先ほど交換作業が完了して、ただいま充電中です。
以前、同じバッテリでセル交換を成功させていますが、今回はそのときと条件が
異なります。
リチウムイオン電池は多くの場合、「3.6Vセル」と「3.7Vセル」に分けられます。
(電池の構成成分からも分けることができますが、今回は横においときましょう)
一般的には、定格3.6Vセルを使っているバッテリパックのセル交換には、同じ定格
電圧のセルを使います。特性が違うとうまく充電できないようになっているからです。
FMV-6300MC4/Wのバッテリパックは3.6Vセルを6本使った10.8Vパックです。
今回は14.8Vのバッテリパック(Junk品、500円)からのセル交換を試してみます。
14.8Vということは、おそらく3.7Vセルの4本直列品。このパックが生きているかも
のかどうかも不明なので、今回の交換作業は「ダメモト」が基本です。
まず、6300MC4/WのバッテリパックをPカッターで「殻割」します。充電端子側に基
板が内蔵されていますので、カッターの刃で傷をつけないように慎重に開けましょう。
同じようにJunkパックも殻割します。
上が6300MC4/Wのもの。下がJunkパックです。
6300MC4/Wの青いセルはAT&T製の18650、Junkパックは型番こそ不明ですが、おそら
く三洋製の18650と思われます。同じ規格のはずですが、赤いセルのほうがやや長い
です。
充電基板のリード線を残しつつ、古いセルを基板から取り外し、新しいセルと交換
します。今回はセルの長さがあわないために、パック内の「仕切り突起」が邪魔に
なりますので、ニッパーなどで切り取ります。
今回の場合、新しいセルの配列が2本組×4セットだったため、そのうちの1セット
を切り取ってしまえば交換用セルが出来上がります。これはラク。
入れ替え完了の写真がこちら。
当方は「なるべく楽したい」と考えるので、セル間の電圧検知線もそのまま残して
交換しています。そのため、リード線の配置がちょっと不自然です。これが原因
で、今回のパックはふたが閉まらなくなってしまいました。
ただし、6300MC4/Wにこのバッテリパックを装着すると、このふたの部分は本体に
完全に隠れてしまうので、実はなくても平気だったりします。
当方は絶縁もかねてこんな風にカラーテープで覆ってしまいました。
見るからに怪しいです・・・。単体だと空港の手荷物検査で引っかかりそうな感じ。
この状態で本体に装着し、ただいま充電中です。
じわりじわりと電圧も上がってきていますし、ためしにバッテリ単体でも起動でき
ましたので、もしかするとうまくいったかも。
※昔から、三洋のセルは定格3.6Vのバッテリパック(特にPanasonic製セルを用いた
もの)と比較的相性がよくて、交換用のセルとしてJunkerの間では重宝していま
す。
問題は、仮に満充電状態になったとして、何時間稼動できるか・・・ですね。
この結果はまた報告します~。
以前、同じバッテリでセル交換を成功させていますが、今回はそのときと条件が
異なります。
リチウムイオン電池は多くの場合、「3.6Vセル」と「3.7Vセル」に分けられます。
(電池の構成成分からも分けることができますが、今回は横においときましょう)
一般的には、定格3.6Vセルを使っているバッテリパックのセル交換には、同じ定格
電圧のセルを使います。特性が違うとうまく充電できないようになっているからです。
FMV-6300MC4/Wのバッテリパックは3.6Vセルを6本使った10.8Vパックです。
今回は14.8Vのバッテリパック(Junk品、500円)からのセル交換を試してみます。
14.8Vということは、おそらく3.7Vセルの4本直列品。このパックが生きているかも
のかどうかも不明なので、今回の交換作業は「ダメモト」が基本です。
まず、6300MC4/WのバッテリパックをPカッターで「殻割」します。充電端子側に基
板が内蔵されていますので、カッターの刃で傷をつけないように慎重に開けましょう。
同じようにJunkパックも殻割します。
上が6300MC4/Wのもの。下がJunkパックです。
6300MC4/Wの青いセルはAT&T製の18650、Junkパックは型番こそ不明ですが、おそら
く三洋製の18650と思われます。同じ規格のはずですが、赤いセルのほうがやや長い
です。
充電基板のリード線を残しつつ、古いセルを基板から取り外し、新しいセルと交換
します。今回はセルの長さがあわないために、パック内の「仕切り突起」が邪魔に
なりますので、ニッパーなどで切り取ります。
今回の場合、新しいセルの配列が2本組×4セットだったため、そのうちの1セット
を切り取ってしまえば交換用セルが出来上がります。これはラク。
入れ替え完了の写真がこちら。
当方は「なるべく楽したい」と考えるので、セル間の電圧検知線もそのまま残して
交換しています。そのため、リード線の配置がちょっと不自然です。これが原因
で、今回のパックはふたが閉まらなくなってしまいました。
ただし、6300MC4/Wにこのバッテリパックを装着すると、このふたの部分は本体に
完全に隠れてしまうので、実はなくても平気だったりします。
当方は絶縁もかねてこんな風にカラーテープで覆ってしまいました。
見るからに怪しいです・・・。単体だと空港の手荷物検査で引っかかりそうな感じ。
この状態で本体に装着し、ただいま充電中です。
じわりじわりと電圧も上がってきていますし、ためしにバッテリ単体でも起動でき
ましたので、もしかするとうまくいったかも。
※昔から、三洋のセルは定格3.6Vのバッテリパック(特にPanasonic製セルを用いた
もの)と比較的相性がよくて、交換用のセルとしてJunkerの間では重宝していま
す。
問題は、仮に満充電状態になったとして、何時間稼動できるか・・・ですね。
この結果はまた報告します~。
上は、以前、裏で、ご紹介した富士通からの青セル
下は、昨年出回ってすぐに、
裏裏で、ご紹介した日立のエンジセルですね。
下のは、昼のお友達は、ルークスの殻割りで見たそうです。
(Fujitsu系にも、使われているのかな? だとすると行ける可能性高いですね。
エンジセル、IBM系では比較的使われていましたけどね。)
貴殿のbbench 結果、楽しみにしていますね。
当方は、未だ割っていません。温存ですw
ためにはじめて殻割したものです。
そのため、青いセルは購入当初から入っていたものです。
それにしても、このJunkパック、もうちょっと確保し
ておけばよかった・・・。
絶対安いもの!