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引っ越ししたので、うたた寝三昧

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泉屋博古館の伊万里染付の美を見る

2013年09月29日 | ぐるっとパスでアート展へ

泉屋博古館分館

特別展 「伊万里染付の美―図変り大皿の世界―」

 9月14日~12月8日 (10月28日に展示替え)
(東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車すぐ)

9/29(日)泉屋博古館分館へ行きました。





もともと伊万里や有田の焼き物が好きなので、楽しみにしていきました。
会場には、大きな皿がずらりと展示してあります。
見る人はそれほど多くないので ゆったり鑑賞できます。

どの絵柄も圧涛Iで素晴らしい。 お料理を載せるのはもったいないくらい。
テーマになる絵柄の周囲や背景が細かい模様でうめつくされているもの、ユニークで大胆な絵柄など、どれも見飽きません。
1枚だけ我が家にあるより こうやって並べられている方が互いに引き立てあっていいような気がします。 (^^ゞ

展示替えがあるので、もう一回いこうかしら! symbol4
泉屋博古館 分館(東京) > 展覧会紹介 より
江戸時代後期、料理文化の隆盛とともに、料理を盛り付ける「うつわ」もより華やかになり、直径40cmを超える大皿が数多く生産されました。染付大皿が生み出されたのは肥前・有田。有田から伊万里の港へと運ばれた大皿は、日本の各都市へと流通し、往時の宴会の場を盛り上げました。
大画面に描かれた迫力の意匠は、圧涛Iな存在感で見る者を魅了します。画面の中で飛び跳ねる巨大な鯉、実物の大きさを想起させる相撲絵や象の姿。鯛を掲げ楽しげに踊る恵比寿さま、鶴や旭日などのおめでたい絵柄。美しく繊細な藍彩で表現された大皿には、往時の職人の豊かな絵心が存分に表現されています。本展では、同時代の絵画作品と共に、江戸時代に華開いた伊万里染付「図変り」大皿の魅力をご紹介します。

都会の真中のビルと緑に囲まれた泉屋博古館分館




めも:2013/09/29 940SH AS で撮影


    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

キーワード : 陶磁器の名品

 


大倉コレクションの精華Ⅱを見る

2013年09月29日 | ぐるっとパスでアート展へ

大倉集古館 館蔵品展

「大倉コレクションの精華Ⅱ―近代日本画名品選―」

 8月3日(土) ~ 9月29日(日)

9/29(日) 大倉集古館に行きました。
 南北線 六本木一丁目駅 改札口 出口より 5分
 (ホテルオークラ東京本館正面玄関前)
とわかっていたのに、六本木から歩いて ウロウロ。
近くのアメリカ大使館付近は 警備が厳重みたいで、ちょっと回り道。
次回は絶対 六本木一丁目駅から行きます!

やっと辿り着いた入口。


他にはない独特の景観の建物


初めて来た時には、びっくりしましたね。



めも:2013/09/29 940SH AS で撮影

kirakira 昭和5年に実現させた「羅馬開催日本美術展」に出品された絵画を中心に展示してあります。
面白かったのは、その「ローマ展」の様子の写真や資料です。
大倉の揃いのハッピを着た人たち。法被のデザイン画。
古代ローマの遺跡に展示される日本の美術のミスマッチ感!
モノクロの絵葉書など、他では見られないコレクションです。
大倉財閥を継いだ長男・喜七郎は、父の残した蒐集品に更なる息吹を加えました。同時代の新しい画家たちを擁護し、その発展に尽力を続ける中で、昭和5年に実現させた「羅馬開催日本美術展」は喜七郎による芸術支援の白眉となりました。
本展では"ローマ展"に出品され世界に向けて日本の美を印象づけた近代絵画の優品を中心に、明治から昭和にかけての日本画コレクションを紹介します。

light 大倉喜八郎についても知りたくなりました!

参考 「大倉集古館」
実業家 大倉喜八郎が、日本初の私立美術館「大倉集古館」を開設し、二代目喜七郎が引き継いだ。
大倉財閥 - Wikipedia  大倉喜八郎 - Wikipedia  大倉喜七郎 - Wikipedia

このあと、泉屋博古館分館へ ⇒ Myブログ



◎「松岡コレクション 印象派とその時代」を見る

2013年09月22日 | ぐるっとパスでアート展へ
ぐるっとパス 2013/9/6~11/5

松岡美術館
4月21日(日)~ 9月23日(月・祝)

松岡コレクション 印象派とその時代

松岡コレクション うつわのかたち







9/22 松岡美術館に行きました。
会場には、ルノワール始め、おなじみの画家の絵もありますが、全く知らない画家も!
色彩がきれいで、それぞれ個性的。印象派の絵はいいですね。
イギリスのヴィクトリア朝絵画や、フランスのアカデミー絵画は、これまでにも見ているかもしれないけれど、あらためて印象派と同時代という観点で眺めました。

うつわの展示も面白かった。
漠然とした展示ではなく ポイントが絞ってあるのでなるほどと思いながら見ることができました。

松岡美術館では、QRコードによる解説が設置されていて、携帯電話でQRコードを撮影し解説文を読むようになっています。
白金台にある松岡美術館は、日本画、東洋の陶磁器、西洋絵画、古代オリエント美術など多岐にわたるコレクションで知られています。

「印象派とその時代」
は、その中の印象派に焦点をあてた展覧会で、
印象派と同時代の英仏絵画の紹介も行うのが特徴です。
展示室5で、ブーダン、モネ、シスレー、ピサロ、ルノワール、プティジャン、ギヨマン、ロワゾー、モレなど印象派絵画を、
展示室6では、イギリスのヴィクトリア朝絵画のミレイやポインター、理想美を追求したフランスのアカデミー絵画などが鑑賞できます。

また、松岡コレクションには、世界中のさまざまな地域、さまざまな時代に製作された、多種多様なうつわが収蔵されている。
「うつわのかたち」では、約50件の陶磁器を展示
うつわにみられる「手」・「耳」・「植物」のかたちに注目して、中国、日本、韓国、ベトナムの東洋陶磁器をはじめ、古代ギリシア陶器、ペルシア陶器、古代ガラス、中国清朝玉器などを紹介する。


clover 国立科学博物館附属自然教育園
 

人間国宝 松井康成展

2013年09月10日 | ぐるっとパスでアート展へ

没後10年 人間国宝 松井康成展
練上技法による魅惑の陶

2013/7/13 ~ 9/23 ニューオータニ美術館 (永田町)


めも:2013/09/10 940SH AS で撮影

本展では、伝統技術を基盤とした創造性豊かな表現で、現代陶月jに足跡を残した松井康成の没後10年を記念して、松井の全練上技法を網羅する茨城県陶券?p館の所蔵作品を中心に、松井の作陶道具、陶片、写真など多彩な資料をあわせて紹介いたします。

日曜美術館で紹介されてチラッと見たとたん、
「松井康成」の焼き物に心を奪われました。
「練上」という技法を極め、更に独自の表現を追求した美の世界。
ぜひ見てみたい!

9/10 ぐるっとパスのコースになっていたので、さっそくGO!
会場は、数回行ったことがあるこじんまりしたところ。

◇ まずは、若いころの作品から見ていきます。
初期、60年代(昭和45年)、灰釉をかけた作品や志野、黄瀬戸、掻落、練上等の作品。

◇ しばらく行くと、丸い器が並ぶコーナー。
「嘯裂(しょうれつ)」「象裂(しょうれつ)」の作品。
まるで宇宙に浮かぶ惑星のようです。 
赤く燃えるような火星、縞模様は木星、
そして太陽系よりはるかな宇宙の惑星たち、幻想的。
alien 一番気に入ったコーナーです。

展示は年代別に進みます。
70年代~80年代「線文(せんもん)」「嘯裂(しょうれつ)」「象裂(しょうれつ)」「破調(はちょう)」
80年代「堆瓷(ついじ)」「風白磁(ふうはくじ)」「晴白(せいはく)」、
90年代から「萃瓷(すいじ)」「玻璃光(はりこう)」へと、練上技法の工夫によって豊麗な美と輝きのある作品を制作しています。

どれも独自の技法の作品に目を瞠るばかり。

何度も往復してじっくり鑑賞。ステキな時間でした。

キーワード : 陶磁器の名品

 


安野光雅が描いた御所の花展

2013年09月06日 | ぐるっとパスでアート展へ

安野光雅が描いた御所の花展

日本橋高島屋8階ホール 2013/8/28 ~ 9/9

大好きな画家、安野光雅。
だまし絵(トリックアート)の絵本は、何回みても見飽きません。

今回は、お花の水彩画です。TVで紹介されていて
ステキな水彩画に魅せられて 9/6に見に行きました。
御所のお庭に入ってスケッチができるなんて、すごいですね。
咲いている花は、和風な野草がたくさん。
野草と言っても、それなりのお手入れがあっての野草です。

会場は、混んでいましたが、なん往復もしてじっくり楽しみました。
春・夏・秋・冬の順に 草花や木々の実などが並びます。
描き方はバラエティに富んでいて、いかにも水彩画っていうのもあれば、日本画風なのもあり、見飽きません。
最後にゲットしたグッズは、バラ(エンプレスミチコ)のクリアファイル。
色合いがとってもステキなんです。

9月1日(日) 午後8時45分 ~ 9時00分 Eテレ
日曜美術館 アートシーン ▽“安野光雅が描いた御所の花”展 ほか

 どんな水彩画かというと・・・
両陛下のお庭を彩る四季の草花を描いた水彩画130点 両陛下は、平成5年(1993)12月に吹上御苑の中の「御所」にお住まいを移されてから、軽井沢のユウスゲやシラカバ、那須御用邸のキキョウ、鳥取県のらっきょうなど、各地から種や球根を取り寄せて庭で育ててこられました。
中には、皇后に贈られたバラ「エンプレスミチコ」やハス「舞妃蓮」、阪神大震災で亡くなった小学生の名前にちなんだ「はるかのひまわり」など、特別な思いがこもった花もあります。
両陛下の本を装丁したご縁から、画家の安野光雅さんが平成23年(2011)1月から1年余りにわたって御所に通い、四季折々の草花約100種類を水彩で描きました。
カタログには安野さんのエッセーと、全作品130点を春夏秋冬にわけてフルカラーで掲載。安野さんは、「もともと花が好きでしたが、描くことで、自然の花の命が身近なものになった」と語ります。
淡い色彩の絵には、草花に対する愛情があふれています。

安野光雅 御所の花展 図録 NHK出版 2014年発行、153ページ。A4変形版、フルカラー

御所の花 ~ 奇跡のように皇居に残る武蔵野の植物たち。
両陛下のお住まい近くに咲く四季おりおりの花130点を、文化功労者・安野光雅画伯が描く愛蔵版画集。

大好きな皇居「東御苑」の木々や草花の写真です。
 ⇒ 東御苑 ~ Myブログ「散歩道の野草と風」

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2016年5月16日 追記
吹上御苑の自然観察会に参加したので、安野さんの水彩画の本を もう一度見たくなりました。
 ⇒ Myブログ:吹上御苑の自然観察会