遊ぶというより、遊ばれてる気もしましたが・・・。
うちにはジャンクで購入したルータがたくさんあります。AC付きで300円とかで売って
ると、ACアダプタ目的で買うことが多いんです。
WBR2-G54も2台ほどあります。その昔、単に書き換えがしてみたいがために、そのうち
の1台をDD-WRT仕様にしてみました。でも、設定画面が細かすぎて、一度も実戦投入す
ることなくお蔵入りしてました。
今回、家のネット環境が不安定になって、どのルータに交換しようかとがさごそやって
たら久しぶりに出てきたので、純正ファームに書き戻して使おうとしたのですけど、
一度もDD-WRTに書き換えていないG54と比べると、えらくメンテナンス画面の読み込み
が遅い。
いろいろ調べると、DD-WRTに書き換えると、G54の内部のnvramに情報が書き込まれ、そ
のまま純正ファームに戻すと、それが影響してメンテナンス画面の表示が遅くなるらし
いです。
これを解決するにはnvramに書き込まれた情報を削除すればいいのですが、それが大変。
簡単に書くと、「OpenWrt」というファームに書き換えて、コマンドラインから
mtd -r erase nvram
と入れるだけ。でも、このOpenWrtに書き換える操作が大変なのです。
このまま使えないことはないけど、せっかく純正ファームに戻したのに、設定画面を
開くたびに、読み込みが遅くてストレスたまるなぁ。
・・・やってみるか!
実際の作業の概略は以下のとおり。
☆ここから先は、書いてあることがある程度理解できる方を対象とします。
だって、自分もわからないままいろいろ試して、ルータ1台だめにした~と思って
あきらめかけたくらいだから。ネットの情報を参考に自己流でやったので、最初に
やり方を見つけて、成功するまでに2時間ほどかかってます。
また、通常はLinuxのPCを使うみたいですが、手ごろなのがなかったので、当方は
WindowsXPのノートPCで実施しました。
※以下の説明では、G54の初期のIPアドレスを192.168.11.1とします。
また、あらかじめ、openwrtのファームウェアをダウンロードしておきます。
1.G54と有線LAN接続をして、Windows上でコマンドプロンプトの画面を2つ、どちらの
画面も見えるように開く。
2.そのうちのひとつのプロンプト画面では、
ping 192.168.11.1 -t
と入力し、Enterキー。ブレークさせるまで、G54との通信状態が表示されます。
このとき、通常は TTL=64 となってるはず。
3.もうひとつのプロンプト画面では、
tftp -i 192.168.11.1 put openwrt-brcm-2.4-squashfs.trx
と入力しておく。Enterキーは押しちゃダメ。
4.G54の初期化スイッチを5秒以上押して放す。そして、画面をじっと見つめる。
5.G54が再起動するときに、TTL=100 になるタイミングが数秒間あるので、そう
なったら、tftp~と入れておいた方の画面でEnterキーを押す。
しばらくすると、ファームウェアが書き込まれて、再起動します。
6.再起動したら、G54のIPアドレスは192.168.1.1に変わっているので、そのセグ
メントで接続できるよう、ネットワークの設定を変更します。
(ネットワークのプロパティで、PCのIPアドレスを強制的に192.168.1.4にしました)
7.これで、openwrtが書き込まれたG54と接続できるので、コマンドプロンプト画面で
telnet 192.168.1.1
と入力し、Enterキー。うまくいっていれば、openwrtのアスキーアートがプロンプト
画面に流れます。
もしかしたら、最初は初期パスワードの設定を聞いてくるかも。
8.そのまま、プロンプト画面で、
mtd -r erase nvram
と入力して、Enterキー。これで、nvramがクリアされて、G54が再起動します。
9.再起動後は、IEなどのブラウザでhttp://192.168.1.1/でGUIの設定画面に入り、
純正ファームウェアに書き換えるだけで完了。
(純正ファームは、ヘッダ部分を削除して、拡張子binを付ける必要があります。
これについては、dd-wrtから純正ファームに書き戻す記事を検索すれば、やり方
がでてきますよ。)
10.純正ファームに書き換え完了したら、IPは192.168.11.1になっているので注意。
nvramクリア後は、快適そのもの。速い速い!
やっぱり、こうでなくっちゃね。これで、安心して使えます。
うちにはジャンクで購入したルータがたくさんあります。AC付きで300円とかで売って
ると、ACアダプタ目的で買うことが多いんです。
WBR2-G54も2台ほどあります。その昔、単に書き換えがしてみたいがために、そのうち
の1台をDD-WRT仕様にしてみました。でも、設定画面が細かすぎて、一度も実戦投入す
ることなくお蔵入りしてました。
今回、家のネット環境が不安定になって、どのルータに交換しようかとがさごそやって
たら久しぶりに出てきたので、純正ファームに書き戻して使おうとしたのですけど、
一度もDD-WRTに書き換えていないG54と比べると、えらくメンテナンス画面の読み込み
が遅い。
いろいろ調べると、DD-WRTに書き換えると、G54の内部のnvramに情報が書き込まれ、そ
のまま純正ファームに戻すと、それが影響してメンテナンス画面の表示が遅くなるらし
いです。
これを解決するにはnvramに書き込まれた情報を削除すればいいのですが、それが大変。
簡単に書くと、「OpenWrt」というファームに書き換えて、コマンドラインから
mtd -r erase nvram
と入れるだけ。でも、このOpenWrtに書き換える操作が大変なのです。
このまま使えないことはないけど、せっかく純正ファームに戻したのに、設定画面を
開くたびに、読み込みが遅くてストレスたまるなぁ。
・・・やってみるか!
実際の作業の概略は以下のとおり。
☆ここから先は、書いてあることがある程度理解できる方を対象とします。
だって、自分もわからないままいろいろ試して、ルータ1台だめにした~と思って
あきらめかけたくらいだから。ネットの情報を参考に自己流でやったので、最初に
やり方を見つけて、成功するまでに2時間ほどかかってます。
また、通常はLinuxのPCを使うみたいですが、手ごろなのがなかったので、当方は
WindowsXPのノートPCで実施しました。
※以下の説明では、G54の初期のIPアドレスを192.168.11.1とします。
また、あらかじめ、openwrtのファームウェアをダウンロードしておきます。
1.G54と有線LAN接続をして、Windows上でコマンドプロンプトの画面を2つ、どちらの
画面も見えるように開く。
2.そのうちのひとつのプロンプト画面では、
ping 192.168.11.1 -t
と入力し、Enterキー。ブレークさせるまで、G54との通信状態が表示されます。
このとき、通常は TTL=64 となってるはず。
3.もうひとつのプロンプト画面では、
tftp -i 192.168.11.1 put openwrt-brcm-2.4-squashfs.trx
と入力しておく。Enterキーは押しちゃダメ。
4.G54の初期化スイッチを5秒以上押して放す。そして、画面をじっと見つめる。
5.G54が再起動するときに、TTL=100 になるタイミングが数秒間あるので、そう
なったら、tftp~と入れておいた方の画面でEnterキーを押す。
しばらくすると、ファームウェアが書き込まれて、再起動します。
6.再起動したら、G54のIPアドレスは192.168.1.1に変わっているので、そのセグ
メントで接続できるよう、ネットワークの設定を変更します。
(ネットワークのプロパティで、PCのIPアドレスを強制的に192.168.1.4にしました)
7.これで、openwrtが書き込まれたG54と接続できるので、コマンドプロンプト画面で
telnet 192.168.1.1
と入力し、Enterキー。うまくいっていれば、openwrtのアスキーアートがプロンプト
画面に流れます。
もしかしたら、最初は初期パスワードの設定を聞いてくるかも。
8.そのまま、プロンプト画面で、
mtd -r erase nvram
と入力して、Enterキー。これで、nvramがクリアされて、G54が再起動します。
9.再起動後は、IEなどのブラウザでhttp://192.168.1.1/でGUIの設定画面に入り、
純正ファームウェアに書き換えるだけで完了。
(純正ファームは、ヘッダ部分を削除して、拡張子binを付ける必要があります。
これについては、dd-wrtから純正ファームに書き戻す記事を検索すれば、やり方
がでてきますよ。)
10.純正ファームに書き換え完了したら、IPは192.168.11.1になっているので注意。
nvramクリア後は、快適そのもの。速い速い!
やっぱり、こうでなくっちゃね。これで、安心して使えます。
というか、どこまで楽しんでるんだってレベルな気がする。
そーいう意味でも元気そうでなにより。
こういう作業は、たまにやると新鮮に感じます。
この他に、RS-232C接続でターミナル使ってコマンド送り込んだ
りとか。
今は技術も進歩して、何かと便利な時代ですから、そういう苦労
がないのが、よかったり悪かったり・・・。