シリウス日記

そうだ、本当のことを言おう。

参考資料の19(令和2年12月 定例会)

2020-12-19 02:48:59 | 日記

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月09日-03号

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月10日-04号

◆7番(高山恒夫) 
 それでは、最後に、戻りますが、防災体制についておうかがいします。

 新防災行政無線についてなんですが、今、更新が行われて、それぞれ戸別受信機が各家庭に配付されておりますが、以前より雑音が少なくて、非常に前より聞きやすいという声も多く聞いています。

中にはやはり受信しづらいという箇所もあるようでありますが、そういったお宅については、現状をしっかり確認して対応を行っていただきたいというふうに思います。

 また、屋外に設置されている屋外スピーカーについてなんですが、これも話ありましたが、これは数が少なくて聞こえないという声もやはり聞こえるんですね。

いろいろ今までの過去の議会の中の説明でも、やはり目的というのが、設置する目的ですね、いろいろあると思うんですが、その説明が足りないような気がするんですが、もう一度、屋外スピーカーについての機能をどのように考えておられるのかおうかがいしたいというふうに思います。


◎総務部長(北爪英紀) 
 まず、受信しづらい箇所への対応ですけれども、デジタル化された新防災行政無線につきましては、デジタルの性質上雑音はかなり軽減されておりますけれども、物陰などで受信できない状況は考えられるため、そのような場合には個々の状況を確認させていただき、屋外アンテナの設置など対応を取らせていただきたいと思います。

 次に、屋外スピーカーについてです。
市では、災害時の避難勧告などの情報発信は、各戸に設置している戸別受信機において行うこととしており、屋外スピーカーで全ての方に情報を伝達するものとはなっておりません。

本来、防災行政無線は、屋外スピーカーか各戸の戸別受信機のどちらかを設置するもので、飯山市の場合は、冬期の降雪時には屋外スピーカーの音がかき消されてしまうこと、また、洪水が想定される場合には、雨のために屋内にいる方が多いことなどから、アナログの時代から戸別受信機を選択して設置してまいりました。

 デジタル化に当たってもこの基本は継承しておりますが、通信手段が不可能になった際に、屋外スピーカーに設置された通信設備で市の対策本部との連絡が取れるという機能があるために、地域の防災の拠点となる各活性化センターに最小限の設備として屋外スピーカーを設置したものでございます。

 参考としまして、屋外スピーカーの設置には、1基当たり約500万円ほど経費がかかっております。

市内の住宅を網羅するためには、試算ではさらに約40基ほどのスピーカーが必要になるということでございまして、およそまだ2億円、そうすると費用がかかるということになります。

◆13番(小林喜美治) 
 ・・・
 9月の議会でも質問したんですが、洪水時の指定避難所と避難のあり方についてということで質問したいと思います。

 9月議会の折、障がい者や介助が必要となる方々の避難の在り方について、やったんですが、どうも答弁した内容とその後の実態を見た場合、そういうことではなかなかうまくいかないんじゃないかということがあって、

ただ、今回、昨年の台風19号の被害から、飯山市として洪水時の指定避難所について大幅な見直しが行われました。

市内7か所に集約されると。
これが8月の市報に掲載されたわけですが、市報を見た市民の皆さんからさまざまな意見を私聞くことがありました。

 その内容は、1つは、避難所が遠いということ。
避難先の施設に駐車場は確保されているのか。

独り暮らしで自力では避難できないと思うがどうしたらいいのか。
歩ける場所でもっと近くで避難場所が確保できないのか。

例えば、なちゅらや公民館はだめなのか、こういう声がありました。

 7か所に集約されたことは、私は承知はしているんですが、改めてこうやって言われてみると、こういう声にどういうふうに答えていくのか、態勢的にどうするのかというものについて質問したいと思います。

◎総務部長(北爪英紀) 
 幾つか内容がございました。

 まず、駐車場についてですけれども、7か所に集約した避難所について、避難に当たっての距離が遠くなるということがあるために、駐車場が確保できる場所を選んで指定しております。

 次に、独り暮らしなどで支援が必要な方につきましては、自主防災組織の中で日ごろから送迎等の支援対応できる方を選出しておいていただくなどの取り組みをお願いしているところでございます。

コメント:要するに「それぞれの地区、隣組でなんとかしろ。市役所は知らん」ということだよねえ、北爪くん。

(北爪英紀)また、タイムラインにつきましては、市報8月号に掲載させていただいたんですが、市民の皆さんがそれぞれ得た情報に基づき、どの段階でどのような動きをするのかを事前に考えておいていただきたいというものでございます。

 「何をすればいいか分からない」という状況をなるべく減らして、次に何をするのかを知ることで逃げ遅れを防ぐことにつながると考えております。

コメント:だからね、北爪くん、その判断する水位基準を事前に市民に十分に周知せよ、と言ってるのだよ。

そうして又、市役所もその判断基準によって動くから、お互いシンクロして、混乱の無い様にせよ、とも言っている。

だが市長は「基準はあくまで参考で、避難準備や避難勧告は俺様が好きなように出す」と言うから、「それじゃ話にならん」とづうっと言ってるのだよ。

そんな「訳の分からん、市長のたわごと」につきあっていたら、それこそ「逃げ遅れ」になっちゃう。


(北爪英紀)また、公民館、なちゅらにつきましては、1000年確率の降雨があった場合に浸水する区域に含まれるということでございまして、新しい避難所からは外させていただいております。

コメント:そうかい、そりゃ残念だねえ。

◆13番(小林喜美治) 
 今のマイタイムラインということが、備えるべき方向として何をやればいいのかということなんですが、意味がよく分からないという、そういうことがあるんですよ。

 実際、8月の市報で載せられたきり、マイタイムラインって何なんだということが出ていないという問題や、

それから私、質問する過程で、いろいろ危機管理防災課の皆さんと話をしていたら、さっき答弁であったように、飯山市の場合、1000年確率で飯山市役所も5メーター水が入ると、もし本当に切れた場合。

去年、長沼のような状況になった場合に。
そういう浸水地域の上に私たちのまちがあるわけですよね。

特に去年の場合は、まさかここまで水が入ると思わなかったという人たちのほうが多かったと。

その辺も含めて、やはり再度周知徹底していくということが大事だと。

1000年に1回だからいいんだという、そういうんじゃなくて、たまたま1000年に1回が去年は内水氾濫で市街地まで水が入ったと。
だから、あり得ることなんですよね、気象変動の中で。

その辺についての対策はどう考えているか、これも通告してありますので。

◎市長(足立正則) 
 小林議員さんのおっしゃることはよく分かるんです。

まず、一般の市民の人たち、マイタイムラインをつくると言われても、そもそもそれが何だろうかということがよく分からないというふうに思います。
 それから、1000年洪水におけるエリアの話も、これもしっかり周知をしなければいけない。

 本来でしたら、地区の説明会等で住民の皆さん方にお集まりいただいて、そういう話を説明していくべきところなんですが、ちょっと現在はこうしたコロナ感染の問題がありますが、これについては改めてもっと詳しく具体的に周知をしていく必要があるというふうに思います。

例えば市報とか、それからまたケーブルテレビ等を活用しまして、住民の皆さま方に分かりやすい説明をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

コメント:ぷぷっ、足立さん。市民がマイタイムラインを準備する前に 市役所が、 危機管理課が 樋門・樋管の操作担当者が ポンプ場の操作担当者が 対策本部のお前らが、まずは「マイタイムラインを作るのが先」だろうが、、、。

そうしてまずなりよりも先に市長のあんたが「マイタイムライン」を作って市民に公開する事が必要だ。

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月11日-05号

◎教育長(長瀬哲) 
 基本的に飯山小学校の場所というのは、飯山藩の藩校のあったそういう場所とも関係があります。

それから、今、議員さんが一番心配されている自然災害、その水害については、あと10年先、国が中心になって千曲川河川の水系全体への、いわゆる水防政策というのを的確に確実に今進んでおります。

 それから、皿川の堤防についても、県がいわゆる本堤と同じ高さで堤防を構える、あるいは城山の排水ポンプの強力アップ、水が入らない、

いろんな形で、今までに考えられなかったような水害にも対応するという大きな施策が次から次へと出されて、実行にもう入っております。

コメント:ウソはいけないよなあ、長瀬くん。

「皿川の堤防についても、県がいわゆる本堤と同じ高さで堤防を構える」と市役所は言うが実際には県の計画では同じ高さにはならない。注1

そうしてまた「城山の排水ポンプの強力アップ」、こんな事は予定されていない。やっている事は「あくまで現状回復」でしかない。

そんな事も知らないでよく教育長などやっていられるねえ、長瀬くん。

(長瀬哲)それから、一番は、私は飯山市のいわゆる市民への避難勧告の水位の基準を、中央橋から立ヶ花に移したということですね。

この間の2時間から3時間の差というのは、小学校が今の場所にあったとしても十分対応できる、そういう時間帯だというふうに理解をしております。

コメント:ほほう、避難勧告の発出には飯山観測所の水位はもう使わない、という事かね、長瀬くん。知らなかったなあ。

そのこと、市民に十分に周知できているのかい、足立さん。

それでね長瀬くん。君は「立ヶ花から飯山まで、洪水の時に水が到達する時間を『2時間から3時間』と言っているがそれは本当かね?

当方が認識している「洪水の時の水の速さ」と随分違う様だが、ちゃんとデータをとってあるのかい、長瀬くん

教育長たるもの、ウソを公言してはいけないよなあ、長瀬くん。

(長瀬哲)私は、やはり飯山小学校のある場所というのは、歴史的、伝統的、文化的に、飯山市の小学校の南のほうの学校の場所としては一番ふさわしい場所であるというふうに、水防等も考慮して、現在判断しています。

コメント:だからねえ、長瀬くん。「水防等も考慮して、現在判断しています。」と君は言うが、立ヶ花からの水の到達時間、「2時間から3時間かかる」という君の認識は間違っている、と言っているのだよ、長瀬くん。

注1:・長野県による皿川堤防改修計画:https://www.pref.nagano.lg.jp/hokuken/documents/5.pdf

およびそれに関して内容詳細を検討した記事 : 

・その30-2・皿川堤防改修計画詳細(長野県提示)

長野県が提示してきた詳細計画でも皿川堤防は90センチ持ち上げるだけとなっており、それでは足立市長が言う「フルバック方式の堤防」とはならず、相変わらずの「セミバック方式の堤防」という事になります。

追伸:2021/6/6:いやいや驚きました。・長野県による皿川堤防改修計画:https://www.pref.nagano.lg.jp/hokuken/documents/5.pdf にアクセスしたら北信建設事務所曰く「申し訳ありませんが、お探しのページは存在しません。」とつれない返事です。

どうやらこの情報は期間限定だったようです。とはいえ、随分と早く店じまいをしたものですねえ、建設事務所さんは。

そうして、実際にその情報は公開されていた、という証拠はこれです。 : https://archive.fo/IJ9eE : 検索結果の一番目のpdfがお目当てのものでしたが、何故か「令和2年度北信建設事務所重点事業 - 長野県」というページごと「削除された模様」です。

・・・でもねえ、建設事務所さん、すでにダウンロードが終わっていましたよ。

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追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html

参考資料・一覧

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧