かみさんがわざわざ空けてくれた棚に、コレクションが着々と並んでいってます。
さて、千代大海が昨日も負けて、これで初日から6連敗。
先場所十四日目の白鵬戦で傷めた右ひじのサポーターが痛々しい。
この六日間は、いつもの突っ張りがまったく出せずに、相撲を取れないままに土俵を割ってしまってます。
四日目に負けたあと、記者に対して「休まない。休む理由がない。」と言ったそうです。
休む理由がない?
私に言わせれば、じゃあ、土俵に上がる理由はあるのか?
まさか、参加することに意義があるなんて言うんじゃないだろうな。
いまどき、オリンピックだって、そんなの死語だ。
角界の上から二番目の立場にある大関が、毎日毎日、下位のものに負ける姿を見せられる我々の身にもなってほしい。
大関にとって、土俵を勤めるということは、土俵に上がることだけではなく、それなりの内容と結果が求められます。
最近の大関は、簡単に負けすぎます。
昔は、大関が前頭に負けたりしたら、それだけで騒がれたものですが、今はそれが日常的になってしまってます。
だって、大関が4人もいるのに、全員が負ける日があるくらいですから。
今の大関陣には、もっと負けることに対して羞恥心を持ってもらいたいです。
極端に言えば、平幕に負けたら引退を考えるくらいのプライドを持ってもらいたい。
千代大海は、まだまだ、上を目指して、我々を楽しませてくれる気力が残っているのなら、今やるべきことは、早く休んで怪我を治すことです。
もし、今場所で引退するつもりならば、今日にでも土俵を降りてください。
それが、ファンや他の力士たちに対しての、大関としてのケジメです。
いずれにしても、このまま土俵に上がる理由はどこにも見当たりません。
厳しいことを言いましたが、私は、千代大海が大好きです。
ですから、早く怪我を治して、もう一度花を咲かせてもらいたいと願っています。
さあ、今日の注目の一番は、稀勢の里と豪栄道。
お互いに昨日は納得のいかない負け方をしただけに、今日はどちらが自分の相撲を取れるかが楽しみです。
この二人も喧嘩四つ(※)なので、勝負は差し手争いですね。
どちらも負けられませんよ~
(※)喧嘩四つとは、お互いの得意の四つが、右と左、左と右というように違うことを言います。
右四つは右手、左四つは左手が差し手になるので、同じ側の腕同士で差し手争いになります。
逆に四つが同じことを相四つ(あいよつ)と言います。