ポエムを思い出す

先日から毎日撮っている写真の整理を久しぶりに再開した。

今しているのはフィガロとノエルの間に生まれたポエムとティアラの雛の時の写真だ。

初めて生まれたレインボーの雛に喜んで、可愛くてたくさん写真を撮りまくった。

ポエムの脚弱もあったりで心配して悩んだこともあったが、とても幸せな毎日だった。

そんなことを考えていて、思い付いたのはポエムを放鳥することである。

こちらに移ってからはまだ外に出したことはないんだっけと思いながら鳥籠から出してみる。


戸惑いながらもあちこち飛んで楽しそうにしていた。


夜になってふと見ると、ポエムがいない。

何処にもいない。

足が弱いから気を付けて見ていたのに。

すると窓際のカーテンからゴソゴソ音がした。

鳥籠とカーテンの間にはまって出られなくなっていたのだ。


急いで救出して抱っこする。

大丈夫？怪我はない？

じたばた暴れるポエムを確認して鳥籠に戻した。

今は美味しそうに餌を食べて元気にしている。

本当に窒息しなくて良かった。

でも久しぶりにあの雛の生まれた喜びや楽しさを思い出して幸せを感じていたわたしなのである。