絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

あ@西国1/33 ラ行さんと那智のイーリー

2014-11-30 07:31:10 | 雑文集
   
           copyright (c)ち ふ
絵じゃないかぐるーぷ
                 改題版


(?0年ほど前のつぶやきが、お伝わりしますか、どうか?
  みなさんも、現在というものを、
  思うままに、思いつくままに、自由に気ままに、
  何に制約されることもなく、誰に気がねすることもなく、
  書いて書いて書きまくって、
  叩いて叩いて叩きまくって、
  いれば、
  いつか将来、おもろいものに出会えますよ、きっと。


  自分の作ったモノ以上の、おもろいものはないのでは?
  保証いたします、といっても、居ないかな?
  で、創られたモノは、ぜったい残しておいてくださいね。
  それも、紙に印刷しておくのが、一番ベターかと思います。
  他の媒体物は、コロコロ変わりますので。


  この雑文の元は、平成のはじめ頃に、
  ワープロに打ちこんでいたものです。
  西国33話です。
  ワープロは、いま4代目で、中古店でしか
  手にはいりませんが・・・ )


                               作成者拝
                               
                                H26冬



                               


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 * 序


 このお話に出てくるカンノンさんたちは、
 センティ・サークルを組織しているようであります。
 サークル内では、同一容姿により、
グループを形成しておりますが、
 みんなそれぞれ個性豊かなカンノンさんばかりのようです。


 これは、「仮想西国」33ヵ所に登場する
カンノンさんの簡単な紹介と
 仮想のお話でありますが、
全国には、まだまだ多くのカンノンさんと
 隠されたお話があるようであります。


 このカンノンさんたちは、
 いわゆる例の観音様とは少し違いますので、
 ご無礼の段があれば、
 仮想のお話としてお聞き流しいただければ、
 ありがたく存じます。


 また、「宗教は阿片である」との言葉じりをとらえて
 強調するお方もあるようですが、決して、阿片そのものは悪い」
 ものではありません。


 必要とする各人に合わせまして、加工を施し、
 適量に使えば、
「麻酔薬」として、立派に使えるのであります。

 
 と申しましても、
 宗教を100%も信じきることは、
 良くないように思われるのであります。
 かのお釈迦さまも、
 既存宗教に疑問を投げかけるところから、
 出発なされたと、伝えられておりますそうです。


 「疑いながらも、宗教に暖かい眼差しを送る」、
 そんな姿勢が、
 これからの「宗教対立」の激化が予想される時代には、
 ふさわしいのではないでしょうか?

                                                       Praying hands



  センティ・サークルの構成員

   センティ・グループ・・・・・1,000手カンノン                  
                  および
                 1,000手 
                 1、000眼カンノン

   ファファ・グループ・・・・・11面カンノン

   ファーティ・グループ・・・・11面
                 1,000手
                 1,000眼カンノン

   イーリー・グループ・・・・・如意輪カンノン

   ケンサーク・グループ・・・・不空ケン索カンノン

   ジュンティ・グループ・・・・准テイカンノン

   セイン・グループ・・・・・・聖カンノン

   バート・グループ・・・・・・馬頭カンノン

   ガッティ・グループ・・・・・いろいろなカンノンの
                 組み合わせ



  参考資料;

   首藤一著「西国・新西国札所めぐり」 創元社刊
   平幡良雄著「西国 観音巡礼」 満願寺教化部刊
   フジタ編「西国三十三所の昔話」(株)フジタ刊
   西国三十三所のパンフレット等
   渡瀬信之訳「マヌ法典」 中公文庫
   その他、適宜本文中で表示しております。

  では、お話に入るといたしましょう。



 * ラ行さんと那智のイーリー


那智山 青岸渡寺 01


 ゴエーカ;
  ふだらくや きしうつなみは みくまのの 
   なちのおやまに ひびくたきつせ


 ラ行上人は、インドに住んでおりました。
 ある日のこと、
 河口近くの木の下で修業に励んでいたのですが、
 上げ潮に乗って、ぷかりぷかりと川を遡っていく、
 カブトガニの姿に魅せられました。


 カブトガニは、生きている化石と呼ばれ、
 4億年も生き続けている、
 この世の大先輩であります。


 汚れの少ない海と、清らかな砂浜を好む、
 生きものでもあるそうです。
 形は洗面器を伏せて、
 尖った尻尾をくっつけたようで、
 とても血のある生物とは思えません。


 世界には4種類しか居なく、
 日本に住むカブトガニの夫婦仲は、
 いたって、いいそうであります。


 満月や新月の産卵期になると、
 雌の背中に雄が捉まって、
 二匹仲良く浜辺にやってきて、
 200個ぐらいの卵を、
 産んでから帰ってゆくようです。


 残念ながら、現在では、
 海の汚れや、干拓堤防化などのために、
 絶滅の危機に瀕していると、
 関口晃一さんが、
岩波新書の「カブトガニの不思議」のなかで
 書いておられます。


 ちなみに、定年後、己を見失い、
奥さんの背中に捉まってしか、
生きてゆけない者を、
 「おんぶカブト」と申します。


 上人は、そのカブトガニの姿を見て、


「私の求めていたものは、これだ」と、
 閃いたのであります。
 早速、変身の術を使ってカブトガニに化けました。
 ポッチャンと川の中に飛び込んで、
引き潮に乗って大きな海に出ました。


 後は、
 流れに身を任せるだけでありました。


 何日も何日も、ただぽつねんと、
 潮の流れに身をまかせて、
 浮かんでおりました。
 ときおり嵐がやってくるのですが、
 そんな時は、少し潜れば、
 上の荒れた波も、気になりませんでした。


 さあ、何日ぐらい経ったのでしょうか?


 時間も忘れ、己が人間であることも忘れて、
 カブトガニになりきって、
 生活していたものですから、
 とんとわかりませんでした。


 そんなある日のこと、陸地が見えてきました。


 そこは、和歌山県の熊野浦でした。
 上人は、海の生活にも求めるものは、
 結局得られませんでしたので、
 再び人間の姿に戻りました。
 そして、
 熊野の山の中を、
 修業の地を求めて、歩き続けました。


 そんな上人の目の前に、
 滝が飛び込んできたのであります。
 上人の育ったインドの地方は、
 平原ばかりで、滝などはありませんでしたので、
 珍しくてなりませんでした。


 多くの人々が、川の中に入り、
 身体を清める姿は、
 小さい時から、見続けていました。


 上から落ちてくる水に打たれたら、
 もっと効果があがるのではないかと、
 ふとお思いになりました。


 それからというものは、
 来る日も来る日も滝に打たれて、
 一心不乱に修業されました。

 それを、
 イーリーは、
 ぢっと見守っていたのです。


 那智の滝は、高さは133m、
 落口は12mといわれています。
 寒い冬には、氷も張ります。
 それでも、ラ行さんは続けました。


 ついに、イーリーは、根負けしてしまいました。


 イーリーは、カンノン・サークルの一員です。
 詳しくは、那智のイーリーと言います。
 ついでに申しますと、カンノン・サークルとは、
 奈良県の唐招提寺あたりに住む、
 観女センティが代表となっている、
 カンノンさんの集まりであります。

 人々に、カンノンの智恵を授けたいと、
 願っているグループでもあります。


 もちろん、生み出したのは、
 あのブツブツはんたちの組織ですが、
 みんながお願いのエネルギーを、
 一心に注ぎ込んだものですから、
 今では、一人歩き出来るようになっているのです。


 そのイーリーが、ついにラ行さんの前に姿を現しました。
 といっても、いつも姿を現してはいたのですが、
 ラ行さんには
 見えなかったのでしょう。


 彼は、口をわなわなと震わせて、
 一言も口を開くことは、できませんでした。
 粉雪が、ちらつく季節のせいでも、
 あったのでしょう。
 ただ、手を合わせるばかり。

 これには、イーリーも戸惑いました。
 しかし、それで十分なのであります。
 後は、ラ行さんが、
 自力で、己の道を切り開いてゆけるのです。
 何かを求めて、一生懸命努力していれば、
 ふとしたきっかけで、大飛躍できるのです。


 それが、修業者に与えられたご褒美なのです。
 きっかけは、何でもいいのです。

 実際はイーリーが姿を見せても見せなくても、
 見える者には見えてくるのですが、
 普通の者には、
 その境地に到るのが、並大抵ではありません。


 そんな者のために仏像はあるのです。
 無いより、目に見える形の方が、
 わかりやすいのは当然でしょう。

 でも、本当は、どんな形でもいいのです。
 100人居れば、100のカンノン像が、
 あっていいはずなのですが、

 いつの間にか、形式が出来上がってきたようです。

                                           
この項おわり


仮想はてな・ストーリィu 朽の柿村のおイトばぁさん 2/3

2014-11-30 07:29:45 | 仮想はてな物語 
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決して、全面的に肯定しているものではないのだが、
愛妻のあゆかは、そうは見てはくれない。
妻といえども、
この微妙な心理の動きは伝わらないのだろう。



{いい歳して、若者のように、バイクに乗って}と
いうような見方に支配されているようだ。

いつか、あゆかに免許を取らして、
二人でツーリングに出掛けるのが、
私の願いの一つでもある。

しかし、あゆかは、小馬鹿にして相手になろうともしてくれない。
私は、それはそれでよいと思っている。
夫婦で趣味など一致すれば、
喧嘩ばかりして対立するだろうなあとも思っている。


同一趣味といえども、
その深さ、姿勢が一致するなどとは、
とうてい思えないからだ。

下手をすると、
逆に近親憎悪のようなものが
生まれるかもしれない。


あゆかは、クラシックが趣味でもある。
私は、音痴なものだから、
あんなものじっとして聞いていると、
イライラしてくるのだ。


オーケストラなど、目にすると、
大の大人があんなに沢山、
あんな狭い場所で、
何を汗かいてやっているのだと思う。

しかし、その反面、
人と人との共同作業に憧れもする。

だが、私自身は、
一人でツーリングでもしている方が楽しいのだ。
人に合わせて、何かをするということは、
苦手でもある。
そんな性格が物事の見方を制してしまっている。


しばらくしていると、
訝しそうな目つきをした年寄りが、
「何んか用かい?」と、声を掛けてきた。

私は、家の中から人が出てくるものばかりと
思い込んでいたものだから、
道路の方からの出現に意表をつかれた。

「咽喉が乾いたものですから、
井戸の水を飲ませていただきたいと思いまして」

「そうか。咽喉が乾いているんかい。
しかしな、その井戸は飲料には不向きじゃ。
洗濯と泥落としぐらいにしか使ってないんじゃ。
こち来」

慣れて来ると、老婆は人なつっこい顔に変わった。
背は、私の肩より少し低かった。
頭に手ぬぐいを巻いて、鼠色の格子のエプロンをかけていた。
色黒いシワの平たい深い顔には、愛敬が漂っていた。

「あの井戸の水、旨そうなんだけど・・・」
「表面はな。保健所の人が来て、検査したところ、
飲むには適してないということじゃよ。
何でも、この先の山上にあるゴルフ場の農薬が
沁みこんできていると言っていた。
夏は、冷たく、冬は暖かくて、
いい水だったんだけどなあ。
だんだん年が経つと、暮らしが便利になって、
いいことはいいんじゃが、
昔のいい所まで殺されてしもうた。
長生きするのも良し悪しじゃのう」

 私は、冷えた麦茶を飲みながら、
玄関の上がりカマチに、そのばぁさんと腰を降ろして
話し込んでしまった。

犬のヤツも、そんな私とばぁさんの
馴れ合いぶりをみて吠えなくなった。

 ばぁさんは、おイトばぁさんと言った。
男の子が一人いるのだが、東京で就職して、
今は孫も二人になったという。

連れ合いは、5年ほど前にボケて、
谷底に落ちて亡くなったらしい。

東京へは、数年に一回顔を出すだけで、十分だ。
一人暮しは、決して人に勧められるものではないが、
コンクリに囲まれた団地暮しは、2日以上は、
ごめんをこうむりたいとも言った。

家には、猿の桃子と犬の猫助、
豚のデン子がいるので、淋しくはないという。
 
犬に猫とは変わった名前の付け方をするばぁさんだ。
話を聞いていると、孫が赤ちゃんの
犬と猫の区別もつかなくて、つけたものらしい。

おイトばぁさんも、
 目に入れても痛くないような孫の命名なので、
 そのままにしているらしい。


 ばぁさんの歳は71歳で、
 年金収入と杉山が少しばかりと、
 2反ほどの田をアテアゲにしているらしい。

 アテアゲとは、米作りを一切他人にまかせて、
 収穫した米の2割ばかりをもらう方式のようだ。

 収入は減るが反面、田圃づくりから開放されるので、
 気楽になったとも言っていた。

 杉の方は、枝落としに、その歳でも行っているらしい。
 孫が大きくなった時、ばぁちゃんの育てた杉だよと
 残してやるのが夢だとも語っていた。


 その日、私は、小1時間ばかり居て別れた。
 半年に一度ぐらいは、ツーリングで傍を通るので、
 おイトばぁさんの姿が見えれば、寄ることをしている。

 バイクも乗りっぱなしでいると、緊張して疲れる。
 休憩するには、気の休まるところでもあった。
 ばぁさんと話していると、ごみごみとした都会生活とは、
 かけ離れた話になるから、私もホッとするのだ。


それから、数年経った頃である。



                                     3/3へ



あ@英訳ドン作川柳集869 大しわに小じわ包んでしわだらけ

2014-11-30 07:28:21 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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   *  大しわに小じわ包んでしわだらけ







  (ドン作川柳 → 無料 英訳 → 無料 和訳戻し)

    大しわに小じわ包んでしわだらけ        ドン作(ちふ+)

            ↓
     Wrinkled wrinkles wrapped in large wrinkles 

            ↓           
     大しわに包まれた皺しわ 
 


                               おわり


仮想はてな Oあゆか
仮想はてな ドン作


あ@つぶつぶ(日々)239 今日もまた日が過ぎてゆく賑わしく

2014-11-30 07:27:37 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)



多層構造ぶろぐ→Multilayer structure blog

ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  239 今日もまた日が過ぎてゆく賑わしく



        ↓
      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    The Nigiwashiku day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

Nigiwashiku日ゆく過去にも、今日







     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ040  Mデヤ子  仕事覚えて  顔フグト

2014-11-30 07:25:16 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)

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ドン作雑文集より

 

                               
   * 040  Mデヤ子  仕事覚えて  顔フグト


     
     フグト顔が多くなって・・・・・


  


(ドン作川柳 → とある無料 英訳 → とある無料 和訳戻し)


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          ↓
    Face Fuguto Remember M Deya child work 
  
          ↓
    顔FugutoはMデヤ子の仕事を覚えています