ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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3つの真実

2010-09-20 23:44:24 | Weblog


自己啓発本はあまり好きで無いけど
ふと図書館で借りてきた
野口嘉則著の「3つの真実」という本は
とても面白かったし癒されました

内容をまとめて抜粋すると・・・
「自尊心を自分で満たさなければ、他人に認められる事で補填しようとする
それでは他人の評価に依存する事になり、人から認められなくなる事への
怖れがつきまとう、自尊心を自分で満たす事が出来れば
人からの評価を怖れなくて良くなり、それに振り回される事がなくなる
それには自分が生きている事の素晴らしさに気付く事
何かを得たとか何かをやっている事で自分を評価すると
それが出来ない時の自分を評価できなくなる
常に自分の存在がある事の素晴らしさを感じていれば良い」

「怒りがわいてきた時は、それが怖れからきてる事を思い出し
自分が今「怖れているんだ」と認めること
その時点で怒りに支配されにくくなる
そして冷静に正しい対処が出来易くなる」

「「幸せになりたい」ではなく、幸福感という感情を追い求めるのでなく
「幸せな生き方」をする事、もし予期せぬアクシデントが起きネガティブな
感情が沸いて来たとしたら「幸福感」を保つ事は難しい。
しかし、「幸せな生き方」を保つ事は出来る。
どんな状況でも感謝できる事を見出し、愛する対象を見出し、成長してゆく事が出来る
そのプロセスの中ににこそ本当の幸せはある」

またこの本の中で
マザーテレサとキング牧師の言葉を紹介されてるが
その言葉が凄いと思った
「愛の反対は無関心である(マザーテレサ)」
「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力でなく
善意の人の沈黙と無関心だ(キング牧師)」





秘密のケンミンSHOWのBGM

2010-09-17 15:47:14 | Weblog
turnturnturn


日本テレビの「秘密のケンミンSHOW」のBGMは
駄洒落選曲になっていて非常に面白い

昨日は香川県の高校では
学食で生徒がうどんを自分で茹でて食べている
というカミングアウトの際に

学校が映るとシンディーローパーの
「ハイスクールはダンステリア」
湯きり台が2つに別れている
セパレートタイプになってるという映像で
ジャーニーの「セパレートウエイズ」
実際生徒がうどんの湯きりをしてる映像で
一風堂の「すみれセプテンバーラヴ」の
♪you you youの部分のみが流れ
全体がセルフサービスになっているという説明の時
「オール・バイ・マイセルフ」が流れた

その後、イシイのミートボールの話題では
The Whoの「ピンボールの魔術師」

勝浦タンタン麺の話題では
The birdsの「ターンターンターン」

駄洒落的なBGMのオンパレード
毎週どんな駄洒落BGMを流してくれるか
ひそかに期待して観ている

さよなら谷啓さん

2010-09-13 23:38:53 | Weblog
お師匠様


またクレージーキャッツのメンバーが1人あの世に
旅立たれてしまわれました

自分は植木等さんの映画が好きで
DVDで出ているものは8割がた見ています

元気のあった頃の日本
車や町並みも、自分の幼い頃の様子を現在に伝えてくれる

そんな中で勢いとアイデアで突き進む植木さん
めげない凄さ、機転の良さで
ピンチをチャンスに変えてゆく痛快さに
惹き付けられますが

その重要な突っ込み的な存在で
欠かせなかった谷啓さんが亡くなられたのは

また時代が変わってゆくのを感じさせられたようで
凄く寂しい気がします

蘇える金狼

2010-09-07 00:29:08 | Weblog
松田優作 蘇える金狼ED


久々に観ました
中学3年か、高校1年の時に劇場に観に行って以来
でも、この映画の印象は強烈に覚えている
なにかトラウマのようになって
企業人達の恐ろしさみたいなもので
当時はこれから出て行かなきゃならない社会への
恐怖感すら覚えたもんです

それほど心に残った作品だったし
改めて見るとやはり相当な名作でした

角川映画の全盛期であり
お金の掛け方の凄かったのでしょう
ただ、石原軍団的なカーチェイスは少々余計だったかも
家が全焼するシーンや警官が火達磨になるシーン
そんなところも迫力のあるものにしてありました

今、バブルが過ぎて
邦画を見て感じるものの乏しさを認識してしまう
当然松田優作という俳優の凄さもあるのですが
当時の日本の力が作ったんだろうなと思う

マッドな演技でもう出てこないであろう
松田優作のような俳優の説明は不要だろうけど
シーン、シーンが彼の残した大きなものでしょうね

大人になって観るとまた当時の子供の頃と違う
楽しめる所があったし
男と女というものも、もっと違う角度で見れて
ロマンティックなエンディングと終わると思いきや
更にショッキングなラストで終わりました


映画「HEAVEN」

2010-09-04 21:29:02 | Weblog
Heaven - German Trailer


今日BSフジでやっていた映画「HEAVEN」

気になるラストが印象的でした
最初のシーンのヘリコプターの操縦訓練のシーンが
最後に効いていて、
つじつま合わせなんでしょうが
印象を強くする演出効果はあると思う

麻薬で夫を失ったケイト・ブランシェット演じるフィリッパが
闇の売買人を殺害する為にゴミ箱に爆弾を仕掛けましたが
掃除婦がそれを運んでしまい
関係の無い子供2人と大人2人を殺してしまう結果となる

逮捕されたケイトは殺害が失敗し関係ない人を殺した事にショックを受ける
その取調べの中で憲兵で通訳を担当した若い男フィリッポがケイトの言葉を信じ
またそんなケイトに恋心を抱く

フィリッポに導かれ、再び密売人を殺すため
ケイトは憲兵所を脱出し、仇を討つ

ケイトは謝って殺した4人に罪の意識を感じながらも
二人は逃亡する事を決意する

そこからのストーリーは
深く結びついてゆく愛のストーリーになるが
逃げ場の無い逃亡と愛情が生まれ離れられない二人の愛が
より強くなってゆくロマンティックで
色んな事を観ている者に訴える大人の映画になる

カッコいい映画というか
歳を取り経験を積まないと味わえないものがあり
男と女の結びつきって何だろう
また親子の結びつきであったりする中で

そして人はどこまで正義に生きられる
罪に生きられる、愛に生きられるんだろう
と考えさせられる

最後に二人はどこへ向かったのだろう
そのラストしか行き着く所が無かったのか
それとも、まったく想像と違うところに
ただ離れられない愛の為に向かうのか

二人はヘリで逃亡し高度をどんどん上げ
空のかなたへ消えるラストで終わります

う~~ん、強い結びつきって辛いね