農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

畑から一句(俳句)
畑のエピソード(エッセイ)
畑の感動(写真)

 その先の 畝の長さや 山笑う

2020-03-09 08:08:55 | 日記
先日、あのモリタさんが今年の桜の開花予想をしていました。それによると、例年より2週間ほど早い開花となるようです。確かに、日々の最低気温が高めの冬だっただけに、その流れで草木が早く寝ざめているわけです。私たちは今年も、3月末のじゃが芋の種芋を皮切りに、例年通りのスケジュールを組んでいましたが、少し前倒しにするのが賢明かも知れませんね。考えることは誰も同じようで、上野原の農園の様子を見に来た際に、昨年から野菜作りを始めた西隣の畑のご家族も、私たちの真上の畑の御主人も、早くも春耕をかけ、種まきや植え付けの準備を進めていました。どの畑にも十分の休養と施肥、それと水分を含んだ黒々とした畝が、野菜への期待感を想像させてくれます。このように、10年も畑を耕していると、肥沃になってくるものですね。「継続は力なり」という格言は、農業にも言える言葉でもあるようですが、手足が勝手に動きそうな陽気の中、甲斐の山々に囲まれた農園で、「ピアンタ」さんも、「レッドブーツ」さんも、「レデイバード」さんも、例年通りに野菜作りに励みたいと思うわけです。そう、春耕が終わり、真っ直ぐにのびた畝に立つのが、今から愉しみです(ストロー・ハット)。