バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

新太ワールド・ねこちゃん

2006-03-30 17:22:25 | 絵本
ヨウのお熱は、
今週月曜の夕方ごろから平熱に戻り、
昨日の水曜から、
ようやく通常モードに戻りました。

にいにとヨウは保育園、
私は仕事に行きました。
来週からは、進級ですし、
しばらく体調を維持して
もらいたいものです。

さて、本題。

やっぱり、大好きです。
長さんの作品。

そして、長さんといえば、ネコを描いたもの
多いような気がします。

『まねっこねこちゃん』

まねっこねこちゃん
長 新太文・絵文渓堂 (2003.7)通常2-3日以内に発送します。



O図書館で、ネコ特集をしていました。
なんでだかは、よくわかりませんが(ーー;)

そこに置いてあったのが、
この本。

私の一目ぼれ。にいにと二人で行ったので、
見せると、
「見たい!」と。

まねっこねこちゃんは、なんと、魔法使い!

通りすがりに見た色んなものに
変身してまねっこしちゃうのです。

ざりがに、花、おうち。。。。

  ○○の そばを とおったら
 ちょっと まねして このとおり
 まねっこねこちゃん まほうつかい
 


これのフレーズを繰り返し、
ねこちゃんは体のみを変身させます。

でも、それは、ねこちゃんであることがわかるぐらいの変身。
その姿が笑えます。

途中、お疲れなねこちゃん。

 ちょっと ねこちゃん ひとやすみ

と、いうシーンもあり。

こういうところが、長さんの作品だな。
と、思うのは、私だけでしょうか。

それまでのシーンの余韻に浸り、
新たなるページへの休憩。

ねこちゃんの表情がとても良いのです。
長さんならではの。

  まねっこねこちゃん

このフレーズが口癖になるそんな絵本です。

もちろん、うちの息子たちも大うけ!
ケタケタと笑っていましたよ。
子どもは大好きなはず。

「まねっこねこちゃん!」
と、真似もしてました。

もちろん変身できないので、
身体をくねらせて、
なにやらヘンテコな格好してました。


<おまけ情報>
もともとは、ベネッセコーポレーションから出ていた絵本のようです。
文溪堂より復刊されたのが、うちで見たものです。
長さんの絵本、絶版されているものが他にもあるのかしら。
復刊、とってもうれしいです。