１０月１９日（日） 東京港野鳥公園へ

　”近所の無人となった家の柿の実”

　用事を頼まれて都心へ行くことになった。
むろんそのまま帰ってくるつもりはない。

　たまには都心でスナップ写真を撮ろうと思ったが、リックに鳥カメラを忍ばせてしまった。もう鳥写真しかない。

　東京港野鳥公園という水辺の鳥の観察ポイントがあることは知っていたがまだ行ったことがない。

　今日はそこへ行ってみよう。

モノレール

　用事を済ませて、山手線の浜松町でモノレールへ。
流通センター駅で降りて徒歩１５分だ。

　昼をどうしようか考えていた。
近くで食事が出来るだろうか。コンビニで買っていくのが安全か。

　モノレールに乗ってしまってから不安がいっそう募った。
流通センター駅に降りたら、おお！なんていう場所だ。

　人間の生活の匂いがまるでない。倉庫ばっかり。
と思ったら流通センタービルの中に何件かのレストランがある。
ローソンもあった。　ホ！ホ！

　道幅７０ｍほどの道を車の通る音だけが聞こえる。
人はどこに住んでいるのか分からない。でも自転車に買い物を積んだ奥さんも居る。

　歩いて１５分というがだだっ広くて、自分の一歩がアリの一歩のように感じる。

東京港野鳥公園

　”２号観察小屋　内部”

　ようやく正面口についた。
入場料は大人３００円。券売機だ。

　いや６５歳以上は１５０円の半額だ。
「都民でなくても半額なんですか」と聞くとそうだと言う。

　こんなところでバラスのも芸がないが、私は前期高齢者になったばっかりだ。
１５０円券を買って差し出すと、何を問われるのでもなくそのままスルー。

　人生初の年齢特権をここで受けるとは思わなかった。
嬉しいような複雑な気持ちで観察小屋に到着。

　ここに座って鳥を待ちながら食べるお昼が、歩きつかれもあるし、待つ期待感もあるし、これって贅沢な時間だ！。
　

　　

カワウ

　鳥の動きはよくない。遠くに見えている鳥は遠くのままだ。
しかたない、目の前を飛ぶものにカメラを向けて時間待ち。

　結構遊べた。

　

カワウ

カワウ

アオサギ

ウミネコ

アオアシシギ

　遠くに見えていた鳥たちがようやく動きだした。
綺麗な大きい鳴き声でアオアシシギが飛んできた。

　続きはあと２回ほどに分けてアップします。