ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

http://piano-tune440.com
(077)576-2236大石ピアノ

調律師協会互礼会にて

2012-01-18 00:18:22 | Weblog

1月16日にピアノ調律師協会の関西支部 新年互礼会がありました

昨年の暮れの栗東中学校のボランティアのピアノ調整の時に

互礼会の担当の方に

「互例会のイベントのミニコンサートのピアノの調律をする事、飲み会時に余興をする事」を

申しつけられ調律にギャラが出るとの事で気安く請け負ってしまった。

ところがこれが考えが浅かった

 

普段のコンサートや発表会などでは

自分が一番ピアノの音が分かってる訳なので

「これが自分の調整だ、何か?w」

という気持ちでやるようにしてるけど

今回だけは、調律師だらけで

おまけに自分よりキャリアのある人の方が多いという中での仕事だった

えらい事を引き受けてしまった

 

結果、事なくおわったのですが

後で参加者の一人が「ピアノの演奏良かったね」というので

「調律はどうでした?」と聴いたら

「合ってたと思うけど、それが何か? 何かあったの?・・・」というような答えで

きっと、職業的に最初ちょっと音を聴いて問題ないと判断したら

あとは調律の音などそれほど気にして聴いてないんだと思う

 

ま、そんなもんでしょうね、自分が観客の立場なら

やっぱり同じように思うだろうから

 

やっぱり大事なのは演奏ですという事でしょう

ピアノ演奏はブラームスのハンガリーの主題による変奏曲OP21-2が良かった

「東山洸雅君」という富山ピアノコンクールグランプリを受賞されてる

京都と東京の両方の国立芸大の出身のピアニストでした。

 

 あ、そういえば思い出した

「こういう場で調律して、他の技術者のプレッシャーを感じてる夢」

以前見た記憶がある、なんか覚えてる

座ってた位置も似たような角度だった気が・・・いやホントに

 

ちなみに引き続いての飲み会で僕が歌った歌

誰も聴いていませんでした。


ジェーン・バーキン- Baby Alone in Babylone.

2012-01-14 23:50:08 | Weblog

Jane Birkin- Baby Alone in Babylone.

ユーチューブでジェーン・バーキンの歌を聴いていて

この素晴らしい曲、このメロどっかの映画主題歌かな?

むちゃくちゃ聴いた事ある曲と思ってたら

ブラームスの3番だったのね、ああ、そうか~

原曲はこちら

Brahms Symphony#3: movement 3

 ブラームスって色んなところに使われるよね

僕などの印象に残るのはロックグループ「イエス」のキーボード奏者リック・ウエイクマンによる

4番の3楽章?(だったと思う)これ

Yes-Cans And Brahms

あんまり面白くないアレンジだけど、プログレロックファンが

クラシックに興味を持つ橋渡しの役割をしたと思う、僕もそうだし

 

先ほどまでBSでジェーン・バーキンさんのインタビューが放送されてました

震災後、すぐに日本に駆けつけて支援をしてくれたり

過酷な環境の中で日本人の尊厳を見たといわれていました

ジェーンさんは凄くカッコいい女性だった

バーキンというバックもジェーンさんの為に考案されたのが始まりらしい

 

良いも悪いも大人しいというか、礼儀や秩序を持ってる日本人だけど

若い子にはもっと発言力を付ける事が必要と思う

年金の問題など、選挙に行く老人ばかりが優遇される制度ばかり作っている

今の20代の子供達はもっと選挙に行って

20代の為の政策を国に取らせなくてはいけない

話が逸れました。


チリの人じゃなくても感動するわ

2012-01-13 00:06:13 | Weblog

Olivia Newton John en Chile Have you never been mellow

 

ユーチューブでアランパーソンズ・プロジェクトから

ELOに繋がって、ザナドゥー繋がりで

オリビアに辿り着いたではないか

「お気に入りの歌~♪」オリビアを聴きながらじゃないけど

コンサートの1曲目にこの曲ですか?最初から泣けるわい!

Have you never been mellow 邦題「そよ風の誘惑」

オリビアは今も綺麗でカッコいい、風格も備わってる

イルカの件は昔の話、w許そう

見に行きて~~~~


Alan Parsons Project - Time

2012-01-12 19:06:47 | Weblog

今、ジェフ・エメリックというビートルズの録音エンジニアの本を読んでいて

スピーカーをマイク代わりにしたり

今では常識的な処理となったドラムのバスドラに毛布を詰め込む

マイクをドラムの至近距離に設置するなどのテクニックを世に広めた人物なんですが

 

他にもピアノをピアノっぽく聴かせない

ギターをギターでない音にするなど

ビートルズの天才的な発想を実現する為に

ピアノやキーボードを数台重ねる

演奏全体のスピードを落として、別録音のものと

入れ変えが分からないように繋げる

年齢より若くボーカルを聞かせる為にテープの回転を上げるなど

創意工夫でポップスを芸術の域まで高めた一人だと思う

 

レコードというものはライブと違うので

ライブで演奏する目的に作るのでは無い

演奏家は、しばしこの事を忘れるけど

ライブはまたライブで違う表現であっていい

 

でも、ライブのテクニカル的な進化で

レコード通りを求める人もいたりする

別にそれは間違えでないと思うけど

音楽って生き物だと考えるので、だったらCDを流して

パクパクで演奏してるフリをすればいいんじゃないか

 

ピアノの調律にしても機械を使って合せるなら電子ピアノで良い

楽器の味わいは人間的である事だと思う

 

アラン・パーソンという人はエンジニア出身のミュージシャンで

ビートルズにも関わり、ピンクフロイドのエンジニアで有名になった人

この時代はまだ音を丁寧に録音する時代で

今も70年代の音楽や80年代の音楽が愛され続ける理由に

録音に対する姿勢があるのではないかと思う

 

今も良い音で録音する事は当たり前だけど

良い音って根本的になんぞや?という話はやめておきたいけど

現在どのCDも同じドラムの音、ギターの音、ピアノの音って多い気がする

シンセというか、音源は進化してきて1聴すると

本物のピアノと変わらないように聞こえるものもあるけど

時々走る弦の微妙な響きや不協和音的なダンパーの響きが

ピアノの魅力だし

勿論、ノイズの無い整えられた音を技術者は目指すのだけど

それでも出てくる空気感が魅力のような気がしますが

みなさんは如何思われますでしょうか

 

Alan Parsons Project - Time


人生で大切なのは勇気

2012-01-04 03:13:09 | Weblog

明けましてです。初ブログです

Something New - Meryl Streep music video (Defending Your Life)

初ブログにしては前にもブログで書いたネタだけど

メリル・ストリーブの出てる映画の「あなたの死後にご用心」

人生で大切なのは勇気を出す事、そういうメッセージの映画

「天国への搭乗口のようなところで

自分の行き場を決める裁きを受ける二人の男女

そこで知り合った二人は互いに惹かれあうが

男性の方は今生での色んな事にチャレンジした実績がなく

女性は勇気ある行動を幾つか行っていた

同じ天国のステージに向かいたい二人だったが

裁きはそれぞれ違うステージへと

しかし、別れ際に男性はルールを無視して女性の元へ

その勇気が認められるというオチの映画」

 

人はとかく何だかんだと理由をつけたり

小さな事を気にして

勇気をだしてトライする事を止めてしまう

現状に満足して将来の姿を小さくして生きてしまう

自分もそのように生きてきた

自信が無かった

そして未来を見通す眼があまり無かった

多くの時間を無駄にした

 

なんだかんだと許された半分以上の時間を過ごしたけど

これからはもっとチャレンジした人生を送りたい

小さなお金でビビらない

結果ばかりを恐れない

悔いを少しでも残さないように生きたいと

この正月はそんな風に思った