☆ 今 日 の 幸 せ ☆

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脳の話、関連シリーズ 1

2005-03-13 | ・・・シリーズ、
「それでも薬を飲みますか」より(日野英子 著)

一生、いろんな薬から解放されないであろう同居人がいると、いろんな薬に縁がある。 最近は、薬の効能について説明した資料も頼むと出してくれるので、それなりの組み合わせはわかるようになったけれども、どうしてその薬がある症状を軽減するかまでは、説明書きにはない。

ということで、借りてきた本。 とてもわかりやすい。

なぜ、たいていの解熱剤は、鎮痛効果もあるか?

外気温の上下にかかわらず、体温が一定なのは、間脳のおかげ。 ところが感染症などで、体内に発熱物質ができて、このコントロールが効かなくなる。 発熱は病原体を殺すための一種の防御作用だが、あまりにも高熱になると、身体全体が衰弱するので、解熱剤を使うことになる。

解熱剤は間脳に働きかけるが、間脳は、痛みの神経信号を中継する場所にもなってるので、同時に鎮痛効果を持つ。

ただし、痛みの神経信号が伝わることで、痛みを感じる、頭痛、歯痛、筋肉痛、関節痛には効くが、胃痛、腹痛には効かない。

知ってて損はない知識です。