マーチャンの写真日記(今を感じながら)

ついに退職の日が来ました。
この先どんな生活が展開していくのやら。
趣味の写真を中心に、つづってみたいと思います。

  4月6日(月)  春はどんどん  鯉の乗っ込み(ノッコミ)

2015年04月06日 | Weblog

”川越 伊佐沼にて”

「乗っ込み」という言葉をご存じだろうか。

釣りをする人にはおなじみの言葉だ。

冬の間水を抜いていたこの沼に、

今勢いよく水が注がれている。

釣り人は皆この時期を待っていた。

魚が産卵のために、浅場に群れをなして押しかける現象だ。

ふるさとが諏訪湖の近くだった私には懐かしい言葉だ。

子供が小さかった時、田んぼの数十センチ幅の浅い水路で、

20cmオーバーの鮒を釣った。

「僕釣り上手でしょう」。と有頂天になった。

それもこの乗っ込みのなせる業だ。

小学校低学年と思われる男の子を連れた母子。

 「魚、何してるの?」

 母親:「魚が喧嘩してるの」。 「ふ~ん」。

 会話はそれでおしまい。

おいおい、それはないよとのど元まで出かかったが、母子は行ってしまった。

私がしきりにカメラを向けていたので、

同年輩のご夫婦に話しかけられた。

「乗っ込み」という言葉は初めてだという。

私が説明して、一年のうち今頃の時季に起こる現象で、

数日間で終わってしまう。と話すと、

「私たち良い時に居合わせたのね」とご夫婦。

これが自然の姿だよな。 若い母子のストレスから少し解放されました。

 

 

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ケロッグ)
2015-04-09 22:46:28
凄いよね、なんか作り物の魚みたい。
大きいのが♀で小さいのが♂かな?
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Unknown (マーチャン)
2015-04-10 23:05:08
雌雄のほどはわかりません。
こんなに目がしっかり撮れたのは初めてです。
 奥多摩湖、秩父湖などは終日谷間にこの水音が響き渡ります。
返信する

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