ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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8/17ビーチ・ボーイズ 大阪公演感想

2012-08-21 15:20:35 | Weblog


前座の「アメリカ」(名前のない馬のヒットで知られている)が
定刻通り7時に登場、9曲か10曲、演奏する
やはりヒットした「金色髪の少女」では盛り上がった
コーラスがいまいち期待ほどでないのが残念だったが
悪くない演奏で少し会場を暖める事に成功してた
約1時間の演奏後、30分のステージチェンジのアナウンスに驚きの声があがるが
僕はその間にPA類を見におりた
今の機材は昔に比べシンプルになったものだ

それはさておき
30分後の8時半にいよいよビーチボーイズ登場
Do it againで始まってヒット曲のノンストップ演奏
おそらく簡単なMCをやるまで30分ぐらい続いたと思う
それぐらい世界的ヒット曲を持つグループは少ないだろう
それだけでも功績が如何に凄いかというのが分かった

やはりマイク・ラヴが盛り上げてくれる
グループの音楽的存在としてのマイク・ラヴは歌も一番下手だし
ビーチボーイズの方向性でブライアンと揉めてたので
もう少し音楽的才能があったらな~と思っていたが
ステージを見ると、マイク・ラヴが好きになる
本当に観客思いでサービス精神が素晴らしい
それと、ボーイズの歌詞を多く彼は手がけている
能天気な歌詞が多いが、こういう歌詞は逆に書くのが難しいものだ
作詞の能力は一般に評価されてないが、非常に高いと個人的に思っている

それからもほとんどMCを挟まず
1時間15分、10時15分までほぼノンストップで
演奏を続けた
おそらく幾つかの曲ではパクパクもあったかも知れないけど
最後はドラマーのタムタムの皮が割れるというトラブルも起こっている
こういうのは逆にライブ感があって興奮した
マイクにシンバルの歪んだような音が何度かしたなと思ってたら
スタッフが飛んで来てタムタムを交換していた

「じじい」と言われて良い歳の5人だが
さすがに但者ではない凄さを感じたステージだった
90点ぐらいはつけて良いと思う
いままで見たものの中でも5本の指に入るし
ブライアンだけの来日のステージよりずっと素晴らしかった
ただ照明がイマイチだったのと
大型画面にメンバーが写らずビデオばかりが写ってたので
双眼鏡を持っていかなくても良いと判断したのも失敗だった
最後ぐらいは大スクリーンに映して欲しかったな

セイル・オン・セイラーという曲が大好きなので
この曲をブライアンヴァージョンで聴けて良かった
この曲は日本の山下達郎さんの音楽など
大瀧詠一さんや、KATSUMIさんなどのサマー系のニューミュージックの
ベースになっている曲と言っていいと思う
日本ではその影響でそういう音楽が80年代を席巻した

おまけ
アメリカの曲(これは名曲です)
  ↓



DVDのリッピングが犯罪になるそうだ(ラジオスターの悲劇)

2012-08-12 02:11:39 | Weblog
そんな法律が参議院で可決してたそうだ
これからは出来ないという事か

200万以下の罰金ないし、2年以下の懲役
必ず見せしめの犠牲者が出るだろう

間違えてもやったと言ってはいけない
自分もリッピング(コピー)はしないと公言します
youtubeのダウンロードもアウトだそうだ

「明らかに違法としりながら」だとさ
あいまいな線引きだね
たとえばyoutubeのなでしこの映像
これDLしたら違法ですか?
どこかに権利が発生してたら違法になるんですよね
じゃあ全て注意書きを流したらどうですか?

これらのDLやコピーのお助けツールがネットに流れているし
本屋で堂々と売ってますけど?
だんだんと姿を消してゆくだろうけど
そういうのってそっちサイドの問題も大きいんでしょ
コピーやDLする側だけの問題でしょうかね?

外国製でブルーレイのリッピングをする
ANY DVDなんてのがあるけど
2年間の更新付きで約9千円
ユーロで払うような様子だけど
こういうのも今後どうなるんだろうな~
こんなサイトを公開してるのを違法にすればいいでしょうが
出来るの?出来ないでユーザーだけを取り締まるの?

また話が合わないのは
レンタルDVDとかCDとか
片方で違法を謳いながら
コンテンツを明らかに本体より安く提供する
映画などは一度見たら保存したくなるものは少ないから
本体の価値を下げる事は明らかなわけで

この業務は違法とされず
ダウンロードやコピーだけを
技術的に規制するわけでなく
美味しいものをぶら下げておいて
「やったら犯罪、罰金懲役」と規制してくる

この法律の恐ろしさ
これは20歳以下の青年に対するファッショだね

これはダウンロードやコピーを
助長する技術開発者や出版社に網をかけるべき
一般のましてや青年たちを悪質だとか言って
見せしめ逮捕などする事があってはならない

でもこういう技術開発って
必要な事でもある
前にもグヌーテラかナプスターで裁判になってたが
その技術が否定される事になってはいけない部分がある

国会議員達は何も分からず
感覚で決めてるん違うかな~
こんな事してもコンテンツが大きく売り上げUPにはならんよ
爺い達は自分のよく分からん事を決めるな

「時代というのは逆行出来ないんだ
新しいものを産むしかないんだ
新しいものを生み出せず
ただ古いものを守ろうと変な加護政策を取っても
それは必ず良い結果を連れて来ないんだよ
結局は新しいコンテンツが産めず日本が取り残される
それに議員達は手助けしただけの事」

ビデオ・キルズ・レディオ・スター
映像がラジオスターを駄目にした
じゃあラジオの為にテレビを規制しますか?

ラジオスター の悲劇/バグルズ.歌詞

「Back Where You Belong」byフォリナー

2012-08-04 13:53:11 | Weblog


アメリカ人とイギリス人がバンドを組んだので
単純にフォリナー(外国人)というバンド名でスタートしたバンド

「イアン・マクドナルド」という名前に反応して
アルバムを購入した私くしもその一人でした
なにせあの「クリムゾンキングの宮殿」の作曲者なのですから

しかし曲はそのようなクリムゾンイメージでなく
ストレートなロックンロールや牧歌的なバラードが中心でした

この「back where you belong」も牧歌的な
美しいメロディーの傑作で
30年近く経とうかとする今日でも
愛聴する1曲です

だがしかし、文句のつけようが1つある!!!
曲の最後のいわゆる「リフレインの所だ」
ビートルズマニアなら「ピン」と来るだろう

いわずもがな
どう聴いても連想させる曲がある
「ディア・プルーデンス」だ

イメージが酷似している
ミックジョーンズも確信犯だったろう

でも、こういうのはぜんぜん許される範囲
むしろ聞き手は聴き慣れたものを良いと判断する傾向があるので
効果的に使用できるものである

最近ではサンプルというもので
この効果を利用してヒットを産んでいる
アバの「ギミーギミーギミー」をサンプルした
マドンナの「ハングアップ」等


元々はラップのRunDMCなどがエアロの名曲をサンプルした方法が
進化したものだろうけど
手法こそ違え、このフォリナーも同じ効果を狙っている