際に決壊したのが何時かというのが正確にはわかりません。
ただ、地元の方々が大変水が増えて危険な中、地域の中で現地の近くにいた中では、やはり4時過ぎに恐らく水が減ったからと、4時10分から20分ごろに減ったんじゃないかということで市のほうへ連絡が来たのはそれから二、三十分たってからということでございます。

したがって、そういう中で、明るくなって大勢の方々が安全に避難できるのが私はベストだというふうに判断をしたわけでございます。
そして6時40分に他の地区につきましては、避難勧告を出しました。
それで7時には城山の排水ポンプが停止をしたということでございます。

 こういうことで、安全な避難ということを心がけて、支流であるということと、水防対策をしていたということで、安全な避難が一番大事だと判断をしたということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。

 

・飯山市  令和 2年  3月 定例会(第371回)  03月06日-04号 :  https://archive.fo/kWbQ2 

◆6番(松本淳一) 
 市長は、昨日だと思いますが、答弁の中で、津波が来ているのに会議はしていられない。災害時には自分には市民の安全を守る責任があるという趣旨の答弁をされておりました。

 それでおうかがいしますが、私も全くそのとおりだと思うんです、その考え方はね。千曲川が増水して避難勧告水位、避難指示水位を超えている。市民に危険が迫っているということですよ。そのレベルとして、市はこういう数字を上げているわけですから、そのレベルに来ているということなんですね。

 その状況で避難勧告や避難指示が出されていないということについて、市長は市民にどういうふうに説明をされるのかおうかがいしたいです。

◎市長(足立正則) 
 市民にどういうふうに説明するというよりも、どういう判断をしたかということですね。

それで、木島地区と常盤地区につきましては、もう早い段階で、この基準のはるか前の段階で避難勧告を出しました。それはやっぱりエリアが広いということで時間がかかる。

 それで、飯山地区についての千曲川水位の上昇の見込みにつきましては、これはすぐ避難勧告、避難指示を飯山地区にも出さなきゃいけないのかどうかという判断につきましては、これは先ほど総務部長からも答弁していますけれども、千曲川の水位に合わせて、それから雨の状況、それから河川事務所の情報、そういうものも含めて判断をするということであります。

 それで、河川事務所さんからの情報では、堤防までいけませんよと、これは前回渡辺議員のときも答弁したんですけれども、1メートルちょっとですかね、余裕がありますということであります。

したがって、これは夜中の中で1メートル以上あれば、これは決壊は免れますので、その辺についてはこれは避難勧告を出す必要がないということで判断をしました。
実際、飯山の本堤の堤防は、越水、決壊もなかったということでございます。

◆6番(松本淳一) 
 マニュアルにこういうふうに書かれているということは、危険性を分かっているということじゃないですか。そうでなければ、こんな数字を用意する必要全くないですよね。

だから、これはマニュアルはしっかり守るんじゃないんですか。

 それで、早く出すのも、それも、もしだったらどうかなという感じはしますけれども、それよりも、例えば警戒レベル3のところには、高齢者等の避難開始のものがついていますよね。これは水位が9.0メートルです。

 万が一を考えて、やはり行動するのが市民の安全を保つ市長のやるべきことじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。

◎市長(足立正則) 
 当然ながら、その判断については市長が責任あるんです。

それは私が河川事務所からも情報を得て、そして上流地域の雨の状況も全て判断して、そして責任を持って判断したと、総合的に判断したということであります。それだけです。
 以上です。

コメント:ねえ足立さん、2時の時点で河川事務所の誰であっても飯山のピーク水位を予測できる人はいないのだよ。さあそうなると本当に足立さんは2時に河川事務所とやり取りをして、「正式な情報、河川事務所が責任を持てる情報」と言う形で「飯山のピーク水位の時に天端まで1mほどの余裕がある」という情報を入手できていたのか、非常に怪しくなるのだよ。

◆6番(松本淳一) 
 本当に市民の安全を考えるならば、その見解は納得がいきません。たまたまそこまで来ていて、今回は免れたというふうに捉えることもできると思います。
 絶対ということはないんですから、そのためにマニュアルを作って、基準を作っているわけで、それも自分で作られたわけですから、それはそういうふうに判断されていくんじゃないでしょうか。

コメント:正論だな、松本君。

安全規則をつくっておいて「いや俺は無視しても大丈夫だから、、、」などというたわけた市長にはすぐに辞めてもらわないといけないよな。

◎市長(足立正則) 
 避難指示とか避難勧告の判断を取るのは、これは市長が全責任を負う話なんですよね。
したがって、それによって、例えば人命が失われるとかいった場合には、これはもう本当に責任があるわけです、問われるわけでございます。
 そういう重責を負って、そしてマニュアルは一つの判断基準なんですよ。

こういう基準で判断しなさいと。しかし、最終的には市長が全ての総合的な情報を得て、そしてその時間帯とか、そういうものを全て総合的に見て、そしてそれを最終的に判断する、これは大変なことなんですけれども、しかし私は、今までの千曲川のさまざまな決壊の状況も見てきておるんですけれども、そういった総合的な目で、これは市長の全責任を負って判断したと、こういうことであります。

 マニュアルは一つの判断基準なんです、ということがありますから。そういうことで判断をしたということでお願いしたいと思います。
 以上です。

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部長クラスの発言

飯山市 令和 1年 12月 定例会(第370回) 12月11日-02号 : https://archive.fo/gzfZi

◆8番(渡辺美智子) 
 それでは、次の避難勧告、避難指示、先ほどの議員の質問にもありましたが、何をもとに出されるのかということで、質問が重複する部分もあるんですが、飯山市の防災ハンドブックによると、大雨警報で避難所の準備開設、そして水位9.1メートルで避難準備情報、水位9.6メートルで避難勧告というふうに基準が示されています。千曲川の水位が中心に情報が発信されていますが、10月12日の20時45分、このときで水位9メートルを超える。10月13日の2時以降、これは立ヶ花で12メートルを超える、10月13日の3時10分に飯山観測所で9.58メートルということで、こういう点ではまず避難準備が今回は出されなくて、即、避難勧告だったというところで、この水位をもとに考えれば、避難準備、避難勧告がもうちょっと早い時間にずっと出していけたんじゃないかなというふうに思いますが、その辺はいかがでしょうか。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 避難勧告等の発令の基準については、原則的な考え方は、先ほどお話しさせていただいたとおりでございます。
 具体的な発令については、今、議員からもありましたが、飯山観測所の水位とともに、上流の水位観測所の状況から見まして、水位上昇が予想される場合に発令するということとしております。
 また、立ヶ花水位観測所、市川橋水位観測所の水位情報及び千曲川河川事務所及び長野地方気象台が発表する千曲川洪水予報等を参考にして、総合的に判断して発令しているという状況であります。
 それをもとに木島、常盤地区については避難勧告を出していたという状況であります。
 飯山地区におきましては、千曲川本川ついては水位上昇が激しかったということで警戒を行っていたわけなんですが、結果的には千曲川の増水としては勧告を出していないということで、支川につきましては水位計あるいはハザードマップ等が整備されていなかったということで、なかなか事前に勧告を出すことが難しいということから、皿川からの浸水を確認したことによって、避難勧告をしたという状況でございます。

◆8番(渡辺美智子) 
 千曲川の本川の水位から見ても、もうちょっと避難勧告の時間は遅かったんじゃないかというふうに思われますが、その辺はどうですか。支流の関係だけじゃなくて、千曲川本流の水位から見ても、もうちょっと避難勧告の時間は早く出すべきではなかったかなというふうに思いますが、どうでしょう。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 その関係につきましては、今回の災害の関係でいろいろな課題があると認識しておりますので、それを取りまとめている最中でございまして、またその中でしっかり検証して、対応をしっかりしていきたいと考えております。

◆8番(渡辺美智子) 
 これに関して、区長さんは、やはり自分の地元の住民の皆さんの状況をちゃんと把握しながら、水位を見ていらっしゃったと思うんですね。

例えば瑞穂のところも戸那子に水が入っちゃいけないから避難勧告を早く出さなきゃいけないなと区長は思いながらも、なかなか市の避難勧告が出てこなかったとか、 岡山地区もやはり同じことを言われていたんですね。

その辺では、やはり、区長さんが先ほど電話が通じなかったということもあったんですが、区長さんの判断で、じゃ避難しましょうとか、そういうことはできないものなのかどうか、その辺はいかがでしょうか。

・・・・・

◆8番(渡辺美智子) 
 皿川が決壊した後、この辺の市役所もそうでしたが、福寿町とこの近辺は避難勧告が出たのは6時40分ということで、この辺が遅かったんじゃないかなという声もあちこちから聞こえてくるんですが、いろいろ市長の中で上流を見ながらというところがあったんですが、皿川が決壊して、徐々に徐々に避難勧告を出してきたんですが、その辺でちょっと福寿町の辺は遅かったんじゃないかと思うんですが、その辺はいかがですか。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 福寿町付近の避難勧告の時間がというお話でございます。これにつきましては、城山雨水ポンプ場の排水について排水をしておりまして、これが皿川の決壊によって機能停止になったと、そういうことも大きいと思います。それが稼働していればというような考えもありますので、その辺で、こういう状況の避難勧告になったということでございます。

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追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html

参考資料・一覧

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧