goo blog サービス終了のお知らせ 

おだにゃら記

地元小田原市中心のフィールドワーク備忘録。
歴史、神社仏閣、あとはいろいろ。


お盆と松永記念館の睡蓮

2023年07月15日 14時38分00秒 | 小田原のいろいろ
私の地域は7月お盆です。

7月お盆の悪いところはよく忘れられること。
昔から身内にさえ忘れられるので徐々にたいした盆棚は設けなくなりました。
誰も見ないし。
それで8月お盆の時期にフルーツ貰ったりするんですけどね。

7月お盆の良いところは8月の盆休みにはゆっくりできること。
8月にスーパーで盆飾り用品など売られてるのを見ると
うちはもう終わったもん
とおかしな優越感に浸れます。


そんな感じの今年のお盆も無事に過ぎつつあり




本日は墓参りの後、お隣の松永記念館に寄ってきました。




睡蓮を見たかったのですが
午後だったので花は少なく




でも健気に幾つか咲いてるのを見れてまずまず満足です。




この時期、蓮に比べ睡蓮は意外と見れるスポットが少ないと感じます。








平日の松永記念館はいつも人が少なく
今日もすれ違ったのは3組くらいかな。

昨夜、ジブリの新作 君たちはどう生きるか
を観てきたばかりなので
池を前にしたら
アオサギや魚やカエルのこと思い出しちゃいました。

映画の中でも睡蓮咲いてましたね。
すごいお屋敷でした。


居神神社例大祭 暴れ神輿

2023年05月06日 01時17分00秒 | 小田原のいろいろ
今年はようやく北条五代祭りが通常通りに開催され大変な賑わい。

我が家の氏神様である居神神社の例大祭も無事に執り行われました。







5日夜
神輿の宮入りの様子




















 
居神神社の神輿巡行は創建の翌年(1521年)に始まりました。
祭神である三浦荒次郎義意を乗せる暴れ神輿として有名です。

荒次郎は怪力の猛将、荒ぶる神ですので、
暴れれば暴れるほど喜んでくれるそうです。



コロナ禍が終息に向かい
市内各地でお祭りが再開できて
今年のGWはいつもよりキラキラして見えますね。





小田原フラワーガーデン 秋のローズフェスタ

2022年11月01日 17時10分00秒 | 小田原のいろいろ

先日の日曜日(10/30)
小田原フラワーガーデンの秋のローズフェスタへ。



フラワーガーデンにはよく来るのですが
バラを狙って来園したのは初めてでした。




















色も形も香りも様々で楽しい。
日曜にしては人が少なくゆっくり見て回れました。



コキアはだいぶ茶色化が進んでます


無料温室の前のセージとコキアとマリーゴールドとベコニア。
ちょっとカオス


温室内の黄色のランタナ

鮮やかです



ランチは久野のそば処更科で天せいろ。

海老が2本で蕎麦も多め。お腹いっぱいになりました。



酒匂川水系メダカの保護区

2022年06月07日 10時24分00秒 | 小田原のいろいろ
今年からビオトープを始めたこともあり
メダカへの関心が高まってる私。

日本には古くから地域特有のメダカがいるがそのほとんどが絶滅の危機にあるという。
小田原にも特有のメダカがいて、小田原メダカとか酒匂川水系メダカとか呼ばれている。

童謡「めだかの学校」発祥の地である荻窪には水車小屋などを備えた観光スポット、めだかの学校がある。
最初は小田原メダカを放流したのだろうが、現在はほとんどはヒメダカになってしまっている。
あくまで「めだかの学校」ゆかりの記念スポットであり、希少な小田原メダカが生息しているわけではない。



(wikiより)
おなじみのヒメダカ。うちにもいる。


こちらが小田原メダカ。
黒いメダカなんだけどパッと見は茶色かグレーに見える。


本物の小田原めだかを保護育成している場所がこちら。


酒匂川の用水路沿いに設けられた小田原メダカ保護区。

周りには水田や民家しかなく、google mapには載ってないし駐車場も何もないのでこの案内板に気づく人は少ないと思う。
むしろ気づかない方がいいのかも。




大きな木が素敵な雰囲気の池。






稲が植えられてる箇所も。


近づくと一斉に流れ去る魚影。
季節もいいし、思ったよりたくさんいる。
メダカって泳ぐの速いんだなと変な感心。



こうやって保護区を作っても
外来個体による遺伝子撹乱を完全に防ぐのは難しいようで。
特に最近のめだかブームによる改良品種が上流で発見されることが多くなり
保護区への影響が懸念されている。


神奈川県立 生命の星・地球博物館
「自然科学のとびら」より


さらに今年に入りこんなニュースが

有料記事なので全部読めないけど。


保護区のすぐ近くで工業団地開発しちゃうよ。
でもメダカたちには影響ないようにするから大丈夫だよ〜 という小田原市。

って大丈夫なわけないじゃん。


もう一歩踏み込んだ保護政策を取らないと
近い将来小田原メダカは本当に絶滅してしまいそうだ。




矢佐芝のビオトープと二宮金次郎腰かけ石

2022年05月17日 13時41分00秒 | 小田原のいろいろ
この間も書いたけど、最近ビオトープをはじめた。


すごく適当な鉢なのだけど、メダカさん達は元気に育ってくれてるようだ。



鉢の水が大好きな猫。
メダカは絶対に獲れないと学習済み。


それで以前にも増して川や池や湿地が気になるようになり、
なんとなく近隣の水辺をマップで調べてたら
矢佐芝ビオトープ
なるものを発見した。

はて?矢佐芝にそんなものあっただろうか?

さっそく確かめに行ってしまった。


矢佐芝は南足柄市塚原のグリーンヒルをさらに登ったところにある集落。

グリーンヒルの道をずっと行くと


なにやら見えてきた。




池がある。水車もある。




これより矢佐芝 の石碑。
奥には二宮金次郎さんがいる。

どうやらこの石碑と池周辺が矢佐芝ビオトープのようだ。2つの道路に挟まれた路肩みたいなところ。
おそらくグリーンヒルや矢佐芝の地域の方達が作られたのだろう。 

決して大きくはないけど、手作り感溢れる可愛いビオトープ。
我が家も庭が広かったらこんなの作ってみたい。



湧水があるのかな

アメンボなどの虫はいたけど魚類は見えなかった。
もっと気温が上がったら違う景色になるかも。




矢佐芝ビオトープからさらに奥に進むとこんな石碑群があって向こうに矢佐芝橋。

この一帯が矢佐芝石丁場だった。



道沿いに転がる矢穴のあいた石。




栢山の村人達がここまで芝刈りに来ていた。二宮金次郎さんも。
この三ツ又小楢の樹齢はわからないけど、その頃から立ってたのだろう。



二宮金次郎の腰かけ石。
三ツ又小楢の前の高台にある。




あれ?
どの石がこしかけ石なんだっけ?





金次郎さんの背後の林には矢穴石が残されている。
できればこちらにも説明板立ててほしいところ。



ミニ金次郎さんもいる。