終わってみれば、
白鵬が30回目の優勝を飾りましたが、
以前のような圧倒的な優勝ではなく、
確実に力のバランスは変わってきていることを
感じる名古屋場所でした。
その流れの中心にいるといってもいいのが、
場所後に大関昇進が確実となった豪栄道。
5月場所が8勝どまりで、
3場所合計も32勝と、
文句なしとは言えませんが、
これまでの実績より、
これからの期待を重視した昇進で、
先輩大関の稀勢の里と琴奨菊にも
刺激を与えるという点では、
その期待に乗っかってもいいかもしれません。
そして、
これからそこに食い込んでくるのが、
遠藤、大砂嵐、逸ノ城ら、勢いのある若手たち。
いずれにしても、
相撲界が動き出しました。
鶴竜はダメでしたね。
容易に予測できる日馬富士の変化を食ってるようでは、
優勝は遠いです。
相撲内容は上がってきてたんですけど、
気持ちがついてきませんでしたね。
さあ、優勝は白鵬か琴奨菊か。
結びの一番はまた、
日馬富士コールが鳴り響くんでしょうね。
なんとも恥ずかしい限りです。
どうせなら高安に優勝して欲しかったな~
足首の怪我で踏ん張れない日馬富士を
攻めきれなかった豪栄道は、
もう一つ上の段にあがる日は、
まだ先のようです。
ま、日馬富士が意地を見せたということにしておきましょう。
そして、
白鵬は問題なく琴奨菊を倒して1敗を守り、
今場所も白鵬かという空気が流れてますが、
私の優勝候補一番はやはり鶴竜です。
ここ二、三日の立ち合いや攻め方に迷いがありません。
(誰かさんとは大違いです)
突っ張って相手を起こして中に入り、
一気に押す。
今場所の白鵬になら、
十分通用するでしょう。
両者の対戦は、
ぜひとも千秋楽に組んでもらいたいですね。
白鵬は立ち合い前から豪栄道の力を警戒していて、
その結果、立ち合いの張り差しが裏目に出て、
豪栄道に密着されてしまいました。
あれだけ体を寄せられての上手投げは無理がありますが、
それを強引にやってしまった白鵬は、
魔が差したんでしょうが、
それをやらせた豪栄道を褒めるべきでしょう。
日馬富士は相撲が取れるような状態ではないようなので、
琴奨菊は1敗を守れましたが、
明日の白鵬戦はちょっと厳しいです。
ここでギヤを切り替えることが出来るのが白鵬ですから。
ただ、これで鶴竜のタナぼた優勝の目も出てきましたね。
横綱が負け過ぎです。
三人横綱になって盛り上がるどころか、
横綱の権威を落とす一方で、
とうとう、座布団も飛ばなくなりました。
日馬富士はともかく、
鶴竜が昇進したときはイケルと思いましたが、
まだまだ甘かったようです。
やはり、
たった二場所の成績で決めてしまう
横綱昇進基準を考えな直すべきなのでしょう。
それと、
番付の見てくれを重視する
協会の姿勢にも問題がありますね。
ま、いずれにしても、
今場所も白鵬に頼るしかない場所となってしまいました。
それを助けるのが遠藤と大砂嵐では、
なんとも情けない。
大砂嵐のカチ上げが中途半端だったので、
遠藤にとってはラッキーでしたね。
ま、いずれにしても、
あのカチ上げを封じてしまえば、
それまでということ。
ただ、今は大砂嵐はカチ上げに頼ってるから、
そのあと組んでも攻めきれないで負けてますが、
これが四つ相撲に徹したら、
あの腕力は怖いですね。
と言ってる間に、
また優勝は白鵬に傾いてきました。
白鵬自身も日ごとに調子が上がってきて、
周りと離れるばかり。
こんな状態がいつまで続くのやら。
その最大の責任はあなたですよ!
分かってるかな~
遠藤にとってはラッキーでしたね。
ま、いずれにしても、
あのカチ上げを封じてしまえば、
それまでということ。
ただ、今は大砂嵐はカチ上げに頼ってるから、
そのあと組んでも攻めきれないで負けてますが、
これが四つ相撲に徹したら、
あの腕力は怖いですね。
と言ってる間に、
また優勝は白鵬に傾いてきました。
白鵬自身も日ごとに調子が上がってきて、
周りと離れるばかり。
こんな状態がいつまで続くのやら。
その最大の責任はあなたですよ!
分かってるかな~
白鵬と大砂嵐の一番は、
大砂嵐が予想に反して、
カチ上げをせずに四つに組んできたので、
白鵬は面食らった感じで、
攻めあぐんでましたが、
先手を取るのが得意な白鵬にしては珍しく、
静止時間の多い相撲でした。
白鵬の力が落ちてきたのか、
大砂嵐の力が強かったのか、
定かではありませんが、
鶴竜や日馬富士に勝った時より、
昨日の負けのほうが、
大砂嵐は自信が付いたのは確かでしょう。
それにしても、
大砂嵐の引きつけの強さは、
半端なさそうです。
稀勢の里と豪栄道は、
稀勢の里の弱点が出ましたね。
自分より小さい相手だと、
低く当たれなくて、
逆に腰が伸びてしまい、
相手を呼び込んでしまう。
これさえ克服できればね・・・
豪栄道は大砂嵐にたいして、
関脇としての意地を見せましたね。
そして、
相撲は力だけではないということも。
本来ならそれを、
先に当たった横綱たちが見せないといけないんですけどね。
危なく大砂嵐は間違った自信を持つところでした。
あとは今日の白鵬にお願いしましょう。
そして、
今場所が勝負の稀勢の里は、
いい感じに白星が重なってきましたね。
ここからです!
関脇としての意地を見せましたね。
そして、
相撲は力だけではないということも。
本来ならそれを、
先に当たった横綱たちが見せないといけないんですけどね。
危なく大砂嵐は間違った自信を持つところでした。
あとは今日の白鵬にお願いしましょう。
そして、
今場所が勝負の稀勢の里は、
いい感じに白星が重なってきましたね。
ここからです!
鶴竜は、あのカチ上げをまともに食らっては
勝ち目がないと思ったのは分かりますが、
あの変化はまずかったですね。
まともに当たりたくないなら、
もろ手突きでいくとか、
カチ上げてきた腕をくぐって潜り込むとか、
ほかにも正攻法での回避策はあったはず。
変化した時点で、気持ちで負けているので、
結果はあのようになってしまいますね。
それにしても、
大砂嵐はよく冷静に対応できましたね。
ちゃんと組んでも相撲が取れるんですから、
無駄なカチ上げは、
そろそろ止めた方がいいでしょう。
遠藤は厳しくなってきましたね。
対戦相手の気合いが半端ないです。
そりゃあそうですよね。
目の前に何十万もの現金がぶら下がってるんですから。
ここが踏ん張りどころです。
昨日の稀勢の里の相撲は、
ここ数場所で、
一番いい相撲だったのではないでしょうか。
左からの厳しい攻めと低い腰。
普段から腰高だけに、
しっかりと腰を割った姿は、
どこか新鮮でした。
やはり、
稀勢の里が力を出すのは、
一つ負けてからなんですね。
それにしても、
大砂嵐のカチ上げもひどいですね。
そんなに人を殴りたいなら、
ボクシングに転向すればいいのに。
ま、遅かれ早かれでしょうけど。
この三日間、
横綱、大関は、稀勢の里の1敗のみで、
白星を重ねてますが、
とくに鶴竜の調子が良くなってきてますね。
横綱二場所目で、
精神的にも余裕が出来てきたのでしょう。
稀勢の里も、
大砂嵐のカチ上げをものともせず、
大関の貫録を見せました。
大砂嵐は、
そろそろカチ上げに頼った相撲を
止めた方がいいでしょうね。
そのうち腕を壊しますよ。
と、その前に、
あれだけでは上位に通用しませんからね。
あれ?
もう負けちゃいましたか?
いやいや、大丈夫です。
今場所は上位の調子が横一列という感じで、
後半に向けて星を潰し合うと思われるので、
しっかりと気持ちを切り替えれば、
まだまだ狙えます。
なので、
今日の大砂嵐との一番は大事ですね。
さて、
遠藤と妙義龍の一番は、
遠藤の弱点である立ち合いの弱さをついた、
妙義龍のスピードが見事でした。
今場所の遠藤には懸賞が多くかかるので、
対戦相手の気合いもより一層で、
遠藤にとっては正念場の場所になりそうですね。
名古屋場所が始まりました。
初日は成績だけ見ると、
横綱、大関が揃って安泰。
となりますが、
内容はそれぞれ不安を残すものでした。
まあ、初日の緊張というのもあるでしょうが、
なんとなく今場所は荒れそうな気がします。
そんな中、稀勢の里だけは、
左からのおっつけも効いてて、
稀勢の里らしい相撲でしたね。
初日にしては上出来でしょう。
ん?
なんかおかしいですか?
そう、珍しいでしょ。
稀勢の里を初日から褒めるなんて。
先場所の千秋楽の相撲のイメージが良かったので、
今場所は勝負の場所だと思ってます。
これでダメなら、もうダメです。
これが最後のチャンスです。
それくらいの気合いで臨みましょう。