今年最後のシュトーレンをトムさん無事全て作り終えました。
最後の週はほとんどがご予約分です。たくさんのご予約を有難うございました。初めて当店のオリジナルシュトーレンをお召し上がりいただく方も多かったようで、「こんなに美味しいシュトーレンは初めてです」「価格があまりにもお安いのでびっくりです」「トムさんのシュトーレンの大ファンで毎年買わせていただいてますが、今年はたくさんの方に知ってほしくてお使い物にしたいので、毎日来てすみません」「シュトーレンの価値観が全く変わりました。トムさんのシュトーレンは子供たちもバクバク食べます」「毎日のご褒美にワインと共に1切れづつ食べてます」・・・たくさんのありがたいお声をいただいてます。
日に日にファンは増えていきますが日に日に来店でお求めいただける数が減っていくというこの時期です。来年はどうぞご予約をお早目に!(毎年11月22日いい夫婦の日より受付開始しております)今年のご予約は終了いたしました。ありがとうございます
大サイズはご予約のみとなります。(今年は1400円)
シュトーレンを焼き上げますと、トムさんは急いで小学校へ向かいました。
こちらでもお知らせいたしましたが、地元の小学校4年生のあるクラスが、学校でパン屋を開くために昨年からクラス一丸となって取り組んでいる活動にお手伝いさせていただいているのですが、前回は質問会ということで2人で行って参りました。
子供たちの質問は途切れず、いくら時間があっても足りないほどでした。先生が「質問ある人?」と問いかけたとたんに全員が一斉に手を挙げて私を当ててとばかりにアピール合戦です。
質問がつきないということは、それだけ実践しているからであり、本気で取り組んでいる証拠です
先生から、最初は親御さんからも「勉強もせずこんなことをしていていいのか?」というご意見もあったそうですが、真剣で一生懸命な子供たちの姿に心を打たれ、今では誰も言わず応援されるようになったとお話を伺いました。各自、家でも何度もチャレンジしてるそうです。
とにかく明るくて元気で生き生きしてる子供たちです。瞳がキラキラ輝き、トムさんの話を聞き逃さないようにメモを取りながら、何度も何度も繰り返しわかるまで質問してきました。先生によりますと、トムさんの言うことは子供たちにとって絶対!ということになってるそうです。
いよいよ明日、全校生徒に試食をしてもらうということで、下準備と半分仕込んで発酵させておくと短時間でふっくらしたパンが出来るというトムさんのアドバイスを元に放課後作るということで、トムさん様子を見に行ったわけです。
子供たちはいつも車が見えなくなるまで大きな声で「ありがとうございました!!!」と頭を深く下げて見送ってくれます。礼儀正しく先生のお話もしっかり聞き、感心させられます。最高のパンを作るんだ!と皆で意気込んでます。この時期に夢中になったことは将来忘れないと思います。いつか地域にパンで役に立ちたいという想いがご縁を結んでくださいました。最後まで見守って行きたいと思っています。(トム&かよ)