村上ファンドが阪神球団の上場を提案したところ、コミッショナー以下反対が極めて強いようです(こちら)。私には、なぜ球団の上場に反対なのか理解に苦しみます。上場企業が球団を保有することは許されて、なぜ球団そのものの上場が問題なのでしょうか。企業は企業価値を向上させる義務を負っているわけで、球団が企業価値の向上に資することがないのであればその保有自体が問題になると思うのですが。
「球団はファンのもの」という主張もあるようですが、上場すればファンも球団の一部を株式という形で所有できるわけで、よほど現在の所有形態よりも「球団はファンのもの」という実態に近いのではないでしょうか。公共性、公益性を主張するのであれば、より公益性の高いインフラ関係の事業、電力やガスの供給者が上場している事実をどのように理解するのでしょうか。公益性が高いから上場に適さないというのはその前提自体が間違っていると思います。
村上ファンド自体は自ら阪神球団を買収すると言っているわけではないようですし、阪神球団が上場すること自体がそんなに問題だとは思えないのですが・・・。
「球団はファンのもの」という主張もあるようですが、上場すればファンも球団の一部を株式という形で所有できるわけで、よほど現在の所有形態よりも「球団はファンのもの」という実態に近いのではないでしょうか。公共性、公益性を主張するのであれば、より公益性の高いインフラ関係の事業、電力やガスの供給者が上場している事実をどのように理解するのでしょうか。公益性が高いから上場に適さないというのはその前提自体が間違っていると思います。
村上ファンド自体は自ら阪神球団を買収すると言っているわけではないようですし、阪神球団が上場すること自体がそんなに問題だとは思えないのですが・・・。