copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
実の親が寝込んでいましても、泊まって下の世話をしようなど
とは、夢にも思っていないのでしょう。
自分は家を出た人間なのだから、家の中のことは、
家の中で始末すればいいと、己の都合のいいように
割り切っているのでしょうか。
見舞いの最中に、母親が便意をもよおしてきても、
嫁を呼びつけるような始末です。
おカネ婆さんの亭主は、3年ほど前に老衰で亡くなりました。
それからのおカネ婆さんは、魂の抜けたような生活をして
おりました。
病魔は、そんな状態のおカネ婆さんを狙い打ちにした
のでしょうね。
つづく
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