☆ 今 日 の 幸 せ ☆

♪~生きていることに感謝、あなたに出会えたことに感謝、そして・・・明日が見えないことに感謝~♪

安否を確かめる

2005-08-16 | 記憶に残したい言葉
本日11時46分ごろだったそうだが、怖かったなー。

グダグダとして、本を読んでいたら、ゴーッ、グラグラグラ。

とりあえず、携帯で、身近なものには、安否を確かめる電話をいれる。

:ただいま、つながりにくくなっております。

とのメッセージがでる。

その後の余談

:ところで、電話して様子を聞いてどうするんだろうね。

:返事がなければ、何かあったんじゃないかと思うでしょう?  別に、大変な状況を聞きたいわけじゃないんだよね。

それが愛情というものでしょうね。

仏壇の傍の息子の写真が倒れた。 飾りのフィギュアが落ちた。 棚のカメラが落ちた。 かなりギシギシと長い間揺れてたから、家もあちこち痛んだでしょうね。 なにもできないで、ジッとしていたけど、もしかして、

あまりにもひどい揺れのときは、家の外に飛び出したほうが安全なのかもしれない

と思ったほどで、あー、怖かった。


今読んでる「半島を出よ」の中に、NHKの東京支局のアナウンサーが 封鎖された福岡のNHK支局のアナウンサーに尋ねる場面がある。 尋ねられた方は「どうですか?」と聞かれて、答えようがない。 

一体何を期待して、そんなバカな質問をするのだ。怖いに決まってるだろう。 しかし、何もできないから普通に仕事して、普通に生活してるんだよ。 それとも、何か騒ぎが起きてればいいというのか?(と、福岡のアナウンサーの気持を代弁する)

そんなようなやりとりだった。 

確かにそうかもしれないけど、人が発する言葉って、たいてい無駄なことばかり。

無駄なことかもしれないけど、お節介かもしれないけど、それが愛情とか、思い遣りとか、なんでしょうね。