※日本相撲協会公式Twitterより
今場所は稀勢の里の初優勝が叶わず残念でしたが、
千秋楽は、
白鵬も37回目の優勝に花を添えるような見事な横綱相撲でしたし、
稀勢の里も一昨日の負け方とは打って変わって、
体の芯がしっかりとした、
落ち着きながらも相手に圧力をかけた相撲で、
来場所に繋げることが出来、
久しぶりにスッキリした気持ちで場所を終えることが出来ました。
白鵬も、ああいう相撲を取れば、
お客さんも拍手を送ってくれるんですよね。
長きに渡り相撲界を支えてきてくれたことは、
誰もが分かっていることなんですから。
でも、それは白鵬自身が一番分かってるのかもしれないですね。
夜のNHKの番組でのデーモン閣下とのやり取りは、
いつになく嬉しそうで饒舌でしたので。
ただ、稀勢の里に対してはかなり厳しい見方をしてました。
やはり、白鵬も稀勢の里の変化を肌で感じて、
以前より意識してたのかな。
その稀勢の里は、よく崩れませんでしたね。
先々場所まででしたら、
あのまま3連敗で「チーン・・・」でしたが、
昨日は花道から土俵の上まで、
十二日目までの穏やかな表情に戻ってましたからね。
それだけでも十分に成長したと思います。
さあ、稀勢の里は初優勝は逃しましたが、
白鵬も言う「優勝に足りない何か」が何なのかを見つけ、
心技体を鍛え直して、
名古屋で再挑戦して欲しいです。
ちなみに、
綱取りは優勝してから考えましょうね。
とにかくまずは優勝です!