”超大物!”
話を戻してしまいますが、
信州に行った日の5月30日。
日没前のしばしの時間を、
岸の芝生に座って、湖畔の風に吹かれていました。
もともと私の釣り好きは、天竜川と諏訪湖仕込み、
夏休みの帰省は、大半は竿を垂れていました。
釣り人が竿も折れよとしならせたまま、
なかなか獲物の顔が見えてこない。
橋を渡ってそばまで行って
ワイドレンズでバチバチ撮るのが本来でしょうが、
腰が重くて、芝生に座り込んだまま横着を決め込んで望遠レンズで
獲物が出てくるまでを撮りました。
気が付けば、タモ網がでかい。
最初からこのサイズが来るのは織り込み済みなんだ。
私が小さかった頃は、
メーター級の鯉が上がると、
地方紙のニュースに載ったものです。
決まって、鯉こくにしたら何人前。洗いにしたら何人前と。
私もついそんな目で見てしまう。
リリースですか。 今時の釣りですね。
湖畔には何事もなかったように、静かな時間が流れていました。
思いますが、そんなことは無いのですよね。普通にいますよね。
大分昔、諏訪湖の養殖生け簀が台風で壊れて、大量に逃げ出した時がありました。
その頃の子孫も居ると思います。
海なし県では鯉と鮒は伝統的な食材です。