シリウス日記

そうだ、本当のことを言おう。

参考資料の18(令和2年9月 定例会)

2020-12-18 05:45:58 | 日記

飯山市 令和 2年  9月 定例会(第374回) 09月10日-03号

◆11番(佐藤正夫) 
 時間ないので、最後の市の職員体制についてお願いしたいんですが、

(1)の職員体制の強化。
 職員の削減が進んできた結果、通常業務に影響が出ているように、私らから見れば見えるんです。

 特に、技術系職員の不足、これは大変なことで、去年からことしずっと災害続きでありまして、緊急を要しないことを相談に行くのもちょっとはばかれるという、こんなような状態なので、増強する必要あると思いますが。

 次も一緒に質問しますので、建設会社--民間ですね--あるいは人材派遣会社から技術者派遣してもらうようなことも考えながら、増強についてお願いします。

◎総務部長(北爪英紀) 
 職員体制の増強についてのご質問でございます。

 毎年度、土木職を含め採用試験を行っておりまして、平成31年度採用からは、受験年齢を40歳まで広げた社会人枠という区分を新たに設けまして、幅広く職員の採用を行っておりますけれども、土木職につきましては、ここ数年申込み自体が少ないという状況でございます。

 今年度においては、土木職の採用がなく、事務等も含めた全体の採用者数も計画に達しない状況でありまして、不足の人数は、会計年度任用職員で補う等の対応を行っております。

 また、今年度は来年度採用に向けまして、採用試験を上級職は4回、上級土木職については5回、上級保健師を2回、中級保育士、初級事務、初級土木をそれぞれ1回ずつ行う予定でありまして、従来より回数を増やして人材確保に取り組んでおります。

 それから、派遣の関係でございますが、建設業においても技術者の人材不足は進んでいるとうかがいます。
条件にもよると思いますが、コストをかけて獲得して育成した技術者を派遣していただくのは難しいのではないかなというふうに考えております。

 それから、人材派遣会社からの技術者の派遣につきましては、他市に例があるのかなどを調べまして、メリット・デメリット等を研究していきたいというふうに考えております。

◆11番(佐藤正夫) 
 今、会計年度任用職員の話が出ましたが、フルタイムとパートタイムそれぞれ何人いるのか、教えてください。

◎総務部長(北爪英紀) 
 本年度4月1日現在で、フルタイムが97人、パートタイムが242人、合計339人でございます。
 
◆11番(佐藤正夫) 
 災害時、フルタイム職員に活動してもらうことになっているんですが、この97人のうちに恐らく保育士さん大勢いると思うんですね。

そうすると今、正職員は約230人くらいですか、そこにこの97人の半分としても280人くらいですか。

今までどんどん職員減らしてということで減らしてきたんですが、これ総合的に考えると、この定数減に歯止めをかける、あるいは少し増やす、そういうことも、今募集しても応募がないと言いますけれども、やっぱり増やすということを考えていくことが必要だと思いますが、お願いします。

◎市長(足立正則) 
 職員の定数がずっと減らしてきておるわけでございます。

これにつきましては、第5次行財政改革大綱に基づきまして平成30年度までに232人ということで取り組んできたわけでございますが、1年早い29年4月達成しておりまして、現在は昨年は行っていないという状況でございます。

 議員ご指摘のとおり、こうした通常業務をやるのにぎりぎりの人数で回していますと、今回のように非常に災害等が増えてきたときに対応できなくなるという状況になるんです。

 したがって、定数削減につきましては、ここで一つ、今は削減はしていませんけれども、そういう面でしっかり行政課題が解決できるような対応での職員確保をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

コメント:足立さん。災害発生時、みんなバタバタしていて対応にミスがでた。あなたはそれを素直に認めて「その様であった」と報告し、それを問題点として市民には公開しない。

そうしてまた、そのことで、対応の至らなさについて市民に対して謝罪もしない。それらは全てあんたのくだらないプライドの為なのかい、足立さん。

◎総務部長(北爪英紀) 
 市役所の駐輪場に設置されている太陽光発電は、冬季の発電がほぼできないということもありまして、令和元年度においては、本庁舎全体の年間の電気使用量の6.6%という状況となっております。

 公共の建物自体でいいますと、設置や維持管理にも費用がかかりまして、今言ったように、冬季の発電が期待できないという状況であります。
あまり導入の効果が期待できないことから、本庁以外の他の公共施設への設置については、考えておらないというところでございます。

 災害時につきましては、避難所については発電機を買いそろえたり、あとまた中部電力と協定を結ぶなどして、対応するということを考えているところでございます。

コメント:飯山では太陽光発電はペイしないかい、北爪くん。残念だが仕方がないか。しかし、災害時の自家発電能力はどうしても必要だぜ。

◆4番(飯田健一) 
 ・・・
 もし、昨年の台風19号のような、あるいはそれを上回るような豪雨で千曲川が増水した場合、現在、市はどのような事態を想定されておられるでしょうか。

 例えば、皿川などの支流や千曲川本流の越水はあり得るか、内水による浸水はどうかなど考えられますが、その点おうかがいします。

◎総務部長(北爪英紀) 
 越水等があり得るかというご質問に対しましては、ちょっとお答えできませんけれども、皿川につきましては、本年度策定しました水防計画にもあるとおり、新たに重要水防区域に指定されまして、重点的に警戒と対策に当たることとしています。

昨年の教訓も生かしまして、災害対応に当たってまいりたいと思います。

コメント:上流で決壊等がなければ大量の水が飯山に到達する。そうであれば「越水の可能性は十分にある」のだよ、北爪くん。

そうしてまた「本年度策定しました水防計画にもあるとおり、新たに重要水防区域に指定されまして、重点的に警戒と対策に当たる・・・」と白状している様に今までは「皿川は警戒巡視箇所になっていなかった」のだよ、北爪くん。

だからね、問題は「どーして今まで弱点のある皿川右岸堤防のあの箇所が見過ごされてきたのか??」という所にあるのだよ、北爪くん。

そこを事前に見つけ出して警戒箇所に指定するのが市役所の仕事であるにもかかわらず、それがやれていないという所が飯山市の弱点なんだよ、分かるかい、足立さん??

◆4番(飯田健一) 
 そのようにお願いします。
 次の質問ですが、私が特に気になっている箇所は、日光川樋管から北、柏尾橋戸狩側の付け根部分まで堤防がかなり低くなっています。

越水しないよう大型土のうを準備するなど警戒が必要かと思われますが、いかがか、おうかがいします。

コメント:妥当な指摘だねえ、飯田君。俺もそう思うよ、あの場所についてはさ。(注1

◎建設水道部長(村上透) 
 議員ご指摘の箇所の状況は認識しておりますが、同様に想定される場所も含めまして、千曲川の増水により越水が予想される際は、「災害時における応急対策業務に関する基本協定書」を締結しています飯山市建設業協会を通じまして、迅速に大型土のうを設置し、越水防止対策を講じていくということを建設業協会の会長とも確認させていただいているところでございます。

コメント:戸狩に暮らしている住民にはその説明では不十分、「ああ安心だ」とはとてもおもえないなあ、村上くん。

◎経済部長(出澤俊明) 
 まず、国庫補助でも市単独でも災害対応となるためには条件がありまして、

豪雨では24時間雨量が80ミリ以上、または1時間雨量が20ミリ以上であること、

また河川においては、河川水位が氾濫注意水位、警戒水位以上になることといった異常な天然現象が起こった災害であることが条件です。

こちらが災害対応になる1つ目の条件であります。

 そして、被災報告をいただきました箇所につきましては、現地調査を行いまして、復旧に関わる工事費が40万円以上と見込まれる場合といった採択基準を満たしていれば、国庫補助を活用して災害復旧工事ができるように、そういった申請事務を進めてまいります。

被害があっても採択基準を満たさなければ、国庫補助として申請できませんので、市単独事業となります。

コメント:なるほど、わからん。「河川水位が氾濫注意水位、警戒水位以上」ではわからんから、数値を上げてくれないかね、出澤くん。

◆4番(飯田健一) 
 今、条件というのがありまして、それを満たしていればということでありましたが、そういうことで、条件を満たしていれば、おおむねこのようなことでよろしいかということでございます。
 それでは、次の質問ですけれども、それは河川敷であっても同じことでしょうか。

◎経済部長(出澤俊明) 
 河川敷であっても、堤外民有耕作地、または河川法の許可を得た耕作地については、対象となります。

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月01日-02号

飯山市 令和 2年 12月 定例会(第375回) 12月09日-03号

◆5番(飯田健一) 
 ・・・
 SNS発信はツイッターで。

 台風19号の際の情報発信について、他市町村はツイッターで大きな成果を上げていると聞きます。

長野市の場合も、今はツイッターを活用しています。

防災無線は聞き取りづらいので、スマホで音声と文字を知ることができるアプリを検討中とのことです。

佐久市の場合は、SNSを検討中。
それから防災無線が聞き取りづらいとき、その内容を無料の電話で聞くことができる。
また、ほかにケーブルテレビでも発信しているとのことです。

 お尋ねします。飯山市では、災害時の情報発信はどのような方法で行いますでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 まず、ご質問にありました長野市と佐久市につきましては、戸別受信機を各戸に配付しておらず、地域の役員以外の市民の皆さまに対しましては屋外スピーカーのみとなっているということでございますので、当市とは状況が異なるようでございます。

 当市におきましては、各世帯に配付している防災行政無線での情報発信を基本としておりますが、SNSやエリアメールなどの緊急速報メールの活用等も行いながら、迅速に広く市民の皆さんに情報が行き届くことを目指しております。

 なお、現在整備を行っております新防災行政無線の事業におきまして、

年度内に緊急情報の携帯端末へのメール配信やiネットの自主放送の画面にお知らせを表示するL字放送、

市ホームページへの防災無線情報の即時掲載を行うこととしております。
 
コメント:HPへの即時掲載、よろしく。

◎総務部長(北爪英紀) 
 避難者の人数ということでございますが、避難所については既に閉鎖しておりますので、現在は避難者はいないということになります。

それとは別に、被災者で公営住宅に一時入居している方は、

12月1日現在で県営住宅に3名、

県の負担により2年間無償で入居できる借り上げ型仮設住宅に4名の方が入っております。

◆5番(飯田健一) 
 次に、水害により飯山を転出された方は何人おられますか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 水害により転出されたかにつきましては、把握しておりません。

コメント:自分達に都合の悪い数字は調べない、、、と。まあそういう事だね、北爪くん。

◆5番(飯田健一) 
 把握されていないということで、それでは住宅家屋は何棟取り壊されましたでしょうか。

コメント:まあ次はそれを聞く事になるよねえ、どうしたってさ。

◎建設水道部長(村上透) 
 公費解体制度を活用した市費解体した件数でお答えさせていただきます。

 公費解体制度には、市が所有者に代わって解体撤去する公費解体と、既に所有者が解体撤去された場合、解体撤去費用を償還する自費解体償還があります。

双方合わせまして、物置なども含めて全体としますと46件、

棟数では56棟の申請がございまして、現在までに40件、49棟の解体工事が完了しております。

このうち住宅は、空き家も含め37件、38棟の申請がございまして、現在33件、33棟の解体工事が完了しているところです。

コメント:37件かける2~3人が飯山から出て行ったと、そうなるのかねえ、村上くん。

◆5番(飯田健一) 
 ただいまの発信の方法という中の一つにSNSとございましたが、SNSはフェイスブックでしょうか、ツイッターでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 フェイスブックを活用しております。

◆5番(飯田健一) 
 その理由をお聞きしたいのですが、なぜツイッターを選ばなかったのでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 ツイッターにつきましては、かつて当市でも発信していた時期がありましたけれども、平常時の使用頻度が低くなっていたことから、現在は利用しておりません。

ツイッターは、情報を送ったり受け取ったりの相互のやり取りが早い分、さまざまな情報が逐次入ってくることが考えられまして、情報の選別が難しいことから、SNSについては発信型のフェイスブックを活用しております。

◆5番(飯田健一) 
 フェイスブックは、友人、グループの連絡・情報交換に最適というふうに聞いております。

それからツイッターは、フェイスブックと比べて利用数はツイッターが圧倒的に多いということで、拡散性も高いということで、長野市あたりはツイッターを使用していると思いますが、その辺はいかがでしょうか。

◎総務部長(北爪英紀) 
 自治体によってどのようなSNSを使っているかというのはさまざまなようでございます。

SNSでフェイスブックを使っているという理由につきましては、先ほどご説明させていただいたとおりでございます。

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注1:左岸堤防と柏尾橋からの道路との接続部分が一段低くなっている事について

道沿いに見ていくとすると、、、

野沢側から戸狩へ橋を渡り切ったところで右を見ると今井川樋管と水位観測の設備が設置されているポール(ぼやけてますが、、、)が確認できる。

前を向くと左側に日光川樋管が見え、道が下り坂になっており、それに合わせるかのように堤防も高さが低くなっているのが分かる。

橋からの戸狩エリアに入っていく道路が下り坂になっていて、それに合わせて堤防の道との接続部分が低くなっている。そうであれば飯田君がいう様に「その部分から戸狩側に千曲川の水が越水する」と考えるのは自然な事であり、そうしてまたその部分の対策が必要となるのである。

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追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html

参考資料・一覧

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧