アロマな毎日 in スイス

アロマ中心のマッサージ自宅サロン開業15年目のぱんだと申します。セラピーのことや日常を綴りたいと思います。

風邪気味

2008-12-08 | アロマセラピー
ちょっと風邪を引いたようで、
のどが痛くて、セキが出ます。

軽い風邪のときは、たいてい、わたしは
ゆっくり過ごしながら、
アロマセラピーで治します。

お風呂に、ティーツリー、ラベンダー、ユーカリなどを入れ、
沐浴をしたり、
ティーツリー、ユーカリ、ローズマリーなどの精油で
蒸気吸入をしたリ。

そのどれもやる気力がないときは、
リンパ節のところにラベンダーオイルをすりこんで、
そのまま寝ます。

たいてい2,3日で症状が軽くなってきます。

去年の今頃も風邪を引きました。
アロマセラピーを使っても2,3日立っても症状が改善されないので、
ものすごく久しぶりにお医者様に行ってみました。

診察してもらった結果、
お薬を出してもらったのですが、
それが、蒸気吸入のためのタブレット
(ユーカリ、ローズマリーの精油入り)と
飲み薬(これもユーカリ、ローズマリーの精油使用)でした。


「なんだ~、お医者様に行かなくても
私がやってることそのままだ」と思いましたが、
ちゃんと医療の現場でも精油がつかわれていることが
確認されて、とてもうれしかったです。



※精油の内服は、自己判断では危険ですから
ご自宅で、自分の判断では絶対にやらないでくださいね!

Grittibänz (グリティベンツ)

2008-12-06 | 日常生活
この時期になると、Grittibänz(グリティベンツ)という
人の形をしたパンが売られています。
この時期限定です。

毎年12月6日付近の週末には
子どもたちと一緒に
Grittibänz(グリティベンツ)を焼いています。

今日は午前中に作って、お昼ご飯にいただきました。
一昨年に作ったのは、
宇宙人みたいだったのに、
今年のは、なかなかかわいかったです。
年々進歩していくなあ・・・。




サミコラウスの日 2

2008-12-06 | 日常生活
我が家には、
今年は12月3日にサミコラウスがきてくれました。
2人ともいい子で、たくさんほめられて、
無事に今年もサミコラウスの日が終わりました。

翌朝、迎えに来た同級生の子どもたちのところにも
夕べサミコラウスが来たようで、
話しているのを聞いたのですが、

友達の男の子「昨日うちにサミコラウスとシュムッツリと天使が来た」

うちの子「うちにもきたよ」

男の子「あの天使、本物じゃないと思うよ」

うちの子「ええ?なんで?」

男の子「だって、鼻にピアスしてたんだよ」

うちの子「ええ?」

男の子「本当の天使なら、鼻にピアスなんかしてないよ。きっとあれは人間だよ」

うちの子「えぇ~。」

こんな感じの会話でした。

その男の子は9歳、うちの子は8歳ですが、
ああ、こうやって、疑いの心を持っていくのか・・・。
と目の前で交わされている会話を、
どきどきしながら聞いていました。

そういえば、
一昨年は
「学校に来たサミコラウスは、
音楽のベルチ先生ではないか」という疑惑が
男の子たちから持ち上がったそうなのです。

「サミコラウスの靴がベルチ先生の靴だった」と
いうことが発端だそうです。
(よくみてますよね)

もっと小さい頃は、
シュムッツリの袋に入れられて
連れて行かれちゃったらどうしよう、
と泣きそうになって、怖がっていたのになあ・・・。

子どもってこうやって大きくなっていくんだなあと、
実感した朝でした。


サミコラウスの日

2008-12-06 | 日常生活
12月6日はスイスの子どもにとって、特別な日です。
だって、サンタクロースが来る日ですから。

え?
サンタクロースって、12月24日じゃないの?

そうですよね、私も初めてそれを聞いたときは、そう思いました。


サミコラウスとは、
「聖(セント)・ニコラウス」のことで、
12月6日はセント・ニコラウスの日なのです。

そしてこの日は、
サミコラウスが上から下まで真っ黒のシュムッツリと
天使を連れてきてくれます。
(天使なしのところもあるそうです)

天使は世界中の子どもが
この1年間に行った良いこと悪いことを書きとめた、
大きな本を持っていて、
いい子にはピーナッツやチョコレートや
みかんが入っている袋がもらえます。

パパやママのいうことを聞かなかった悪い子は
シュムッツリがもっている、大きな袋に入れられて、
森に連れて行かれてしまのです。


なんだかわくわくどきどきですよね。


サミコラウスたちは、
この時期幼稚園や、学校
(私の子どもが行っている学校では3年生のところまで)、
各家庭などに来てくれます。
そして子どもたちにプレゼントをくれるのです。

さて、サミコラウスたちはいったいどこから
きてくれるのでしょうか?

子どもたちは
サミコラウスたちは森から来ると信じていますが、
実は、町や村には、
「サンタクロースの会」があって、
そこに申し込むと、
サミコラウスを有料で派遣してくれるのです。
(我が家がお願いしているサミコラウスは、
いつも金額欄が空欄の振込用紙を送ってきます。
依頼人が、いくら御礼をするか決めてよいのです)

申し込みの際に、
子どもの名前、年齢、好きな食べ物、
子どものいいところ、悪いところを記入した用紙も
提出しておきます。
これが、天使の本の1ページになるわけです。

子どもにあげるプレゼントは
依頼した各家庭で用意し、
サミコラウスが来る寸前にドアの前においておきます。
それをシュムッツリが大きい袋にいれてから、
ドアをたたいて、彼らの訪れを知らせるのです。

子どもたちはサミコラウスにほめられたり、
注意されたり、さとされたりした後、
サミコラウスを題材にした詩を暗誦し、
ご褒美にプレゼントをもらいます。

まるでおとぎ話の1ページのような光景です。


「猫ミント」って「またたび」?

2008-12-06 | ハーブ
我が家の庭は夫(れっきとしたスイス人ですが)の趣味で、
盆栽があふれています。
訪れた人が「ぎょっ」とするほどの盆栽の数です。
わたしは盆栽の手入れはしませんが、
片隅にあるわたしのハーブの世話だけはしています。

我が家にあるのは、
ラベンダー、ローズマリー、タイム、
ミント、セージ、ワイルドストロベリー、
ルバーブ、ラズベリーにブルーベリーくらいで、
そんなに数も多くないですし、
第一、手をかけなくても元気ですから、
世話とは呼べないものかもしれませんが。

それでも、実を食べたり、
お風呂に入れたり、料理に使えたり、
化粧品を作ったりできる実用的な植物として、
ハーブは大好きです。

そんな私が、最近、
聞いたことがないミントの名前を発見しました。
その名も「猫ミント」(直訳です・ドイツ語ではKatzenminze)。

我が家ではペットを飼ってはいないのですが、
ご近所で飼われている黒猫が毎日遊びにきます。
2時間だけのときもありますが、
一日中うちで寝ていることもあって、
すでに我が家の一員として半分認められているほどです。
名前はハクセリ。(魔女ちゃんという名前です)

このハクセリ、今年で13歳で、
猫としてはもう高齢のはずですが、
ほっそりとして、気品があって、
毛並みもつやつやで、人懐っこく、
すばらしくかわいい猫なのです。
つめを立てたり、いたずらをすることもなく、
静かに寝ているか、こどもたちと遊んでくれています。

ある日ハクセリが、
床に転がっていた小さいネズミのぬいぐるみで
遊んでいるのを見て、
下の子どもが「ハクセリにねずみのおもちゃをかってあげたい!」と
言い出しました。

そこでペット用品コーナーで
猫用のネズミのぬいぐるみをかってきたのですが、
パッケージに「猫ミント入り」と書いてあります。

はじめてみるミントの名前だったので、
ちょっとどきどき、わくわくしました。
猫ミントってマタタビのことなのかしら?
ハクセリ、大喜びしちゃうのかしら?

調べてみると、
英語ではキャットニップ(catnip)というらしく、
和名はイヌハッカというのだそうです。
キャットニップは聞いたことがありました。
ネットで調べてみると、
西洋マタタビとして、猫グッズとして売られているようです。

綺麗な花ですし、料理やお茶にも使えるそうなので、
ちょっと育ててみたくなりました。

そうそう、肝心の猫ミント入りのネズミのおもちゃは、
ハクセリにはあまり面白くもなんともなかったようです。
ちっとも遊んでくれませんでした。
2センチくらいの小さなねずみだったので、
使用されてるミント量が少なかったのかなあ・・・?

ちょっと残念でした!




アロマセラピーでシラミ駆除 4 シラミ駆除オイル・シャンプーレシピ

2008-12-05 | アロマセラピー
シラミ駆除オイル

ティーツリー   20滴 
ユーカリ     20滴 
ローズマリー   40滴
ゼラニウム    20滴
ラベンダー    50滴
(あわせて150滴になるように)

アーモンドオイル150ml



これらの精油をアーモンドオイルに混ぜてよく振ります。
(5パーセント濃度のトリートメントオイルができます)
しらみのついた髪にたっぷりつけて、マッサージ。
その後ラップか、シャワーキャップに髪の毛を包んで2時間くらい放置。
(もっと長く放置できれば放置しておいても大丈夫です。
私は最初は4時間位そのままにしました)

このトリートメントは、
シラミを見つけた日に早速はじめ、
その3日後にもう一度行いました。
後は、最初の日から数えて一週間後、
2週間後、3週間後、という具合に、
5回行いました。

※小さいお子様、皮膚が弱い方はオイルの量を
減らして濃度を低くして試してください。

また使用前にはパッチテストをすることをお勧めします。


シャンプー

ティーツリー   30滴 
ユーカリ     20滴 
ローズマリー   50滴
ゼラニウム    40滴
ラベンダー    60滴
(あわせて200滴になるように)

これらの精油を市販のシャンプー200mlによく混ぜます。
5パーセント濃度です。
後は普通のシャンプーと同じように使ってください。
わたしは、シラミを見つけた日に
これを作り、しらみの卵が完全になくなるまで使用しました。

しらみがいない人も使えますよ!
わたしは、学校のシラミチェックで
クラスメートにしらみが見つかった場合は
うちの子にシラミがいなくても、
予防のため、総量100滴にしたシャンプーを作り
使っています。

おかげ様で、2年前の冬以来
シラミとは無縁の生活を送っています。



アロマセラピーでシラミ駆除 3 オイルトリートメントとシャンプー

2008-12-05 | アロマセラピー
まず、オイルトリートメント。

ティーツリー、ユーカリ、ゼラニウム、
ラベンダー、ローズマリーの5種類のオイルを
スイートアーモンドオイルで希釈して、
娘たちの頭にたっぷりつけて、
ラップで覆って、2時間放置。

その後、シャンプーでよく洗って、
オイルをよく落とします。
そのオイルトリートメントは時間を置いて
5回繰り返しました。

そして、毎日のシャンプーには、
オイルにブレンドした5種類の精油を
5パーセント濃度でブレンドした物を使いました。

もちろん枕カバーは毎日洗濯、
シーツと布団カバーは一日おき。
(変えない日は頭にあたるところにタオルをおき、
それだけは取り替えました)
そして毎晩シラミの卵がついている頭髪を
チェックしてはさみで切りました。

2週間を過ぎた頃には卵もほとんどなくなり、
4週間過ぎた頃には、
まったくなくなっていました。
今となっては、精油のシラミへの
劇的な効果もわかったし、
いい経験だったと思いますが、
毎日洗濯物は多いし、
子ども達のロングヘアを掻き分けながら、
卵を探した4週間は、やっぱり大変でした。

それ以来、
いつ、どこからもらってくるかわからないので、
シャンプーには5種類の精油を2.5パーセント濃度に
ブレンドして使っています。

香りもよいので、シラミとは無縁の短髪の夫も、
このシャンプーは大のお気に入り。

遊びに来た友達にも
「このシャンプー、髪の毛がつるつる、つやつやになる!」と
大好評でした。
(うふふ、でもね、それシラミ駆除用なのよ~!)


じつは日本の友達に、
始めてこの話をしたときには、
「スイスでシラミ?戦後の日本じゃあるまいし」と、
ものすごく驚かれたのですが、
その数年後、その友達のお子さんもシラミで苦労していました。

ドイツに住む知り合いにも、
アロマセラピーでのシラミ駆除の方法をメールしたことがあります。
小さい子どもたちは、遊びの中や、
学習の作業の途中で頭をくっつけあうことも多いですし、
最初はなかなか気がつきませんから、
容易に広がってしまうのでしょう。

スイスでは、シラミが原因でのいじめなどの話は
聞いたことがありませんが、
日本だったらどうでしょう?ちょっと気がかりです。

最近では、市販のシラミ駆除シャンプーが聞かない
「新型シラミ」なども出現してきたようです。
「うちに限ってそんなことあるわけない」と
お思いの方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが
(私も、そう思っていました)、
どこでもらってくるかわかりません。
不潔な頭につくというわけでもないらしいですし。

もし万が一、お子さんの頭髪にシラミを見つけても、
ショックを受けたりしないでくださいね!


アロマセラピーでシラミ駆除 2

2008-12-05 | アロマセラピー
それは、2006年の12月
クリスマス休みに入ったばかりの頃。


テレビを見る子どもたちが
ものすごい勢いで頭をかきむしっている。

そういえば、最近、子どもたちが頭を
かいていることがおおかったんです。
それも、すごい勢いで、かきむしっている。

何かがおかしい。あんなかきむしり方するなんて・・・。

そういえば、私もこの間、頭が異常に痒かったことが
あったことを思い出しました。

普通の痒さじゃなくて、
針か何かで刺された後、
頭皮が緊張しながら頭一面に痒さが広がるような
初めて感じる、頭のかゆみ。

いや~な予感がした私が、
頭をチェックすると、
当時1年生6歳だった上の娘の頭髪に
シラミの卵をたくさん発見してしまいました(涙)
幼稚園生4歳だった下の娘にはちょこっとだけ発見。

そして念のため見てみた私の髪にも、卵発見・・・。
娘たちが時々ベッドに入ってくるので、
そこからうつったようでした。
大ショック~~!

(ちなみに丸刈りの夫はセーフ!でした)

やられた~、とがっかりしましたが、
気を取り直し、急いで駆除することなりました。

夫が急いで市販のシラミ駆除シャンプーを
買ってきてくれたので、
一回使ってみました。

でもかなり作用が強力なのか、
子どもの頭をシャンプーした私の手が
ばさばさに荒れてしまったので、
子どもの頭皮への影響を考えて、
使うのをやめました。



そこで、いよいよアロマセラピーの登場です。


アロマセラピーでシラミ駆除 1

2008-12-04 | アロマセラピー
「シラミ」


日本にいたときは見たことがなかったのですが、
ここ、スイスでは、意外や意外、結構身近な存在なのです。
(ちっともありがたくはないですが)

それは上の子どもが幼稚園1年目のある日のこと、
幼稚園から帰ってきた子どもがこんなことを言いました。



娘「ママ、今日、シラミチェックの女の人が来た」
私「はあ?」
娘「髪の毛にしらみがいないか、チェックする女の人がきたの!」
私「なにそれ?それで?」
娘「ジェシカと、カロリンにシラミがいたから、すぐにうちにかえらなくちゃいけなかったの」
私「えぇ?!(驚)それで?」
娘「それだけ」
私「えぇ?」(話を聞いてもよく飲み込めない・・・)



翌日幼稚園で先生に聞くと、娘の言ったとおりでした。

シラミチェックの先生は一年に何度か
幼稚園、小学校を訪問し、
子どもたちの頭にしらみがついてないかチェックします。

シラミがいた子どもはすぐに自宅に帰され、
親には「シラミがいるので、
特別なシャンプーを使って駆除するように」と
お知らせが行きます。

そしてシラミがいなくなるまで体の接触がある
体育の授業は出席停止になります。



シラミが見つかっても、
別に保護者や、子どもたちはしらっとしてます。
「だって、シラミ駆除シャンプー使えばいいことでしょ?
病気じゃあるまいし」なんていって、のんびりしています。

確かにそうか、死ぬわけじゃないし。
私もそんな風に納得しました。
そんなに大事のようには思えませんでしたから。

でも、シラミ、これがじつは結構面倒くさかったんです。
自分の子どもにシラミがついちゃってみると・・・・。







アロマな日常

2008-12-04 | アロマセラピー
私がアロマセラピーにはじめて出会ったのが1993年。
アイルランドに住んでいた頃でした。

疲れた心を癒してくれるようなやさしい香りとのお付き合いが、
こんなに長く続くものとは、その時は思っても見ませんでした。
その後1996年から1997年にかけて
イギリスでアロマセラピーやマッサージなどの国際資格を取り、
以来セラピストとして仕事をしています。

アロマセラピーという言葉は日本では
もうすっかり市民権を得たように思えますが、
実際どのくらいのご家庭にアロマセラピーの精油の小瓶が常備されて、
日常的に使用されているのでしょうか?

現在スイス在住10年のアロマセラピストである私は、
6歳と8歳の女の子のママでもあります。
そして家庭でのちょっとした怪我に、風邪に、健康維持に・・・と
アロマセラピーを多用しています。

アロマセラピーはお薬ではありませんし、
魔法ではありませんから
どんな症状でも一瞬で治る、というわけではないのですが、
でも、私の経験上、日常生活でのちょっとした体調不良なら
アロマセラピーは充分、役にやってくれますし、
たいていの場合期待を裏切りません。


我が家では市販の風邪薬や傷薬が入っている普通の救急箱は
めったにつかわれることはありません。

転んで血がでた、虫にさされた、風邪の引きはじめらしい・・・
なんていう場合には、まず私の精油箱が開かれます。


血が出たときや虫にさされたときにはティーツリー。
風邪の引きはじめにはユーカリとローズマリーで蒸気吸入。
頭が痛いときにはラベンダーでこめかみマッサージ。
ちょっと落ち込んだときにはラベンダーとゼラニウムで沐浴。


そんな感じです。

親しくお付き合いをしているお友達にも
そんな私のアロマな日常に興味を持ってもらえました。
今では、彼女たちの救急箱にも
ラベンダーやティーツリーなどが
仲間入りしているようで、
なんだかとてもうれしくなってしまいます。