今日もどこかで //goo

■■■ 新ブログへ転出しました ■■■
新ブログは、http://penspa.rojo.jp

100809 奇形社会

2010-08-09 22:20:00 | 日記

会社の帰りにビックカメラ有楽町店で電池を買ったけど、あまりのレジ待ち時間の長さに
途中でしゃがみこんでしまう。レジに商品置いてまた座っちゃうありさま。店員さんの
質もイマイチだし・・・。レジ待ちの行列にぶつかっても何も言わない。ましてはレジ応援
する気もなし。まぁ、皆さん良くこんな所で高額商品を買う気になるな・・・。

で、あまりに疲れたぺんちゃん。途中で休憩。(充電池4本入りを買うのに疲れた)
かばんの中に入っていた本を読む・・・。

水と緑と土―伝統を捨てた社会の行方 (中公新書 (348))富山 和子中央公論新社このアイテムの詳細を見る
川の堤防やダム、林業・農業などについて書かれた本なんだけど、読み終わった時に
浮かんだ言葉が「奇形社会」。別に本文中に登場している言葉でもないし、この本の
テーマは「人間と自然との関わり」っぽいので、この言葉が浮かんだ理由は不明だけど
たぶん以前読んだ、ニワトリさんの本が影響していると思う。
ニワトリ 愛を独り占めにした鳥 (光文社新書)遠藤秀紀光文社このアイテムの詳細を見る
ペンちゃんは「ニワトリと言う名前のロボット」だなと思ったことを覚えている。

『水と緑と土』では、ぺんちゃんが胡散臭いと思っていた「多目的ダム」とか
何となく漠然と思っていた「農地が一番の化学公害発生地」とか
(本書の中で、アメリカやヨーロッパの5~10倍程日本の農産物は農薬・薬品漬けとのこと)
割とぺんちゃんの感覚を補ってくれ、「やっぱり、そうだったの!」と思うところや
へぇー知らなかったってこともたくさんあった。

ニワトリさんの本は、ニワトリさんの研究者の方が色んなデーターでニワトリを紹介してる
んだけど卵用・肉用のニワトリさんの性能基準とかあって、ちょっと・・・。
日本ではペット用(声や鑑賞)もあるけどニワトリさんの多様性は無くなっているとのこと。

いつもの崙書房の本みたいに、見に行こう!とか興味津々の話題ではないけど
水俣病やカネミ油症みたいに知らないことは良くないこと。

知らない間に天災風人災が作られていくのは、何だか気持ち悪い。
科学モドキ・数字のマジックに騙されないようにしなきゃ。