宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

寒蘭

2019年11月21日 | 古典園芸

写真:阿波寒蘭(徳島県)『山里』

今年も寒蘭たちが咲いてくれました。
先に開花した“杭州寒蘭:無名赤花”など数鉢の花は既に咲き終わったので花を切りましたが、この『山里』はまだ咲き残っています。
しかし、これもかなり咲いて老花と成ってしまいましたのでそろそろ花茎を切り取ろうかと考えています。

前にも記しましたが蘭界の方向性が合わなくなったのでわが家の蘭達の殆どを処分してしまったのでしたが、それでも好みの蘭(春蘭と寒蘭メイン)を2・30鉢残して有りますので、季節の移ろいを蘭の花で楽しんでいるのです。

そろそろ蘭の花も終わる季節なのですが、我家では台湾寒蘭柄物『霧山黄』と支那寒蘭「無名素芯」の2鉢がまだ花が咲いていません。
これ等は例年遅咲きで12月に入ろうかと言う位に咲くのが通例なのですが今年はやや遅く、12月に入ってからの開花となりそうなので上手く行けばお正月に…等と期待しているのです。

実は支那寒蘭「無名素芯」は産地が不明なのです。
同じく支那大陸産の、“杭州寒蘭”と称される一群は我が国の寒蘭と同じような時期に開花するのですが、この寒蘭の開花はかなり遅くて“台湾寒蘭”の開花時期並みとなるのです。
その様な事からこれは南方の地区産で、いわゆる杭州寒蘭とは違うグループなのであろうと思っています。
蘭会でワイワイやっていた時にはこんな些末な事をあげつらっては批評(と称するこき下ろし)をしあいながら自身の保有する蘭を自慢しあっていたのでしたが…。
(^^メ)

何れにせよ冷静に成ってみれば、素芯で香りも良く素敵な花を見せてくれれば全くの無問題と言う所でしょうか。
( ^ω^ )イウコトナシ
コメント
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