6回シリーズで始まった重ね煮研究会も第5回となりました。当店のお客様22名でスタートし、皆さん主婦にとっては大変忙しい夕方6時半~9時半という平日の夜、この会に出たいがために色々やりくりして参加されてきました。
野菜の重ね煮という料理方法から身体にとっていかに食が大切なのか、ということを深く学べる大変価値のある料理教室となっています。
あと2回で終わってしまうのが心寂しく思っていましたが、時間に余裕があり最後に戸練ミナ先生と打ち合わせの時間が持て、来年から四季に1度位のペースで引き続きパターンを変えて開催していただける運びとなりましたまだまだ重ね煮の世界に一歩足を踏み入れたばかりの状態ですので、本当に嬉しいです
今のところ決まっている日程ですが・・・
★来年1月17日(火)午前11時~午後2時 デモンストレーションの会 (初めての方対象)
デモンストレーションは先着30名位が可能な人数です。その他の重ね煮教室はデモンストレーションの会に参加していただいてれば参加することが可能です。
続いて同じ日に冬野菜の重ね煮 午後~(時間は決まり次第お知らせします☆彡)
★4月の火曜日 日にち、時間は決まり次第お知らせいたします。 【春野菜の重ね煮】
詳細はお問い合わせくださいませ。店頭にて申し込み受け付けますので、ぜひお早めにどうぞデモンストレーション以外の重ね煮教室は定員24名を予定しています。
さて、今回はゴボウの重ね煮でした。ゴボウのアクを油を利用して旨味に変えていきました
班によって長ネギと玉葱で変えてみたり、ごま油、オリーブ油、菜種油、ヒマワリ油、・・・他ハーブを使ったり使わなかったりとパターンを変えて試食し合いながら作り、春巻きとけんちん汁をアレンジしました!と~っても美味しかったです~これぞ身体が欲する味です!
重ね煮は調和やバランスがとれていれば、何を使っても自由で、こうでなくてはいけないという事がないので毎回発見や感動があるのが魅力の1つかと思います。
動物性油と植物性油の陰陽のお話はとても興味深いものでした。毎回食について本当に考えさせられます。いかに私たちが無頓着で無知だったか思い知らされます。
見分けるポイントは動物性油は常温で固形であり、植物性油は常温で液体であること!
しかし、マーガリンは植物性でありながら固形なのはなぜ?これはとっても不自然なこととのお話でした。少し前にトランス脂肪酸のことが話題になりましたよね。
パン屋に業者さんから入ってくる材料は本当にピンキリです。価格にもかなりの幅があります。例えば本物のバターとバター風味のマーガリンでは全く違うのです。見た目ではわからない部分ですし、味も今は技術が進み、それほどわからないようです。
夏休みにたくさんのパン屋さんを回ってきました。ラスクはバターとマーガリンでは全く風味とコクが違います。アンバターサンドなどのようにバターという表示をしてありながらマーガリンを使っているケースもかなり多いように感じます。
当店では全て良質のバターを使用し、マーガリンやショートニングなどはいっさい使用しておりません。塩もキパワーソルトをはじめ、精製されていないものを使い、砂糖はキビ砂糖が主となります。
先日こんなお声がありました。一部ご紹介します。
*子供が塾に持っていくパンだけは絶対トムソーヤのにしてって言うんです。
*トムさんのパンだと子供の食べっぷりが全然違うんです。
*メロンパンはこれまで嫌いだったのですが、ここのを食べて自分の価値観がかわりました。
*今さらですけど、サンドイッチお安いですね。パンが美味しいから本当に美味しいです。
*パンこんなに安くして大丈夫なのですか?天然酵母パンやデニッシュなど他店と比べると、とても有難いお値段です。
お子様は舌が敏感です。右脳や身体で良いものはわかるみたいです。日本の食品には様々なからくりがあります。危険な食品も多いのが事実です。しかし選ぶのは消費者です。高い、安いで決めるのではなく、どうぞ大切なご家族の命となる源ですから、食に対してできるだけ関心をもっていただければと思います。
安全で高価な自然素材を使用し、トムさん1人で自然なパン作りをしていることから見ますと当店のパンは安いのかもしれません。2人でやっているからこそ出来る現状です。
私たちにある財産は体だけです。ずっと末永くパン屋を続けて地域のお役に立てますように、重ね煮を通して健康の維持をより認識していきたいなーと思いました。(byかよ)
戸練ミナ先生はただ今自身の重ね煮本出版に向け準備中だそうです。楽しみですね
戸練ミナ先生のホームページご紹介します
こちらは戸練ミナ先生の叔父さんにあたる船越康弘さんのホームページです