*苺ちゃんねる*

★自由のんびりブログです
新しい家族の文鳥の杏ちゃん。と、その飼い主の日記。

35の手習い?

2014年04月10日 | Weblog
私は習字と図工で通知表を乗り切った子だ。熨斗の名前入れに(え?年配の人に頼んだのに、なんでこの女がしゃしゃりでんの?)的な視線をビーム光線のように浴びながら、毎回筆ペンで書く。字の上手な同僚パートさん達は、ボールペンは大丈夫だけど筆ペンは無理なのだそう。そうなのか…。

小学校にあがる前から筆を持たされ、冬休みは書き初め特訓に明け暮れ、学校の共同購入では、母は迷わず一番高い筆に丸をつけた。あの当時、私には4500円と2500円の筆は「親の期待」そのものだった。大事に使い、手入れをして、今でもいつでも使えるように保管してある。私はそういう期待をされ、それなりに応えた子供だった。と、思う。
同じ両親から生まれ、同じような環境にいたはずの弟は、私とは正反対になった。
やはり、人には得手不得手があるということだ。

私は暗算が好きじゃない。

わかんない。

前にも書いたが、顔なじみのお客さんに「計算をしようという気持ちが全く入ってない(笑)」と爆笑され、弟には「繰り上げが無理なんだろ」と言われ、その2人の指摘が図星なものだから「どうすればいいのか」と弟から算数を習っていた。

繰り上げが無理なので、引き算なんてもっと無理だし、掛け算割り算を暗算でしようということが無謀だなー、誰か代わりにしてくれないかなー、と頭が真っ白になる。

ゆっくり紙に書いて計算すれば問題ないのだけど!とりあえず、私は暗算は無理なのだ。


お客さんに「小銭を出してもいいですか?」いいですよ~と軽く言ったのが間違いだった。
出るわ出るわ。トレイに溢れるほど。「すみません」…あ、はい。えーっと。今後は同一金種は20枚まででお願いしますね!「はい。すみません」いえいえ~、こちらこそ説明不足で。

いち、に、さん…
じゅう、にじゅう、…

相互確認をして、自動釣銭機に投入したら、想定外の数値が表示されて、500円玉がポーンと出て、レジが壊れた。

!!!


…うわぁ!!!



悲鳴あげてる場合でない。

解除ボタンを押しても、投入金額が解除されず、むしろ何事もなかったような静けさ。な!な!なんで!

お客さん(業者さん)も急いでいる。そう、スケジュールが分刻み。それがわかっているから、余計に焦る。
上司に助けを求めて、「これを入れたら、こう、これが(焦

「記念硬貨だから飛び出たんだね」

あ!はい。
えーっと。一瞬見えた数字に500を足せば…と、この程度も電卓でないと、答えが出せない自分が情けない。

一瞬見えた数字が、一体どこからやってきたのだ!と思ったら、500円分マイナスだったんだよ!ということがわからず、うわぁ!!!…ポカーン…どうしょう…と思考回路が停止していた。ああ、優しい上司で良かった!「ナガノってみたよ」…一瞬で長野オリンピック記念硬貨とわかっていた上司すげー…と、感心して、まじまじと記念硬貨を見て、ボブスレーかなぁ?何かなぁ?…いやいやいや、記念硬貨にうっとりしてないで、暗算スイッチさすがに入れなさいよ!と思うワケで。

そろばんか。そろばんなのか。
目指すは珠算検定なのかな。うーん。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。