South of Planar

photographed by Carl Zeiss lenses

Planar 45mm検証(SONY α7S vs ネガフィルム 近接編)

2015-04-18 12:46:50 | Planar検証
これまで、デジタル(SONY α7S)とフィルムのレンズ固定での撮り比べは、下記を記事にしてきました。

・Planar35mm検証(SONY α7s vs ネガフィルム 遠景編)
・Planar45mm検証(SONY α7s vs ネガフィルム 遠景編)
・Planar 35mm検証(SONY α7S vs ネガフィルム 近接編)

今回は、Planar 45mmでの近接編での検証になります。条件はこれまでと同じ、フィルムはNikon Coolscan 5000EDでスキャン後にPhotoshopでレベル補正のみ、デジタルはα7SでRaw撮影後、Lightloomでストレートに現像のみです。意図的なシャープ処理やノイズ除去等は実施していません。

まずはフィルムです。

CONTAX G2 KODAK GOLD200

次はデジタルです。

SONY α7S ISO200

フィルムは若干赤みが強い感じになってしまいました。フィルムの方が画角が広いのはPlanar35mmと同じです。鳥の胴体あたりを比べると被写界深度がデジタルの方が浅い感じがします。ピントの合い方の違いが原因でしょうか。α7Sは鳥の目に合わせたのですが、フィルムの場合はCONTAX G2ですのでどこに合ったのかは正確にはわかりません。フォーカスフレームは鳥の目を狙ってますが。画面周辺部も前景/後景ともにデジタルの方がぼけ方が大きいように見えます。とはいえ並べて比較してわかる程度の差なので両方とも十分な画質を確保していると思います。