バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

もし、自分なら

2006-04-08 14:23:07 | 読書
私が昨日読み終わった本の覚書です。

『変身』東野圭吾著

変身
変身
posted with 簡単リンクくん at 2006. 4. 8
東野 圭吾〔著〕講談社 (1994.6)通常24時間以内に発送します。


ここのところ友人に借りた東野圭吾氏の作品を
続けて読んでいますが、
これが、私の中では一番気になる一冊となりました。

最近、
延命治療
尊厳死
移植手術
医療ミス
などなど。。。。


なんて、事件も含めて
医療が発達するに従い、
いろいろと問題が出ています。

だからでしょうか。

とっても、興味深いストーリーに
かなりのめりこんでいました。

***********
ある事件に巻き込まれ、
主人公は、犯人に、拳銃で頭部を
撃たれる。

が、
初の脳の移植手術プロジェクトにより
一命を取り留める。

そこから、主人公は・・・・。

***********

命を取り留めた。
でも、それにより、自分という人格ではなく、
少しずつだれかに支配されたら。

それは、どうなのでしょうか。

そう思うだけで、いろいろと考えることが
多いです。

東野圭吾氏の作品は、さまざまなトリックが
たくさんあり、読んでいていつも
ドキドキし、そうだったか!
と、驚きますが、
それと同時に、さまざまな背景があり、
考えさせられることも多いです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
東野圭吾さん (新歌)
2006-04-09 10:48:43
文体のせいなのか

本当に読みやすくて驚いているくらいです。

東野さんの本を読んだ後に

他の方の作品を読むと、少し戸惑うというか

時間がかかるような感じです。



『変身』も仰るとおり考えさせられる作品でしたね。

登場人物ひとりひとりの心情が納得のいく描き方をされているので

感情移入してしまいました^^
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毎回違う味 (新歌さんへ)
2006-04-09 10:56:11
本当に東野圭吾さんの作品は、作品により

全然違う。という印象があります。

そして、読みやすく、すっかりその世界に入り込んでしまいます。

次は、何を読もうかしら。と考えるだけでも楽しみです。

お勧めはありますか?
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