農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

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畑のエピソード(エッセイ)
畑の感動(写真)

 鰯雲 そっと手をやる 実りかな 

2019-10-02 10:35:54 | 日記
台風の合間をぬった青空に、ポカリと浮かんだ秋の雲。鱗雲だったり、鰯雲だったり、鯖雲だったり、名前を聞いているだけでワクワクしてくるものですね。野菜作りをしていると、それが、収穫開始のサインともなってきます。時期から言って、そろそろ薩摩芋の収穫期。数年前に初めて薩摩芋を栽培した時に、見事に猪の餌食となってしまったことが、トラウマになったのでしょうか、「レッドブーツ女史」、「レデイバードさん」、そして「ピアンタさん」、丹精込めて畝の世話をしながら、猪の心配が尽きないわけですが、実の付き具合も気になるものです。そこで、ちょっと試し掘り。黒マルチの隙間から手を伸ばして、そっと手を畝に入れてみる。まだ小さめの感触ながら、いわゆる芋蔓式に地下を這っているのが分かります。収穫はもう少し先になりそうだが、ひと安心。あとは、薩摩芋の食べ時を本能的に知っている猪との、もしもの争奪戦。今年は、先手必勝の秋の様ですね(ストロー・ハット)。