『冷たい校舎の時は止まる』辻村深月

面白かったです。
『冷たい校舎の時は止まる』辻村深月




「本を読んだり・・・」のノカノカさんのブログを真似して
私も表紙の画像をつなげてみました。
やっぱり、これが良いですね。

辻村さんの作品を読むのは、
『凍りのクジラ』を初めて読んで、
これで2冊目です。

『凍りの～』がとてもよかったので、
続けて他の作品も読んでみたいなぁ。と思っていました。

辻村さんのデビュー作。

いつも表紙がステキなんですよね。


さて、上中下の三冊なんですが、
このストーリーの鍵、『ホスト』が
誰なのかを知りたくてどんどん寝る間を惜しんで
アッという間に読み終えました。

ホラー小説って、読んだことないのですが、
きっとものすごく恐いんですよね？

きっとその部類には入らないのでしょうが、
私はかなり背筋が凍りました。

雪が降る中、登校した高校3年生の仲良し8人組が校舎に
閉じ込められる。

開かない扉、一体だれがこのドアを閉じた？
8人の消えたいた記憶とは・・・。

それぞれ８人の高校生のときに思い悩む境遇、葛藤など
胸に潜めていたものを友達に悟られないよう過ごしていたこと。

何でもなかったように振舞い疲れている。

誰しもきっと何かしら悩むであろうことが
８人にそれぞれ散りばめられている。

全く予想できない結末だったけれど、
私の好む終わり方だったので、かなり満足。

さて、次は辻村さん２作目を！と意気込むが、
いつになるかしら？