写真:『隆昌素』
これは大陸奥地蘭の一種です。
春剣蘭の素芯花の選抜種と言う事のようですね。
確かに、春剣素芯と比べると似ているようです。
ただ全体に色が抜けていて、流石に選抜種だと感じさせられます。
発表当時は数が少なくもの珍しい品種と言う事で価格が飛んだ時代も有ったようですが、奥地蘭の常で繁殖率が良い為にリーズナブルになってくれました。
不思議なものでそれまで囃し立てていた人たちは値段が下がると見向きもしなくなったのです。
まあ、流行の先端を追う人達はどの世界にも居ますからね。(^^;)
私は流行の先端を張れるほどの財力が無いので、時代遅れ(?)の花を皆さんの周回遅れで楽しんでいるのです。 (*^.^*)エヘッ
日本春蘭では未だに「朱金の『福の光』が最高だなぁ」と思っている派なもので。(*^^)v
もちろん流行の最先端の品種も育てていない訳ではありませんが、流行に惑わされる事無く、自分の好きな品種を楽しむというのが私には合っているようです。
何れにしても素敵な花を安く楽しめるようになったと言う事は嬉しい事だと思っています。