乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

昨日(1/13)のレッスン日記

2006年01月14日 14時14分56秒 | ピアノ・音楽
家の前の道路に、昨日から今日にかけての深夜、
市の除雪と排雪が入り(家が倒れるかと思うくらいの振動でしたが)、
今朝は高い雪山がなくなっていてすっきりと道路が広がっていて、二階から見ていてとても気持ちがいいです。
この状態がずっと続けばいいのですけどね。。。(^_^;)


昨日は、今年初のレッスンでした。

ショパン「スケルツォ第3番 Op.39」

昨日の一番のポイントは長い音の扱い。
最初に一通り弾いたところで、まず長い音のところでいちいち止まってしまい、曲の繋がりが悪く、流れが滞っている、と言われました。

前回のレッスンでは重心と体の角度や姿勢のことを重点的にやっていただいて、
今回までそのことを自分なりにも重点を置いてやって来ていて、
確かに曲の繋がりへの意識は少し弱かったかもしれません。
が、でもでも「繋げよう」と言う意識はおぼろげでもあったつもり、
楽譜にもそう、自分で書き込んでいるし、それをいつも目にしているし・・・。

ところが、何やってるの?私?と言う感じ。全然できていませんでした。^^;

特に、中間部、キラキラが何度か続いて終わったあとに同音で長い音符が数回続くところ。三度ほど出てくる音型ですが、
なぜか?私はここはものすごく息を潜めるところと思いこんでいて
思いっきり鎮まるというイメージで弾いていたのでした。

確かに、その前後の和音&キラキラとは違う部分で、ppでもあり「鎮まる」というのはいいのだろうと思うのですが、
私の意識は完全に前後とは別もの、となっていたんですね。
テンポ感もすっかり違って弾いていて、「鎮まる」と言うよりも、まさに「停滞」。^^;

先生からは、まずテンポ感を調えること、同音の中でもエネルギーの持って行き方が違うこと、そして、
何度か続く同じ音型でもやはり、各々でエネルギーの持って行き方が違うこと、等々、
楽譜からきちんと読み取れることを、詳細に教えていただきました。
なおかつ、和音での長音の弾き方、そしてそのあとに続くキラキラまで丁寧に意識を張り巡らせることを学び、
それを頭に置いて、テンポ感にも気をつけながら、その前後一連を通して弾いてみますと・・・・。

(@_@)\(◎o◎)/!

わ!全然違う!全然違う曲です!
止まっているの通り越してお葬式みたいだった私の演奏が^^;^^;^^;
生き生きとして躍動感があって、ほのかな温かみのある音楽になりました!
わ~、音楽が動き出しました。すごい、流れてる!素敵です!

ああ、こういう風に弾けと、ショパンは書いていたんですね。
ああ、そうだったのかあ、と心底納得でした。

その他、ペダリングに気を取られるあまり、一小節内でブツブツと切れていたところや、
自分では体を巧みに使って弾いているつもりが実は無駄な動きで^^;
そのため音が十分に出ていないところなど、
その都度、原因と対策とを具体的にアドウ゛ァイスいただいて、
曲が見る見る締まって行って・・・。
これまた、驚きと感動の連続でした。

いや~、まったくもってレッスンでは曲だけではなく、自分も生き返ります。
レッスンの録音ももう一度良く聴いて、変わったときの音やそのときの方法、
そして変わったときの感動を良く思い出し、よ~く味わいながら、
復習したいと思います。

曲が素敵になっていくのは、本当に嬉しいことです♪

またがんばろうっと。

(^_^)v