バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

長さん、ありがとう!ステキな作品

2006-03-14 15:53:27 | 絵本
待ちに待った、長さんの遺作
『ころころにゃーん』を手にすることが出来ました!



我が家の近くには、本屋さんがないので、
大型書店で、2月3日に電話予約をしました!
3月3日発売!
と聞き、まだかまだかと、楽しみに。

でも、結局3日には手にすることが出来ず、
ようやく12日に!取りに行くことが出来ました。

うわさには聞いていた、ショッキングピンク。
すべてです。
これは、かなり衝撃的ですが、
長さんらしく、
ラフに描かれた線に見えるけど、
計算しつくされた暖かさを感じます。

お話は、
丸いボール?が転がっきて、
寝ているネコちゃんの背中へ。
そして、「にゃーん」。
あら、びっくり。子ネコちゃん。
それから、次々ころころと、やってくるネコたち。
乗られたネコちゃんも気持ちが良くて、
みんなで「にゃーん にゃーん」と。
最後になんと、大きな・・・・。
この正体は?

最後に来るのが・・・・。

家族での暖かい様子が伝わってきます。

さて、子どもの反応は、どうなのでしょうか?
実は、私は、このピンクに
2歳半のヨウは、引くではないかと思いました。

まだまだ、私はわかっていないな。と、実感。
それどころか、全くその逆。

やっぱり、長さんは、
こどもを知り尽くしています。
いえ、こどもの心を持っているのかも。

もう1ページ目からすっかり新太ワールドへ
入り込み、
「にゃんーん」と、一緒に鳴いている!

次から次へと、そして、最後と。
ケラケラ笑いながら、楽しみました。

なんと、そのまま5回連続、読むことに。
でも、そのたびに、新しい発見があるものです。

そのあと、にいにも一緒に楽しみました。
そしたら、私の気づかなかったことをまた知り。。。。

すごい!です。
そして、すごく幸せな気分になります。

さて、
折り込みふろくの表紙に
奥様のお言葉が載っていました。
奥様の長さんへの深い愛
長さんの奥様への愛、を感じ、
とても暖かく、感動しました。

そして、亡くなってしまったのかと、
悲しくなりました。

でも、これからは残してくた
長さんの作品、すべて読んでいないので、
じっくり息子たちとともに楽しみたいと思います。

まずは、『ころころにゃーん』をじっくり。ね。

福音館書店・月刊誌URL
http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.jsp?goods_id=11190