おだにゃら記

地元小田原市中心のゆるゆるフィールドワーク備忘録。
歴史、神社関連、あとはいろいろ。

小田原フラワーガーデン 春のローズフェスタ2024

2024年05月27日 15時08分00秒 | 博物館、イベントなど
昨日は天候が今ひとつだったので
御殿場行きは諦めて(富士山撮影の予定だった)
小田原フラワーガーデンの春のローズフェスタへ。












御殿場行きの代わりだなんて言ってごめんなさい。
素敵なバラがたくさん。あっちもこっちもキラキラうるうる✨
とっても楽しい。

























今までバラにはそれほど興味がなかったのですが๑•́ㅿ•̀๑) ᔆᵒʳʳᵞ
じっくり見て回るとその艶やかさと種類の多さに驚き圧倒されてしまいますね。
すごいなぁバラ。

あたりに漂う重厚な香りにもうっとりです。





一部あじさいが咲いてました。



ローズフェスタは次の日曜まで。

今週はお天気が心配ですね。


御殿場の羨ましい施設 高根ふれあい広場、中郷館 

2024年05月05日 18時39分00秒 | 博物館、イベントなど
御殿場に行ってよく感じることの一つ

運動場がいっぱいある!


運動場というか
野球場とかグラウンドとか言うのでしょうか。

多いんですよね。
さすが広大な御殿場市です。
しかもどこも設備が立派。


その中でもすごいなと思うところが


高根地域、六日市場浅間神社の近くにあります。





ここはグラウンドの周りが624mのウォーキング、ジョギングコースになってます。



アスファルトと違って足に優しい踏みごこち。

いいなぁ。
小田原にもこういうところ欲しいです。膝痛なので。



広々とすごい



道路挟んで反対側にある中郷館。

交流センター&プチ資料館といった感じの施設。
無料で誰でも気軽に入れます。



高根地域の明治〜大正期の民家を再現





五月人形の段飾り。

ここまでのものはもうなかなかお目にかかれないですよね。
思わず溜め息出ちゃいました。







遊んだり学んだりできるかまくらドーム

これ絶対子どもたちが好きなやつ。







金澤翔子さんの書に感激



中郷館の庭を散策





水車もあります。

この下で川遊びもできるようです。




遊具もあって
ファミリーが一日中楽しめそう。



周りは田んぼなので富士山の眺めも良いし
ほんと、羨ましい施設です。




田んぼでは着々と田植えの準備


これからは御殿場が益々美しくなる季節です。


極上の邸園散歩 秩父宮記念公園 

2024年04月17日 00時10分00秒 | 博物館、イベントなど
御殿場の秩父宮記念公園へ




秩父宮両殿下が1941年(昭和16)から10年間住まわれた別邸。

妃殿下の遺言により御殿場市に遺贈され、
2003年に秩父宮記念公園として公開されました。



御殿場も桜は見頃を過ぎてますが
園内ではまだまだ様々なお花を楽しむことができます。



ヒノキの並木道を通り入園


中門



敷地面積は約18000坪
東京ドームの1.5倍

皇族の別邸としては居住建物が少なく
その代わりに庭園が広大な印象です。




迎えてくれたミツバツツジ


両殿下が手入れをされていた畑

素晴らしい眺め



陶芸を楽しまれた三峰窯









車庫内は欧風農家っぽくリフォームされてて
テーブルで休憩することもできます

ステキすぎる



なんか古墳みたいのあるー



と思ったら防空壕でした

昭和20年、終戦間際ですね。
邸内に3つの防空壕が作られ、内2つが現在公開されています。


中はひんやりすごーく寒いです。
夏の見学がおすすめかも。



殿下用の防空壕



少し離れたところに将校用防空壕

こちらは少し広いです








園内至るところにクリスマスローズ








もみじ園


つばき園


まだ少しだけつばき見られました



茅葺の母屋

もとは深沢にあった享保8年(1723)築の民家。
昭和2年に大蔵大臣井上準之助がこの地に移築、それを宮家が買取ったものです。



登山服姿の殿下の銅像

昭和3年に昭和天皇より贈られました。

山に挑む真面目で好奇心いっぱいな表情がいいですよね。








母屋内部へは裏の記念館から入れます











母屋のまわりには樹齢130年ほどのしだれ桜が3本

満開を過ぎてなお迫力ある美しさでした。








秩父宮殿下逝去後も妃殿下の勢津子様は夏期はこの別邸で過ごされ
晩年まで御殿場を愛し地元の方々と親しく交流されたそうです。



しょっちゅう御殿場に出かけながら今回が初めての訪問。
もう、なんというか想像以上期待以上で

もちろん桜満開の頃が一番いいのでしょうけど
そんなことあまり関係ないほどの魅力に溢れた極上の邸園でした。



このアイコンかわいい



梅の宴 幕山公園

2024年02月21日 15時26分00秒 | 博物館、イベントなど
2月とは思えない陽気だった昨日、
湯河原の幕山公園の梅林へ。



幕山の山肌に咲き誇る4千本の梅の木。

ということで
「梅の宴」期間中の土日祝はそりゃもう大変な混雑で、
何年か前にチャレンジしたら第6駐車場までいっぱいで諦めて帰ったことがありました。


昨日は平日。
なんと第1駐車場にとめられました。
平日バンザイ🙌





公園に向かうと見えてくるこの幕山の姿。
開花状況は湯河原町の情報によると7分咲きですがじゅうぶんに素敵です。








公園とはいえ山の斜面なので
階段が多く急な坂もあったりします








枝垂れ梅はまださみしい感じだけど
他の種類はまずまずの見頃












まちなかの梅園と違って背景が深い山なので梅花のぽわっとした姿が引き立って見えます。



それにしても
暑いっ🥵

この時の気温23℃
半袖でもよかったくらい。
かなり汗かきました。



幕山は溶岩ドームで柱状節理で囲まれてます。
ロッククライミングができることでも有名。




ブラタモリでおなじみの柱状節理



園内にはこんな大岩も


ヒキガエルがいてびっくりした池




たくさんいるー

野生のヒキガエル見たのって小学生以来かも




売店近くの河津桜は満開


お休み処
一面ウッドチップが敷いてあってフワフワ気持ちいい。

17時閉園10分前くらいの様子ですが
まだまだお客さん寛いでました。



公園入り口の新崎川にある製鉄遺跡の説明板

正宗とは鎌倉時代の刀匠五郎正宗のこと。
幕山公園周辺の地名は鍛冶屋といい、古代からたたら製鉄がされていました。
正宗五郎の作業場もここにあったそうです。

それほど盛んだった湯河原の製鉄は
江戸時代にはなぜか隠さねばならない事情があったようで

ここの地名は鍛冶屋で
製鉄所はたくさんあるけど鍛冶職人は一人もいないんだー

という変な報告。

すぐ近くの五郎神社なんて
明らかに五郎正宗関係なのに
鎌倉権五郎景政という別の五郎さんを祀ることにしたよー

という複雑怪奇。


そのあたりについては
別の機会に考えてみたいと思ってます。




駿府城の発掘現場と静岡市歴史博物館

2023年11月13日 23時20分00秒 | 博物館、イベントなど
ちょっと遠出。
駿府城に行ってきました。




駿府城は何度か来ています。
最後は天守台発掘調査が始まって間もない頃だったから5年くらい前。

今年は大河ドラマの影響で休日はとても混雑してるようで空いてる駐車場探すのが大変でした。



これは前にはなかった


楽しそう。時間あれば乗りたかったです。






駿府城は本丸を含む二ノ丸が公園として保存されてます。
あの徳川家康の居城なのでとても広い、でも平城なので歩くのは楽です。
傾斜がない公園は膝痛持ちにとって天国ですね。


(画像は静岡市公式から)

今回の目的は天守台発掘現場見学とお隣の歴史博物館なので
まずはまっすぐに天守台を目指します。







ここから入ります。
ちなみに無料です。







いきなり迫力ある発掘現場が目の前に。



けっこうな広さです。

この石垣がかなりの高さに積まれていて
その上に天守閣があった、

想像難しいです。





説明も丁寧






今川時代の遺構も発見されてるのは嬉しいですね













明治時代に本丸堀に埋められた天守台の石垣。

小田原城の三ノ丸堀発掘の時にも聞いたのですが、
堀を埋める時にはどこから聞きつけたのか、地元住民が割れた茶碗や壊れた家財道具などのゴミを当たり前に捨てに来るそうです。

ですから発掘すると当時の生活用品が見られて面白いのですが、貴重なものがあるわけでもないし、
結局は現代の私達が処分する羽目になるんですよね、
なんてことを以前ガイドさんとお話したのを思い出しました。


いつの時代も不法投棄はやめてほしいものです。


あ、当時は不法ではなかったのか。



次は東御門を出て南にある静岡市歴史博物館へ


昨年夏にオープンしたばかりの新しい博物館

漆喰のような色と無機質なスッとした外観。

駿府城公園の周囲には県庁など公共の建物がたくさんあるので
城址と都市の間のバランスを取ったようなデザインなのでしょうか。









展示は3階まであり1階だけ撮影OKです。

実際にこの場で発掘された江戸時代の道がそのまま展示されてます。



3階の廊下から巽櫓を見る

新しい博物館らしくプロジェクトマッピングなど映像と音を駆使したわかりやすい展示。
スタッフのみなさんもとても親切。


ただ、
場所が場所ですし今年の大河は家康なので
静岡市の歴史博物館というよりは徳川家康の歴史博物館…かなと。


今後の展示に期待してます。