エレクトーン・・・

最近ではすっかりメディアで見る事が少なくなった
エレクトーンという楽器
日曜の朝にやっていたヤマハのＪＯＣ《ジュニアオリジナルコンサート》
というテレビ番組が終わったというのが大きいかも知れない

昔はよく楽器店の店頭でデモ演奏があったりしたが
そういうのもあまり見なくなった

しかし、エレクトーンは非常に早く進化する楽器で
シンセサイザーに変革が起こるとそれに反応してきた
今はＳＴＡＧＩＡというシリーズになっている

このステージアはレジストレーションと呼ばれる
演奏セッティングをネットを通じて購入でき
（正しくはＥＬシリーズも出来る）
楽譜などを楽器店に行って探して購入しなくても
ヤマハのサイトに行けば良いようになっている

そのセッティングはプロが製作していて
非常に優れている為、演奏者は演奏力のみを磨けば良いのだが
逆にシンセサイザーの魅力を持っていたエレクトーンの魅力を
失ってしまう事にもなった

リバーブやイコライズ、コンプレッサーの設定が簡素すぎるのも
メーカーが演奏者に音作りを問うて無いからだと感じる

時代はパソコンでプロフェショナルな音作りが可能になっている
演奏者に演奏だけを要求したヤマハは若干時代を読むミスをしたと思う


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