久しぶりに本格的に迷子になった。
いや、もう迷子なんて恐れ多い年になりました。迷い人になりました。
今の私のいきつけの美容院は銀座にある。
あれは2月のことだった。大事に使っている腕時計が電池が切れて止まってしまい、
池袋で電池交換に出したら
「1か月程かかりますが、銀座店には職人がおりますので当日お渡しが可能です」と。
電車代や、色々なことを考えると、当日お渡しは魅力的だったので銀座へ行き、
電池交換を頼んで(さー、小一時間、何をして時間をつぶそうかな~)とフラフラし始めた時だった。
髪の毛、切りませんか?
と若いお兄ちゃんに声をかけられて
「いや、今伸ばしてるとこで、我慢してっから」と断っても
私が本当は髪が切りたいのに、嫌々で伸ばしてる我慢の日々をズバリ言い当てられる。
そう、私は1か月に1回はハサミを入れたい。伸ばしっぱなし~が苦手。
でも「ショートから、ボブやセミロングするなら少しは我慢してください!」と近所の美容師さんに言われた。
はては「入院すれば伸びますよー」とまで言われた。
短かった時は、「もう切るところないですよ。・゜・(ノД`)・゜・。」と美容師さんに言われたこともある。
帰宅すると親に「少年」と呼ばれたこともある。
ショートカットも飽きてきてw、次は伸ばしてみようと思っていたところで
この「ショートカットから、ボブへの移行期」で苦戦中だった。
ヘアスタイル難民・・・と化していたのである。
いいから、と断っても、我慢の日々を見透かされてるのも事実。
「ちょっと失礼します」と髪に手を当てて、「うーん」と言っていた。
私:伸ばしたいの。
美容師のお兄ちゃん:どのぐらいにですか?
私:ここ。
胸を手でガッツーンと、指し示した。自分に空手チョップ。
私の髪はやっと耳をかぶるぐらいだ。その髪を、胸まで伸ばすんだと主張。
美容師さんは切るのが仕事。伸ばすのはやはり時間が必要さ・・・
「僕だったら、手入れがしやすく伸ばすお手伝いをする自信があります!」
・・・。
じゃあ(´∀`)
もう、私の気持ちの切り替えの早さにビビっていたw えっ・・゜(∀) ゜ エッ? いいんですかっ?!
私:いいよ。どうせ、髪は伸びっから!プロに任せるわ!好きにしていいよ
美容師のお兄ちゃん:じゃあ!
私も仕事をしていて思う時があるのだけど、その道の人に委ねてほしいなって思う時がある。
もちろん信頼関係が前提にあるのだろうけど、横からゴチャゴチャ口を出されるほど(・・・)と思う時がある。
最低限、ここだけは譲れないな、と思う要望だけ伝えて、あとは【おまかせ】である。
というか、要望を出すのが面倒くさいので好きじゃない(^_^;)
仕事で制服を着るから、こういうのは無理なんです、というのだけ。あとは出来上がりを楽しみに待つ。
このドキドキ感が美容室の醍醐味なんじゃないかなと思うんだよねっ
カット代は半額ということで、切ってもらったら、、、これが大変気に入ったのである。
翌日から手入れは楽だし、周囲の反応も、今までになかった上々な感じ。
という訳で、2か月に1回ペースで通っいる。
前髪は無料でカットしてくれるので、実質的には1か月に1回来店。
美容院まで電車で1時間半w
それでも「お金も、時間もかかるけど、ここは譲れない」というポイントなのだ。
モチベーションが全然違うんだもの(・´з`・)
鏡を見ても、帽子をかぶっても、結んでも、何をしても楽しい気持ちになる。
ほぼ1か月に1回のペースで通っているはずなのに、予約した店へたどり着けず
「すいません!!お店はどこですか!今、駅に入るんですが!」と電話した。
おかしいな、いつもと同じ道のような気がしたんだけど。ま、いっか。
この日は方位磁石を忘れたのが致命的だった。地図を調べても、向きがわかんなかったんだよなw
カットをしてもらって、今日も髪の量を調整してもらい、気分は上々♪
私:来るときはさー、結んでると悪いのかと思って、そのままで来たんだけどさ。
もう気分は大石内蔵助だったよー。
美容師さん:???
私:兜っぽくね? 討ち入り!討ち入り!的に、急いできたよー。誰にも見られたくなくて
美容師さん:時期に合いますね・・・(^_^;)
私:うん。昨日、観たからーw 帰りは寄り道しちゃうよ!!!
これがいけなかった。
方位磁石を忘れたのに、こんな浮かれたことをいった罰があたった。
浅草橋に行って、お目当てのお店をみて、そろそろ寒いから家に帰ろうと思ったら
もう路線情報で「帰るルートがありません」と言われて固まった。
(゜Д゜≡゜Д゜)エッナニナニ?
この近代文明で、、、、。「帰るルートがありません」・・・だとぅ・・・?!
うわー!どうしよ!どうしよ(涙
駅員さんに聞こうかな。どうしよう。ってキョロキョロと、駅員さんの周りを歩いてみたり
しかし(なんて聞いたらいいかわかんない)と慌てて、とりあえず乗ると、もう駅わかんないし。
東銀座に着いた!と思ったら、東日本橋だったり。
馬喰横山(ばくろよこやま)も読めずw、「今、どこだかわかりませんので帰る時間が遅れます」と親にメールしたり。
看板の下で(ば・く・ろ・よ・こ・や・ま)と確認して、歩いているうちに馬喰山、馬喰山・・・と変化して
(うおぉぉ、また帰り道が見つからないっ?!)となったり。
家族に「道に迷ったので、帰りが遅くなる」旨をメールすると
「がんばって」とあった。
がんばって。
がんばって、ここなんだが。・゜・(ノД`)・゜・。
どうにかこうにか、いい歳をして泣きそうになりながらも、
池袋についてホッとした。やっと我が「東京の玄関」に着いたなりw
次からは、方位磁石を忘れずに持ち歩かねばならんな。。。
いや、もう迷子なんて恐れ多い年になりました。迷い人になりました。
今の私のいきつけの美容院は銀座にある。
あれは2月のことだった。大事に使っている腕時計が電池が切れて止まってしまい、
池袋で電池交換に出したら
「1か月程かかりますが、銀座店には職人がおりますので当日お渡しが可能です」と。
電車代や、色々なことを考えると、当日お渡しは魅力的だったので銀座へ行き、
電池交換を頼んで(さー、小一時間、何をして時間をつぶそうかな~)とフラフラし始めた時だった。
髪の毛、切りませんか?
と若いお兄ちゃんに声をかけられて
「いや、今伸ばしてるとこで、我慢してっから」と断っても
私が本当は髪が切りたいのに、嫌々で伸ばしてる我慢の日々をズバリ言い当てられる。
そう、私は1か月に1回はハサミを入れたい。伸ばしっぱなし~が苦手。
でも「ショートから、ボブやセミロングするなら少しは我慢してください!」と近所の美容師さんに言われた。
はては「入院すれば伸びますよー」とまで言われた。
短かった時は、「もう切るところないですよ。・゜・(ノД`)・゜・。」と美容師さんに言われたこともある。
帰宅すると親に「少年」と呼ばれたこともある。
ショートカットも飽きてきてw、次は伸ばしてみようと思っていたところで
この「ショートカットから、ボブへの移行期」で苦戦中だった。
ヘアスタイル難民・・・と化していたのである。
いいから、と断っても、我慢の日々を見透かされてるのも事実。
「ちょっと失礼します」と髪に手を当てて、「うーん」と言っていた。
私:伸ばしたいの。
美容師のお兄ちゃん:どのぐらいにですか?
私:ここ。
胸を手でガッツーンと、指し示した。自分に空手チョップ。
私の髪はやっと耳をかぶるぐらいだ。その髪を、胸まで伸ばすんだと主張。
美容師さんは切るのが仕事。伸ばすのはやはり時間が必要さ・・・
「僕だったら、手入れがしやすく伸ばすお手伝いをする自信があります!」
・・・。
じゃあ(´∀`)
もう、私の気持ちの切り替えの早さにビビっていたw えっ・・゜(∀) ゜ エッ? いいんですかっ?!
私:いいよ。どうせ、髪は伸びっから!プロに任せるわ!好きにしていいよ
美容師のお兄ちゃん:じゃあ!
私も仕事をしていて思う時があるのだけど、その道の人に委ねてほしいなって思う時がある。
もちろん信頼関係が前提にあるのだろうけど、横からゴチャゴチャ口を出されるほど(・・・)と思う時がある。
最低限、ここだけは譲れないな、と思う要望だけ伝えて、あとは【おまかせ】である。
というか、要望を出すのが面倒くさいので好きじゃない(^_^;)
仕事で制服を着るから、こういうのは無理なんです、というのだけ。あとは出来上がりを楽しみに待つ。
このドキドキ感が美容室の醍醐味なんじゃないかなと思うんだよねっ
カット代は半額ということで、切ってもらったら、、、これが大変気に入ったのである。
翌日から手入れは楽だし、周囲の反応も、今までになかった上々な感じ。
という訳で、2か月に1回ペースで通っいる。
前髪は無料でカットしてくれるので、実質的には1か月に1回来店。
美容院まで電車で1時間半w
それでも「お金も、時間もかかるけど、ここは譲れない」というポイントなのだ。
モチベーションが全然違うんだもの(・´з`・)
鏡を見ても、帽子をかぶっても、結んでも、何をしても楽しい気持ちになる。
ほぼ1か月に1回のペースで通っているはずなのに、予約した店へたどり着けず
「すいません!!お店はどこですか!今、駅に入るんですが!」と電話した。
おかしいな、いつもと同じ道のような気がしたんだけど。ま、いっか。
この日は方位磁石を忘れたのが致命的だった。地図を調べても、向きがわかんなかったんだよなw
カットをしてもらって、今日も髪の量を調整してもらい、気分は上々♪
私:来るときはさー、結んでると悪いのかと思って、そのままで来たんだけどさ。
もう気分は大石内蔵助だったよー。
美容師さん:???
私:兜っぽくね? 討ち入り!討ち入り!的に、急いできたよー。誰にも見られたくなくて
美容師さん:時期に合いますね・・・(^_^;)
私:うん。昨日、観たからーw 帰りは寄り道しちゃうよ!!!
これがいけなかった。
方位磁石を忘れたのに、こんな浮かれたことをいった罰があたった。
浅草橋に行って、お目当てのお店をみて、そろそろ寒いから家に帰ろうと思ったら
もう路線情報で「帰るルートがありません」と言われて固まった。
(゜Д゜≡゜Д゜)エッナニナニ?
この近代文明で、、、、。「帰るルートがありません」・・・だとぅ・・・?!
うわー!どうしよ!どうしよ(涙
駅員さんに聞こうかな。どうしよう。ってキョロキョロと、駅員さんの周りを歩いてみたり
しかし(なんて聞いたらいいかわかんない)と慌てて、とりあえず乗ると、もう駅わかんないし。
東銀座に着いた!と思ったら、東日本橋だったり。
馬喰横山(ばくろよこやま)も読めずw、「今、どこだかわかりませんので帰る時間が遅れます」と親にメールしたり。
看板の下で(ば・く・ろ・よ・こ・や・ま)と確認して、歩いているうちに馬喰山、馬喰山・・・と変化して
(うおぉぉ、また帰り道が見つからないっ?!)となったり。
家族に「道に迷ったので、帰りが遅くなる」旨をメールすると
「がんばって」とあった。
がんばって。
がんばって、ここなんだが。・゜・(ノД`)・゜・。
どうにかこうにか、いい歳をして泣きそうになりながらも、
池袋についてホッとした。やっと我が「東京の玄関」に着いたなりw
次からは、方位磁石を忘れずに持ち歩かねばならんな。。。