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本で植物な卓上日記

時を刻む花に囲まれての読書が夢な植物日常日記

トケイソウの実~ベロッティー~

2009-06-18 18:47:46 | トケイソウ
再び、トケイソウのベロッティー開花です。
おおがらの花は、咲いているとインパクトがあり、あたりにトロピカルな雰囲気を漂わせています。



となりにもうひとつつぼみがついているので、開花が楽しみ。
でも、実はこのつぼみも、ぷくっとしてかわいらしかったりします。
つやつやした緑色に、まるまると膨らんでいく蕾、先端にとげみたいな突起があります。
このトケイソウは特につぼみが丸くなるので、可愛い印象です。

過ごしやすい気候になってきたのか、どんどん蔓をのばしていて、誘導が大変。
気づくと隣に置いた鉢の支柱に絡んでいたりします。
この時期、芽が離せません。



と、花と蕾に見とれていると…なんと実がなっていました。
そういえば、前に開花したベロッティーに、トケイソウの花粉を受粉させたような…??
あれ?どうだっけ??
記憶は曖昧ですが、とりあえず実がなったようで、喜んどきます。



まだ小さいですが、これからどれくらい大きくなるのか…。
そして、最大の関心事。
これって、食べられるの???

まぁ、とにかく生長するまで見守っておきます。
そして、美味しそうな香りがしたら食べてみるかも~♪


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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結実おめでとう (beachmollusc)
2009-06-20 08:07:04
この画像の実はいつの間にかできていたのでしょうか。

クダモノトケイソウは自家受粉する品種が選抜育種されているので手間がかからなくてよいのですが、他の多くの種ではそうは行きませんから昆虫にお願いするか、周りにそれがいなければ人工授粉するしかありません。

私のところではチャボトケイソウが同時に二つの株で開花したので、人工授粉してみました。その前後に咲いた、授粉しなかった3つの花はすべて結実しませんでしたが、人工授粉の花は二つとも実ができました。面白いことに、一つはグングン大きくなっていますが、もう一つの実はなかなか大きくなりません。

授粉しても(遺伝的な相性が悪いと)実ができなかったり、矮小化あるいは成長を止めて落果する場合もあるようです。動物で見られる自然流産と同じことが植物でも起こっているわけです。遺伝だけでなく、ストレスや栄養条件なども影響するでしょう。

クダモノトケイソウの花芽も出てきましたので、いよいよチャボとの種間交配の実験をやるつもりです。
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Unknown (beachmollusc)
2009-06-20 08:24:32
ベロッティについて専門書で調べてみました。

アラタP. alata とトケイソウ(花粉、オス親)P. caeruleaをWilliam Mastersという人が交配してつくった品種です。Belotという人物にちなんで命名されたものだそうです。果実はunknownとされていますので、品種が正しく認識されていれば、(文献上)初めて見られる物となるかもしれません。

アラタは南米で栽培され、果実は食用にされているそうです。トケイソウの実は食べられませんが、ベロッティはお母さんが食用種ですから、食べられる可能性が高いかもしれません。
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こんばんは (passiflora2007)
2009-06-21 20:39:06
コメント、ありがとうございます。

チャボトケイソウ、結実したようでおめでとうございます!
クダモノトケイソウとの交配もそろそろのようで。
これからの生長が楽しみですね。

ベロッティは、人の名前にちなんで名づけられたのですか。
初めて知りました!
色々教えていただいて、ありがとうございます。

ベロッティの実、今のところ順調に育っています。
さて、これからどうなるか、果たして最終的に食べられるものなのか…楽しみに様子を見てみます♪
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