ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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The Beach Boys Surf's Up

2017-10-02 22:17:33 | Weblog

 

先日のマーヴィン・ゲイの「what's going on」の続き的なもので

今回はBeachboysの「サーフズ・アップ」を取り上げたいと思います

ビートルズにも影響を与えたビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの音楽

その最高峰の曲がこのサーフズ・アップだと思います。確か66年?おおよそBeatlesのサージェントと同時期ですよね

ビーチボーイズはサーフィンロックの代名詞的存在ですが、65年あたりから曲調が変わってきます

でも、底辺にあるのはメロディの力とコーラスハーモニーの力

バンドの大切な要素としてコーラスがあると思うのです

ビートルズはハーモニーがピカイチですからね、ドゥービーブラザーズにせよ、クイーン、イーグルスにせよ上手いし

ピンクフロイドやイエス、フリートウッドマックも下手では無い、そこそこコナシてますしね

 

さて曲ですが、コード進行が当時のロックとかの枠を超えてます、分数コードだし(低音が根音を指定してないコード)

メロはそこまで音を飛ばしますか?ってくらい、(歌えてへんやん!って突っ込めるレベル)ぶっ飛んでます

歌詞もダイク・パークスは何を言ってるのか分かりません、トランペットの白鳥ですから、、ドミノ倒しで云々

でも、ビートルズより先に行ってやろうと思うと、こうなってしまうのでしょうね

なにせ「カモメの鳴き声のノイズで全C調のコードチェンジ無し」や「ナンバー9、ナンバー9のミュージックコンクレートですからね~」

ビートルズもぶっ飛んでますから

でも、この「サーフズ・アップ」のメロは深々と美しい

 

この後ロック界はサイケデリックを卒業し、プログレッシブというクラシック的な構成を持ったものや

よりハードなロックテイストを持った音楽へと進んで行きます

それと同時にブライアン・ウィルソンの精神病も進んで行くのです

 

 

しかし、このヴァージョンは僕の持ってるCDのヴァージョンと少し違ってる

ヴォーカルは「カール・ウィルソン?」ちょっと声が違うように聴こえる

ビーチボーイズでは、カールの声が一番美しい

 

 


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