今、日本テレビでやっているNNNドキュメント「魂が眠っている 遺された赤紙」を見ているが、国は徴兵をするためにここまで個人情報を収集していたのかと驚いている。学校職場での聞き込み、家族内部の問題にまで踏み込んでくる。徴兵制導入には国による個人情報管理という側面もあるのかと驚く
「NNNドキュメント:魂が眠っている 遺された赤紙」長野県大町市の民家の土蔵から大量の「兵事書類」が見つかった。兵事係だった大日向氏は家族にも「触るな。魂が眠っている」とだけ話し中身を秘密にしていた。村民を戦場へ送り死の報せを届けた大日向青年が書類を隠した思いはどこにあったのか
この週末、何だかんだと結局ほぼ全党派の人の戦況分析聞くことになったけど、どうにも自民党圧勝の流れのようだ。民主党に対する反発が強く、しかしその他の受け皿はあれこれありすぎて分かりにくく、固定票で底固い自民が浮動票の一定割合を取り込んで圧勝という構図。
しかし消費税がどうとか、原発やエネルギー政策がどうとか、TPPがどうとか以前の問題として、自民党の憲法改正案はホントやばいで。9条の議論を前提に護憲とか改憲とか議論してた戦後六十年と全く別の次元で、空気のように存在してきた「基本的人権」そのものが掘り崩されようとしている。
やはり小選挙区はおかしいよなぁ。完全比例代表制とかにすれば、もう少し様相も違うのだろう。政治の安定のためとかいって小選挙区制度+比例代表にしているが、何か安定したのかよ、と思う。どうせ安定しないなら民意が多少は正確に反映される制度の方がマシだよね。
「てっめぇぇぇぇー、原発がなきゃあ、デンキ止まっちまうだろうがー、この野郎」「ばっかぁーこの野郎、がれきの広域処理は絆だろうが、てめぇ日本人かぁぁー」。再稼働反対、がれき広域処理反対の抗議運動を取材していると、つなぎ姿のこうした手合いに遭遇する。
自民の改憲案って、要はリヴァイアサンが「この鎖ほどいて」と頼んできているということなのよね。しかしほどいてやるか否かはこちらが決められるという状況。その状況でわざわざほどいてやる馬鹿おらんだろ、と信じたい。信じたいが…。
小沢昭一さんが入院したと聞いた時から不安が広がった。四半世紀にわたって著作が出るたびに献本していただいたのに、今夏の『ラジオのこころ』(文春新書)が届かなかったからだ。野坂昭如さんが参院選挙に出た時の応援演説(CD)には、いつも励まされた。井上ひさし作「唐来参和」は最高だった。
【衆院選】自民・安倍総裁「日教組によって支配」 未来の小沢氏「今の不平等つくり出した」 - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/politics/news/…:日教組にはそんな力はないし、強い組合だったら、もっと学校の労働環境は良くなっているはず。
NHKのニュースを見てたら、選挙の焦点に関する世論調査で2位に選ばれたのが「社会保障の見直し」。わざわざ「見直し」の3文字を入れる世論誘導がさすが国営放送!と妙に感心した。福祉担当の解説委員とか、何とも思わないのか?
誤解が多いので断っておくが、僕はどちらかといえば伝統と自然を重んじる保守派であり、下野した自民党には期待していた。保守政党としての自覚を新たに再出発して欲しいと思っていた。ところが自民党は3年間冷や飯を食っている間、保守化ではなく極右化・急進化してしまったのだ。無念だ。
衆院選で,改めて憲法がクローズアップされています.人権と憲法の正しい理解には,芦部信喜『憲法 第五版』( bit.ly/022781-0 )が最良の教科書です.候補者の方々には,いま一度の熟読を強くお勧めいたします.