ごっつぁんです!

ぶらり気まま旅の日記です

頑張れ、36歳!

2008-01-24 12:25:09 | 相撲

昨日は久しぶりに本格的な雪になりましたね。

今朝もまだ、芝の上にはうっすらと残ってました。

東京はちょっと雪が降っただけで大騒ぎ。

北国の方は、さぞかし呆れているのでは。

まっ、ひと冬に一回くらいはいいでしょう。

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さて、昨日の注目の一番は、稀勢の里が、「魁皇を倒すにはこうしなさい!」と言わんばかりのお手本のような相撲で快勝し、 勝ち越しを決めました。

稀勢の里は、立ち合い素早く右上手を引くと、すぐに左手で魁皇の右手の二の腕あたりを押さえ、そのまま上手を引きつけながらがぶり寄るようにして一気に
寄り切り。

七日目あたりから調子を上げてきた魁皇も、得意の右手を封じられては、力を出し切れません。

魁皇は立ち合いで、やや右を向く形で左差しを狙っていったのもよくなかったですね。

今場所の稀勢の里は、無駄に気負わない落ち着きと力強さが、とてもいいバランスで噛み合っているように見えます。

前にも書きましたが、昔のように時間いっぱいでお尻をプルプルさせる動作が少ないんです。

あのプルプルが激しければ激しいほど、気合いが空回りして負けていたんですから。

小結の出島はすでに負け越しているので、来場所の三役復帰は確実です。

今場所の調子よさが本物ならば、今年はかなり期待できそうですね。

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中日の白鵬戦で怪我をして休場していた琴奨菊が、今日から土俵に戻ってきます。

たしかに小結という位置で6勝までいっていたので、なんとかあと2勝という気持ちも分かります。

でも、目先の勝ち越しよりも、三年後、五年後を見据えたほうがいいと思うんですけどね。

佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)は、自分もひざの怪我ではずいぶんと苦労したはずなので、そのへんは十分に分かっているはずですが。

まあ、本当に怪我が治っているなら、それでいいんですけど・・・

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あまり話題になっていませんが、十両の優勝争いが大変なことになっています。

十一日目が終わって、トップは3敗で、境澤、保志光、北桜、北太樹、栃ノ心、玉鷲の6人。

この中では、二場所連続優勝を狙う境澤が有力かと思いますが、グルジア出身の栃ノ心も不気味な存在です。

でも、私としては、ぜひとも北桜に優勝して欲しい!

頑張れ、36歳!

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さて、今日の注目の一番は、安馬に稀勢の里。

安馬はとにかく離れて取らないと、四つに組んだら勝ち目はありません。

白鵬のときのような立ち合いができればいいんですけどね。

今場所の調子からすれば、断然、稀勢の里が有利ですが、安馬は来場所に大関取りをつなげるためには、もうひとつも負けられない崖っぷちです。

さあ、結果はいかに?


本当は、今日の大一番は、豊真将と豪栄道にしたかったのですが、今場所の豊真将の調子ではちょっと・・・

豊真将の再起を願わずにはいられません。