乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

レッスン日記

2006年01月25日 17時40分36秒 | ピアノ・音楽
今日の札幌は、暖かくて久々に日中の気温がプラスになりました。
それはいいんですが、道路がぐちゃぐちゃのところが
けっこうあって、運転が大変。

今日はピアノのレッスンだったのですけど、
先生のお宅がある通りに出る、最後の交差点で左折した途端、
すごい轍でまんまと埋まり・・・。(^_^;)
幸いにものすごく車の通りが少ない道路なので、車が一台も走っていない事を確認し、
一度バックして、今度は思いっきり対向車線に飛び出すようにハンドル切って
猛発進したら、無事脱出できました・・・。ああ、ひやっとした、でも良かった~。

では本題に。(^^ゞ

ショパン「スケルツォ第3番 Op.39」。

今日のポイントは一言で言うと、音の出し方、です。

また私の悪い癖の一つが出ていました。押し付け気味のタッチで弾いていたのです。
特に、この曲は冒頭もコーダも力強いff、途中にも、
とにかく、強い音が多い。
その強い音を、私は、無意識のうちに力で弾かなくては、と言う意識になっていて、
たくさん力を使っている割には、音が空鳴りみたいになってしまっていたのでした。

要するに、肩や首周りが固まっていて、
腕の関節がちゃんと使えておらず、
っていうか、全然使っていなかったみたいです・・・。^^;^^;
それで音が響かない、で、耳が欲求不満になり、余計に指で音を出そうと力んで・・・。と言う悪循環に。
こういう弾き方では、体のどこかを痛めかねない、とのこと。

実は、レッスンへ行く前に練習していたんですが、
そのとき、弾いていて何かこう、疲れるんですよね。肩も凝ってくるし。
寝不足だからかしら?などと考えていたのですが、
その原因が、ずばりレッスンで分かりました。
はい、どおりで肩こりが酷くて疲れる、と思った訳ですね。納得です。^_^;

先生からは、腕の使い方に関して、体のどこをどのように力を抜くか、
そして重心をどこに置くか等々、
体を使っての具体的な指導をいただきながら、
私も実際に体を動かして力の入り具合、抜き具合の感覚などを確かめ、
いざ、最初のオクターヴのところのffを弾いてみました。
最初は巧く行かなかったのですが、
さらに先生にアドウ゛ァイスをもらいつつ、何度か試して行くと、
だんだん、音の鳴りが違ってきました!!(@_@)
しかし、私は最初に弾いた時よりも、全然力使っていません!!!

おお!この感覚!!??で、
この音!!??

いや、実は、このとき、体の感覚は楽になったなあとか、
こういう風に使うのか、と言うのはわかったのですが、
音が変わって来たと言うのがイマイチ掴めていなくて・・・。
後ほど、録音を良く聴いて、音の鳴りの違い(空鳴りと芯のある音)を良く聴こうと思います。

音の出し方と言うことで、
中間部の和音コラールとキラキラのところも、タッチの仕方と、
指の準備について詳細に教えていただきました。
再度、重心の置き方の意識や、ソフトペダルの活用に付いても
丁寧にアドウ゛ァイスをいただきました。
美しく潔く進むコラール、そしてそのコラールとキラキラの繋がり、そしてキラキラのところのより良く綺麗な音の表現、
それが全部できるにはまだまだ、先は長いですけど、
今日のレッスンで、実際に繋がりが良くなったり、
音色が前より綺麗になったり、もたつく感じがなくなったり、
ちょっとした片鱗?(爆)みたいなものが感じられてとても嬉しかったです。(^^)

ショパン「エチュードOp.25-1 エオリアンハープ」。

スケルツォでやった、腕の使い方、肩周りの力の抜き方とかが、
そのまま顕著に効果が現れて、メロディの音が美しく響きました。
おまけにペダルの使い方も上手になったと褒められました!嬉しい!!
ただ、ここでも音への準備がちょっと遅く、
それで旋律が流れて行かない、とのことでした。^^;そこが改善点です。

今日のこの体の感覚、忘れないように、そして音の準備ですね。
すべては良い音、綺麗な音色のために、がんばりたいと思います♪(^^♪